郡山での馬場さんのアコースティックライブの続きです。
10.ころんで立ち上がるときの顔が好きだ
この歌、実はわたし、あんまり好きじゃないんですよ
あとひとつ あと少し 我慢できるはず 頑張れそう ってところがね
私は、ついつい120、いや150%まで頑張ってしまうので、「ムリ」って言った時は、本当にもうダメな時なのに、あともう少し・・・なんて言われたら、もう世の中に、自分を理解してくれる人、味方がいないと思って絶望しちゃいそう。。。
でも普通は、見守っているから、もう少し頑張ってごらんっていうのが普通ですよね。
息子たちにも、たぶん普通に「もう少し、頑張れ」って言ってしまいそう。
それが、普通で当たり前だからこそ、この歌を聞くと、チクンと胸が痛くなります。
この歌の時だったかな~??記憶があやふやなのですが。。。ひょっとしたら、ラジオとか、他のライブの時の話だったかもしれないのですが。。。
馬場さん:走るのがとっても速いオンナの子がいて、(運動会かリレーで)その子が転んじゃって。。。
痛かっただろうし、恥ずかしかっただろうし、悔しかっただろうけど、その子、泣かなかったのね。でも、何かの拍子にワァーっと泣いちゃって・・・
張り詰めていたものが、パンとはじけるような。。。
私の「転んで立ち上がる時・・・」は、最近、よく転びますよ
つまづく物が何もないのに、転ぶ。自分のつま先が上がっていなくて転ぶ。このパターンです
この場合の私の、転んで立ち上がる時の顔は・・・好きって言われるような顔じゃないですね
11.弱い虫
この曲は、馬場さんの弾き語りで、何度か聞いたことがある楽曲だったのですが、この時はブルースぽい感じのアレンジで、超カッチョイイ~~でした。
楽曲に力があると、どんなアレンジにしても、負けないというか、新たな良さを発見できるというか
この郡山のライブハウスに、ピッタリなそんな
弱い虫で、シビレましたわ~
12.向かい風は未来からの風
馬場さん:僕らしい曲で、こんな感じの曲は、得意なんです 無限にできます
でも、こんな曲ばかりじゃなくって
とも言われるので、違う曲も作りますが
ぐるない 見てますよ 〇曜日 ←違うよー@曜日とお客さんからの素早く鋭い突っ込み(ナイスでした
)
そうなんですよ(間違いを笑って誤魔化す馬場さん) 僕、いつも予約してるんで(言い訳する馬場さん)
ちょっとしか流れないとか思ってるでしょ でも名前が「馬場俊英」って出ることが大事
これも、会社の人が一生懸命に取って来てくれたからね。
名前が出ることが大事 わかるんだけどね~、わかっちゃいるけどね。
13.ラーメンの歌
福島ということで、喜多方らーめんをコールされた馬場さんでしたが、喜多方と郡山って遠いですよね
例えば、札幌で旭川ラーメンをコールしちゃったよーな
まあ、最初こそビミョーな空気が流れていましたが、みんなノリノリで「ラーメン」コールしました
この歌を初めて聞いたとき、まさか、こんな風にみんなでコールして盛り上がる歌になるとは思っていなかった私です。
14.明日へのフリーウェイ
うぉーおーおーの後の、 フリーウェーイ フリーウェーイのリフレインがなくて残念
仕方がないので、心の中で私がリフレインしましたわよ
15.君の中の少年
縁とか出逢いとかって云うけど、大事とか不思議とか・・・みたいな話で、馬場さんは自分の若い頃を、「自分主体で、傍若無人だった」って言ってました。
いや、10代20代の馬場さんが、いまの馬場さんみたいだったら、ちょっと気持ち悪いというか。。。
いつもは自分の若かった頃をオーバーラップさせながら聞いているのですが、馬場さんのギターと歌声だけになると、妙にリアルに馬場少年と馬場青年が妄想されまして。。。
ボールを追う姿や土埃とか、汗とかギラギラした太陽とか、土手の橋脚とか色々な風景がムクムクっとね、沸いてきたんですよ
16.ロードショーのあのメロディー
馬場さん: 昔の古いデモテープを聞いていて、何パターンかのアレンジがあるんだけど、AとかBはボツで、結局Cになったけど、AもBも別に悪くはなかった。たまたまその時は、Cになっただけで。。。
みたいな話があったんですよね。
今回のベストアルバムでも、新曲があり、ババコブでの曲があり、そして古い曲を歌い直したものが2曲
その中の1曲オセロゲームは、元々バンドスタイルで作った曲だけど、CDには違うスタイルで収録されていて、今回、やっと喉につっかえていた骨を抜いたような気がします
というコメントもあります
もちろん、ライブでは、バンドスタイルでお馴染みの曲ですが、手元にある音源は違うスタイルだったりすると、なんか物足りないって聴く方もモヤモヤ
ライブでしか聞けない楽しさっていうのもありますが。。。
何だか、この話題だけで2~3時間語れそうなんですけどね、音楽だけではなく人生の上でもありそうな気がしてね
どんなにアイスクリームが好きでも、霙交じりの屋外ではパスだけど、やっぱり夏の暑い日に食べるアイスが美味しくて、でも冬の暖かいストーブの側で食べるアイスは格別みたいな
時期とか状況とか、タイミングとかね、色々ありますよね。
曲でも、こっちよりあっちのバージョンが好きとか。今まではイマイチ心に響いてこなかったけど、このバージョンを聞いてから好きになったとかね
盛大な拍手の後、アンコールに登場した馬場さん
ピンクのTシャツに着替えての登場でしたが、アラ、ピンク色も似合っているわ
あの派手な、ネオンカラーのようなピンク色は、誰が着るんじゃいと思いましたが、着ている人を見ると、みんなとってもお似合いなのよね。
あともう1曲歌わせてもらいます
17.男たちへ女たちへ
アンコールは、まさかの男たちへ女たちへ この曲、12分近い長ーい曲なんですよね
馬場さんの代表曲の一つと言っても過言でない曲なんですが、何せ長い
ラジオでは、絶対に掛けて貰えない長さです。
今回のベストアルバムには収録されていないのですが、ひょっとしてその長さがネックだったのかしら
どこでのコンサートの時だったか忘れてしまったのですが、この歌の「お皿を洗うためにだけに この手はあるんじゃない」で私、号泣したことがあります
あの頃の私、ちょっと疲れていたんだよな~、きっと
一生懸命にやっているのに、やっていることが当たり前すぎて、別に感謝されなくてもいいから、せめて認めて欲しいと思っていたんだよな~
「$%&@するために生まれてきたんじゃない」という悲鳴に近い心の叫びを、代弁してくれてるわかってくれてる人がいるってだけで、胸のつかえが下りるような気がしたものです。
歌詞では、「雨が街に降りそそぎ、 風が街を吹き抜け、 星が街に降りそそぎ」ましたが、この日の夜は、馬場さんの歌声が降りそそぎ、心に沁み渡りました。
いつもより、私の妄想が少な目でしたが、とっても感動して聞いていたんですよ。
感動というより、心の灯りをポッと強くしてもらったような感じで、居心地が良くて、ずっとそこで歌を聞いていたかった様な。。。
私は、馬場さんの歌を聞き始めてそんなに長くありませんし、それに歌詞もタイトルも怪しいユル~イファンです。
そんな私に、黎明期の馬場さんの姿を教えてくれたような素敵な時間でした。
あの頃と今と全然変わっていない馬場さんと、変わった(成長した)馬場さんをWで味わってような贅沢な時間だった気がします。
大きなステージに立つスター馬場俊英さんも、カッケー
けど、小さなステージにちょこんと座って歌う、手を伸ばせば届きそうな、近所の歌好きの俊ちゃんみたいな馬場さんも、超カッけーー
最後の一言、「明日、お仕事の人、頑張ってください お家の事も、もちろんお仕事ですよ~」に、お家の事しかしていない私は、はぁ、もうイチコロさ
ライブの後に毎回手渡される馬場さんからのお手紙は、随分前に書いた文章なので、次回辺りから新しいものに変えますとのことでした。
アンコールは1曲だけでしたが、1曲で2曲分ありますからね、もう十分でございます
さて、ライブ終了後は握手会です。
私は、ぜひともここで握手をしてもらいたくて、ここでCDの予約をしました。
予約したCDを取りに来てって言われたらどうしようかと思いましたが、郵送OKということで
えーー、そんでもってここで事件が起こりました
CDを予約した時に、握手券を貰ったんですよ。失くさないでくださいねって念押しされて
私は、お財布の中にしまいました。目立つように、少しはみ出させてね。
列に並ぼうとしたら、メロンパンさんが「チケットの半券もいるんだよ~」って
え”-----、チケットの半券は。。。捨ててはいない、食べてもいない。でも、どこへしまったか、わからにゃーい
鞄をひっくり返して探す私。かなり焦っていました それを冷ややかに見つめるメロンパンさん。(たぶん、さっきの電車の中でもあやうく切符を亡くしかかった私の醜態を思い返しているんだわ)
やっとチケットの半券を見つけて並ぶ私たち。
私は、なんなくクリア と思ったら、メロンパンさん、チケットの半券は握りしめてるけど、CDを予約した時の握手券を持っていません
さっきもらった握手券は、いずこへ~~~
はい、鞄をひっくり返して大捜索しました
おかげで、握手の列の最後尾をゲット いや、別にそうなりたくってなったわけじゃないんですけどね
また、どこかの会場で、鞄の中身を全部出して、探し物をしている人がいたら、それは私かメロンパンさんかもしれません事よ。。。。
ライブ翌日の郡山駅前
タクシー乗り場の事を、タクシープールっていうんだ
ちなみに大阪では、月極駐車場のことをモータープールって言います。