海の生簀

若い頃の子規たちの松山での句会「三津のイケス」を書いていたら、「海の生簀」に行きたくなった。こちらは、宮城北部の志津川湾・漁港にある志津川フィッシングパーク。
おととい金曜日は、横浜桜木町・「みなとみらい」、日本丸など横目で見て、いい天気、都会の奇麗な一帯なのに遊ぶ時間と余裕はなし。横浜と海べりはいいなあ。

さて、今日の釣り。ことしは、まだ海水温が例年より２度ぐらい低いようで、今日も気温２０度なのに海の中は一ケタの水温、手を入れてみると冷たい。
で、伊勢志摩の暖かいとこ育ちの真鯛はまだ入れられないので、北の魚の黒ソイ、カレイがいっぱいいました。それとなんとかバイオ・マス（養殖も最近はハイテクですなあ）、銀ザケは誰でもどんどん釣れますが（笑．．．
経験浅い、気持ちに余裕のないひとはモトをとろうとカッカするのですね．．．欲張らないのがコツ。ねらったもの以外釣らないようにする技術がこの遊び！
１１時から２時間ちょっと、黒ソイ２匹、カレイ３枚でやめ。あとは、社長の奥様にコーヒーご馳走になって雑談。お手伝いは息子さん、ウチのムスコと同じ名前、同じ大学。

大きな声で言えないが去年のシーズンは１１回も行ってしまった。１０回いけば１回サービスなので１１回となるノダ！　真鯛８枚、黒ソイ４、カレイ・ひらめ３３、アイナメ６、ギンザケ２１、ハマチ４７、さば１８、など計１３７匹。
記録と料理も研究（遊び？）のうち！でも、さかな殆どどこかへあげてしまうので、はてこれでは何のために．．．

クロソイは、昆布で絞めてみた。カレイは、一夜乾し。
ソイのあら汁うまいですねえ、妻は味噌仕立て得意。なが葱、ダイコン、舞茸、豆腐と．．．
さっきまでぴくぴくしてたんですからねえ、ソイも強くて海水氷づけで持ち帰っても目クリクリいつまでも生きてます、さばくのも少し勇気が要りまする。

今もう食べております。ほっぺたあたりとか、ヒレの筋肉とかシコシコしてオツですなあ、あっ、大きいソイの頭はもはやバラバラになりました。おカシラなど妻子らは食べません。なんということでしょうか。
以上、季題・沖膾という感じで実況中継でした。