東近江江州音頭普及愛好会は3月24日、東近江市小脇町の太郎坊宮で、地域の伝説を基に作った新作音頭「狛の長者の伝説」を発表した。
↑写真:中日新聞より
「狛の長者」は渡来人かその子孫で、古代から平安時代中期ごろ、旧蒲生郡にあたる蒲生野で、農耕の発達に貢献した人物とされる。東近江市小脇町周辺には屋敷があったとされ、関連する石碑も残る。歌詞では、長者に関連する川や仏像などを紹介している。
太郎坊宮の氏子らでつくる東近江市太郎坊宮崇敬会が昨年末、愛好会に制作を依頼し、主に愛好会長を務める3代目真鍮家(しんちゅうや)文好(ぶんこう)さんが制作を担当。八日市郷土文化研究会員も、内容の精査に協力した。
3月24日は真鍮家文好会長らが関係者の前で歌を披露した。崇敬会の畑重三会長は「伝説について若い人は知らない。これを機に、再発見をしてもらいたい」と話していた。
<中日新聞より>
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