ここから、アンコール~なんですけどね、面白い現象が
ほら、私達の年代のアーティストのアンコールって拍手の連打じゃない。
パンパンパンパンってね。
ところが、若い男の子たちがいたみたいで、「アンコールアンコール
」って叫ぶの
アンコール1曲目はアカペラだったと思います。
このアカペラがスタレビ・JAYWALKが東西の横綱って感じでスンバラスィ~ったらありゃしない。
わりぃーが、ゴスペラーズのアカペラは関脇位かな
スタレビのアカペラはブレスどころか心拍数まで一緒じゃないかって位、心技体合っていて音圧も厚くってね、広がりもあってね 私はスタレビが一番凄いって思っていたけど、JAYWALKのアカペラを聞くと甲乙つけ難し がっぷり四つ
確かに、ヴォーカルは耕一さんなんだけど、全曲ほとんどのフレーズにコーラスがついています。
そのコーラスが耕一さんの声に寄り添う・絡みつく・押し上げる。
つまりは耕一さんと同程度の声量がコーラスにあるってことよ
コーラスが津波のようにドド~ッと押し寄せて、わたしのハートを根こそぎ取っていく感じ
耕一さんなんて、時々マイクをオヘソの辺りに持ってきて声を出すのね。
その遠吠えが耳についちゃって、歌ってない時でも空耳でその遠吠えが聞こえちゃうの
ロングトーン・遠吠えに関しては、要さんより体格が言い分、耕一さんの方がスピーカーが大きいというか排気量が大きい分、余裕がある感じです。
比べちゃいけないのはわかっちゃいるが、優劣ではないからいいよね。
要さんはプジョー206・2000cc。小回りも利くがスピードも出るよ~。
耕一さんはアメ車・マスタングのイメージです。
余計なことをベラベラしゃべっているのは、アンコールを思い出せないからです。
アンコールの曲が終わっても、まだまだ帰りたくない気持ちがいっぱい。
もっともっとこの時間を続けたい、そんな想いが再度アンコールを求める拍手になりました
もちろん「アンコールアンコール
」の声もね
オバチャンも恥かしいけど叫びたかったじょ
そしたらね、なんとなんと、メンバー再登場
耕一さんは「どうしたらいいんだろ?」なんて困った様子です。
リーダーのアコギでワンフレーズ歌うのかななんて思ったけど、しっかりバンドバージョンで披露してくれました
JAYWALKにWアンコールは当たり前ですか? そんなことないですよね。 ちなみにWアンコールの曲も何だったかわかりましぇん
とってもとっても幸福感に包まれたコンサートでした。
このままに帰るがもったいない、なんて思っちゃう感じ
鶴舞公園にあったビアホールに吸い込まれるように入っていった人達の気持ち、よ~くわかりますよ
私達だって~じゃなくて、熱く熱く語り合いながら帰りました。
JAYWALKが他のバンドと違う点
まず、演奏力を挙げますね
インストバンドかと思うほど心地よい音楽・グルーブ感
ヴォーカルの時は決して出しゃばらず、プロローグ・イントロ・間奏・エンディングでしっかり演奏をします。
そのバランスがとにかくステキです
1曲・1曲が終わる度に暗転になりますが、その間隔がとても短いです。
ちょっと長いナって感じた時は、リーダーがエレキを抱えながらアコギを弾く時です。
浅川君はエレキを後ろに回して(しょったまま)、アコギを弾いたりしてたような・・・
光康さんのすぐ後ろのギターアンプの所に、スタッフさんが潜んでいました。
スタレビは?って思ったら、スタレビは一人づつ段の上に乗っていることがあるので、その段の影に上手に隠れているのかもしれません。
助六さんのベースが黒くて、棹が長めで、横に揺れながら弾く姿がカッチョイイ
sUnさんが云うには、助六さんはピックでベースを弾いていたぞって
え”~、近くで見てみたい~
圧巻だったのは、ドラムの田切さんのドラムソロです
私、ドラムソロで初めて泣きました
なんとなく雰囲気でウォーってなって拍手になって、まだ続いて、みんな驚いて、又ウォーってなって、そこからが正に魂のドラムソロ
華麗なバチさばきというより、古代から脈々と流れる鼓動・命を感じさせる、そんなドラムソロ。
もうどう表現していいかわからない位凄いの
ぜひぜひ、このドラムソロを見て聞いて感じてくださいって思いました
照明もとってもキレイで、照明もスタレビが一番であの職人技を超えるバンドはいないと思っていたけど、同じ位のバンドがいました。
JAYWALKの音楽を表現しているかのような照明。
決して、濁らない光。一つ一つの光が凛としていて、重なり合う時はしっかり調和していて、目が痛くならない光。
光の切り替えも、パッパッじゃなくて、一呼吸待てる、ワンテンポ待てるこその光の美しさ。
上手くいえないぞ 光が目に飛び込む最初と最後の時間差を考えたスィッチング。
30年も同じメンバーでやってきたというのは、しんどいこともたくさんあったと思う。
メンバーチェンジとか、新しい分野に挑戦したいとかもあったと思う。
メンバー個人個人の一番好きな音楽は違うかもしれない。でもお互いを認めることで、JAYWALKには深くて広い音楽がある。
停滞と下降。でも山は下りなければ又登れない。
JAYWALKはCDより生で生きるバンドだ CDには収まりきれないバンド。
CDでは普通にいいなで終わっていたけど、ライブだとスンゲ~になった。
もっと早くにコンサートに参加すればよかった、と凄く後悔もしたけど、ひょっとしたら、今、巡り会うバンドだったのかもしれないなぁ~。
よし、次は10月松原に行くぞ~
スタレビの秋・冬ツアー。一番近い京都は日曜日で悩んでいたけど、すっぱり諦めます。10月、JAYWALKに行きます。
JAYWALKファンの皆さん、変態気味のオバチャンだけど、どうぞ仲間に入れてください
私の変態レポに長らくお付き合いいただき、皆様お疲れ様でした
悪いんだけど、もうちょっとだけ付き合っちゃくんないかい。
~~~~~後 日 談~~~~~
コンサートの帰り道、いつになく高揚した感じでsUnさんが感想を述べます。
いやぁ~、中村さんの歌にオレは背中を押されたよ
小さなことにクヨクヨしてたらダメなんだよ。バ~ンといかなきゃ
う~ん、何を意味してるのか、私にはわっかりましぇん
会社で部下はいないけど管理職だしね、大変なこととかあるのかね。
それとも、私には内緒で何かあるのかね。
会社辞めるぞ~とかナシだからね
ヤツが言っていたのは、カメラのレンズのことでした。ホッ。
実はコンサートの前にビックカメラに2回も行っていたんです。
でも、高価だからねぇ~。自分が想定していた物じゃダメだったらしいの。
どうしようかな、どうしようかなって悩んでいたけど決めた
ハイ、次の日一人で名古屋に行って買ってきました。何回払いにしてきたんやろ~
カメラのレンズも買ってウキクキのヤツは、なんとなんと~
その晩、sUnさんは夢をみて歌を歌いました~
アナタ、夜中に急に枕元で歌声が聞こえたらビックリするよ~。
イエ~イなんて奇声もあげちゃって、コンサートの夢でも見てたんでしょうかね。
10月のコンサート、どうしようかな
何だか恐くなって、行くのを躊躇しちゃいます。
わ~お、今回も頑張ったぞ~。読むほうも頑張ったよね。お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。お付き合いいただいて感謝です
次のコンサートレポは8月末の予定です。う~ん、だいぶん空いてしまうな~