釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

西新井大師と牡丹

2013年04月24日 17時05分17秒 | お散歩日記/東京地名の話
足立区西新井大師、正式名称は五智山遍照院總持寺といい、真言宗豊山派のお寺です。

大師さまなので、弘法大師空海がやってきたといわれ、井戸を掘ったそうで、その井戸が本堂の西にあるので、西新井の地名が起こったそうです。

この寺には五ヶ所の牡丹園があります。



豊山派の寺院といえば牡丹がつきものです。

それは豊山派の本山の奈良長谷寺が牡丹で有名だからです。

奈良長谷寺は、麻布の長谷寺が作られる時にモデルになったあの長谷寺です。

元禄年間(1700年頃)に植えられた記録があり、それから長谷寺というと牡丹を連想するまでになっています。

東京では落合の薬王院や練馬愛染院も牡丹で有名な豊山派のお寺です。

ほかにも京都の乙訓寺などいくつもあります。

でももうひとつの本山、東京の護国寺では牡丹の話を聞きません。

なぜなんでしょうね。

牡丹の間という部屋はあるらしいのですが。



さて、西新井大師に話を戻します。

牡丹園では大輪の見事な牡丹がたくさん咲いていて美しいのですが、今年は開花が早いようです。

連休まで持たなさそうですね。



少し遅く咲く芍薬が咲き始めています。

連休はこちらのほうが見ごろではないでしょうか。

境内には大きな藤棚もあります。



藤も今年は開花が早そうです。

連休のお出かけには、開花情報に気をつけてくださいね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 清書無筆 | トップ | 亀戸の藤 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お散歩日記/東京地名の話」カテゴリの最新記事