ステージはSOLZICKからAJIへ移ります。
モニターっていうの?ステージの上にある黒い箱みたいなの。あの横にそれぞれのドリンクが置いてあって、AJIになると、ちゃんとAJI用のドリンクに置き換えられていました。
微妙に一人ひとり好みが違う様で、ボトルが違っていて、スタッフさんも間違えないように大変です。
ここで、衣装の説明を
SOLZICKは、白と黒でそれぞれ違う衣装です。エグザイルみたいな雰囲気でワイルドです。ステージもダンサブルでワイルドでしたよ。
それに対してAJIは、真っ白い揃いのスーツに黒い蝶ネクタイ。う~ん、貴公子って感じ。
ちなみに、根本要さんは薄紫のやや大きめのシャツ。腕がかなり余ってました。それにカラフルなマフラー(キラキラしたフリンジ付)。どうみても、どっからみてもオバチャンでしたが、靴だけは妙にカッチョイイでした。革靴でしたよ
AJIのお歌は、阿久悠さんのトリビュートアルバムでしか聞いたことがありませんでした。
とってもメローで声の混ざり方が心地いい、そんなハーモニーでしたよ
ハーモニーがキレイなグループって、ヴォーカル力が弱い印象でしたが、なかなかドッコイ、ソウルを感じました。
全員が歌えるところなんか、ゴスペラーズに似ている印象を受けました。
1曲目は、Don't Know Why たぶん、これで合ってると思います。
3月14日にリリースしたアルバムの中から、ノラ・ジョーンズのカバー曲って言っていたから。
今日ぐぐってみたら、そのアルバムのタイトルは、なんと「Harmonista」でした。
2曲目は、願い
3曲目はゲストを迎えてとコラボ曲
またまた要さん登場かと思ったら、なんと北山さんでした
北山さん:「色々言ってくれるのは嬉しいけど、根本さんと比べるのはやめてくれる」
どうやらAJIが学生で、SCSで活動していた頃、色々指導したり世話を焼いていたのが北山さんだったらしいです。
ゴスペラーズの約束の季節の作曲は、北山さんのAJIの橘さんでしたね。
コラボ曲は、DOOR AJIがデビュー前にこの曲を北山さんが聞いて、とっても気に入ってくれたと。
何かのステージのソロコーナーでこの歌を歌った北山さんは、あまりにキーが高いので撃沈した 果たして今日はリベンジなるか
結果は、ちゃんと声は出ていましたよ。ただ私はあまり北山さんの高音は、あまり好みじゃないってことで
私は、北山さんが高音が綺麗なのも、とっても高い音も出るのはわかったから。でももうちょい低い音の方が良く鳴って、味があると思うのですが。。。
AJIのステージラストは、会いたくて
ちょうど3.11の震災の時にレコーディングをしていて、色々な惨劇を見て感じたこと、考えたことがあって、歌詞を書き直した、と言っていました。
6月にリリースしたアルバムにも収録されているし、今ならTBSの「噂の東京マガジン」エンディングテーマ曲として流れているそうですよ。
魅惑のハーモーニー、AJIの次は、アカペラ界のエベレストと村上さんが紹介していたトライトーンです。
トライトーンも早稲田のアカペラサークル・SCSの出身で、ゴスペラーズの先輩格の方々です。
SCSは一人で何グループも掛け持ちをしている人が沢山いて、トライトーンのリーダー多胡(兄)さんはゴスペラーズにも在籍していたんですね。
それでトライトーンがデビューするので、ゴスペラーズを脱退した。(たぶん合ってると思うんだけど。。。)
トライトーンは女性二人、男性三人の、どちらかというカッチリしたコーラス。正統派って感じです。
カッチリしすぎていて退屈しちゃうかなってちょっと思ったのですが、ところがドッコイ、ぜーんぜんでした。
とにかく、それぞれに余裕があって、グルーブ感や声のうねり、とにかく最高でした。
1曲目は、洋楽のカバー
2曲目は、なんとゲスト登場。村上君でした。妙に馴染んでいて、6人組だったっけって感じ。
曲は洋楽のカバーだったので、調べに調べて撃沈
背景にバラ模様の照明がセクシーな歌声を更に盛り上げていました。
それに、アカペラなのにアカペラの感じじゃなくって、バックバンドがいるような、そんな錯覚してしまうような音の積み重ね、交わり、なんだか超スッゲー
聞きたかった多胡さんの口トランペットが鳴った時には、思わずキャーって云いそうになって、思わず口を押えたのよ。
ちなみに、ちょっとだったけど村上君のボイパも聞けました。村上君のボイパを聞いたのって私は初めて なんか超得した気分でした
早々にゲストで登場した村上君でしたが、あっさり引っ込んでしまって、アレッと思っていたら真打登場
そう、根本要さん登場です。
アカペラ界のエベレスト、大御所トライトーンからも、スタレビのアカペラをカバーして練習していたと云われ、満更でもない要さん。でもちょっと照れてました。
そのはにかんだ笑顔が、これまたオッチャンなのにキャワユイのだ
要さん:「俺らにはボーカルっていなかったから、自分の作った歌だから俺が歌うようになったんだけど下手なのよ。だからコーラスつけて誤魔化しちゃえって。最初はユニゾン。男ユニゾンの先駆者、スマップより先。でもそれじゃあってコーラス練習していって」みたいな話がありました。
そういえばどこかで、コーラスの練習のために楽器を置いて練習していった延長にアカペラがあって、みたいな話をきいたことがあります。
まだ「アカペラ」っていうものが世に知られていなかった時だったから良かった。知られていたら。。。
この辺の話は、みんな曖昧でゴメンチャイです なんたって笑うのに忙しかったもので。。。
コラボ曲は、ディズニーの星に願いを
星に願いを は、スタレビでもカバーしている曲ですが、アレンジがトライトーン版なので、要さんの緊張がこちらにも伝わってくるよう
特にイントロが独特なので、要さん大丈夫かな~ちゃんと入れるかな~
自分の歌いだすところを待っている間の要さんは、小学生の発表会のようで、私、保護者の心境で見守っていました。
恐々歌いだす要さんを見るなんて、そうないことだから、これもラッキー 要さんのカタカナ英語とトライトーンの上手な英語の発音の違いが不協和音のように聞こえた以外は、とってもウットリするような素敵な
星に願いを でしたよ。
どこでだったかな、トライトーンの完璧すぎるハーモニーに対して「1日に結婚式と葬式がいっぺんにきたみたい」とやや意味不明のこと言って、みんな大爆笑したんだけど、その前後の話が全然思い出せません
4曲目は、アルバム「歌鬼3」から学園天国
5曲目は、約束 多胡兄弟による共作。
トライトーンのレパートリーの広さ、音楽の豊かさ、流石ですというステージパフォーマンスで、ややお腹いっぱいになりつつありましたが、私のメインディッシュはこれからなのよね~。
というわけで、この続きは明日アップします。待っててね。