令和2年11月29日(日)
見ほれるほど
区の図書館からお借りしていました
宮本輝『三千枚の金貨』上下巻 完読
あらすじ
入院中の末期がんの患者から、
和歌山の山中に、
『溜息をついて唖然と見惚れるほどに美しい花を咲かせる
その桜の木の根元に メープルリーフの金貨を埋めた。
4分の1オンス、2分の1オンス、1オンス、合わせて三千枚ほど。
探し出したら上げるよ』
と言われたことから始まる物語
宝探し? サスペンス?と思いきや
人間模様がゆっくりと流れ
どこというわけでもないのに
徐々に惹かれていったのでした。
コロナ禍で引きこもり生活が続いている中
気持ち落ち着く時間が持てました。