昆虫ネタが無かったらアップしようと思っていたネタです。
上野の国立科学博物館で行われている『千石正一』と爬虫両生類標本を見てきました。
昨年無くなった千石正一氏が集めていた液浸標本を預かっていた松戸市教育委員会から、今回国立科学博物館に標本が寄贈されたことをきっかけにこの展示が行われました。
自分にとってみれば、子どもの頃に食い入るように見ていたTBS「わくわく動物ランド」の「千石先生」であり、爬虫類が詳しくて爬虫類愛にあふれるヒトというイメージでしたが、高校2年で論文を掲載していたり、普通種であるヤマカガシの標本を網羅的に集めていたり(コレクションとなると、どうしても貴重種やらレアを集めがち)と、なかなかの人物だったということがわかりました。
そして、高校生の時に作った一番古い標本が、自分が好きな、というか子どもの頃にはまっていた(狂っていたともいうwww)ニホンカナヘビというのも、なんだか嬉しいことでした。
千石氏の業績は、たぶんこれから評価されていくのでしょうね。
この標本たちが、これからの爬虫類や両生類研究に役立っていくことを願っています。
ただ、液に浸かった爬虫類のビンは、爬虫類が苦手な方にとってはゾワゾワしちゃうだろうなぁ…とは思いますw。
実は標本びんにぎっしりのトカゲ標本とか、カメレオン標本とかあったんですが、さすがに画面を見て泡吹いて倒れる方がいそうだったので止めました(笑)