「一枚のハガキ」
このタイトルで想像するイメージは年代によって違うのは仕方のない事ですが?
戦争を知っている或いはその時代に育った人にはぴい~んと感じる怖~い直感が有るのです。
「赤紙」が来た!!!兵役への召集令状の事です。
70才前後の人達には理解できる出来事でした、はや戦後も66年の経過です、つい先日の
広島、長崎の原爆投下記念集会も余所事の様に思っている人が多く成っている今日ですが
今年は福島の原発事故で放射能の恐ろしさを今更のように騒がれています。
広島、長崎の人達が今更驚いてどうするなどとちっとも言っていません、長~いこと
現在の反映に至るまでには大変な時間を苦労されたことを今更ながら、日本の終戦のキッカケに成る
犠牲に成ったことへの感謝でいっぱいです。
映画監督で有名な「新藤兼人」さんの小説です、映画にも成るようです。
戦争とは兵隊さんも家に残った両親、嫁、兄弟達それぞれが酷い生き様を演じる事に成るのです。
私の家族は幸いなことに兵役も無く銃後の一国民として辛い思いを経験しましたが、現在まで
人生を送れていることに感謝しています、終戦の時は小学校二年生でした、東京で入学し埼玉に強制疎開して
食べ物に窮し栄養失調になり一年生の時より体重が減っていました、後に振り返って通信簿で知りました。
一人でも多くの人に読んで欲しい小説です。
今夏も猛暑続きですが、東電の計画停電が心配です、今のところないので助かります。私はよくMovix さいたまに行きますがまだ上映していませんねメールで問い合わせをしています、解りましたらお知らせします。まだ日中は暑いのですが朝夕はコウロギの音が聞こえる頃に成りました。植物や虫達は秋を私達より早くに感じているのでしょう。