Storia‐異人列伝

歴史に名を残す人物と時間・空間を超えて―すばらしき人たちの物語

...ネズミ一匹!

2005-12-17 17:45:32 | ねこちゃん
ネコのハクちゃんのカラーボールが次から次へと消えてゆく。4つはあったはず。おまえ、どこへやったの?と聞いても首をかしげるばかり。

こんな狭い家で、いったい?
ソファの裏?ピアノの下、洋服ダンスの下、台所の小さな台の下?テレビの巨大な台の裏?赤黄、青黄の目立つ色。すぐ見つかると思ったが、一時間もあちこち、無いんだなあ!4つもいったい何処に??
途中古本の山、陳舜臣「弥縫録」など見つけ引抜こうとしたら2メートルも崩れてくるわ、で、おかげでこっちはホコリだらけだ。

結局出てきたものは、
大阪名物たこ焼君の耳かき、モロゾフ「リンゴのチョコレート2ヶ入り」の缶、
消しゴム2個、ゴルフボール1個、パンダのついたピン、クルミ3個、
ネズミのおもちゃ1匹、Keith Jarett Trio と Anthony WayのMD2枚、何だこりゃ?

物隠しの神というのがいるという。
モノがちょっとした拍子に全く何処に行ったか見えなくなる。探すほど分からなくなる。そして妙なときにひょんなところから現れる。
出てこないもの。記念でもらった腕時計、気にいってたラジオ、奥歯の入れ歯(また作るとうんざりするのに)、チェロのミーシャマイスキーのCD,..気になるものほど行方不明のまま、といって探すのも面倒。

妻とは大事なものの対象と尺度がだいぶ違うようなので、CDまでお互い不可侵のはずであるが...時々勝手にどこかに移動するから悪いのだ!
そうだ、動くものや、かたづけるのも敵だ。
かくしてダイニングは専用書斎風、テーブルで皆一緒の食事は不可能となった。だいたいが、もともと家族皆そろわないのだ。

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