りんごっこ劇場

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野沢尚 『破線のマリス』読後感想

2020年08月30日 |  小説 読書

令和2年8月30日(日) 

 

夕べから音を立てての雨が 

ほんとにホントに 久しぶりの雨が 

昨日までの気温差にうろうろ 

寒すぎて風邪ひきそう

 

 

 

○○郵便局の「仔ひつじ文庫」からお借りしていました

ミステリー小説 野沢尚「破線のマリス」 完読 

初作家さん作品を手にしました。

 

 

あらすじ 

首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集をになう彼女、

虚実のはざまを縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創り出す。

彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった⁉

事故か、他殺か、一本のビデオから始まる、

 

駆け出しの頃の彼女は、編集について

報道には 5W1Hだけじゃない

二つのFが必要

「どこで」「いつ」「誰が」「何について」「なぜ」「どのような方法で」

という全体の目鼻立ちに加えて、

「FOR WHOM」と「FOR WHAT」が必要と教えてもらった。

 

今や神の手となった女編集者、

報道編集局には右に出る者がいないといわれるまでになったというのに

やらせに翻弄されるとは、

 

 

ちょっとホラー?と気にかかりながらもページを進める

中盤辺りからは一気に集中

ちなみに、

破線とは、テレビ画面を構成している五百二十五本の走査線の意

マリスとは、報道の送り手側の意図的な作為の意

 

 

 


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