2000年以上前の種子から発芽した古代のハス「大賀ハス」が滋賀県野洲市辻町の弥生の森歴史公園で咲き始めた。
大賀ハスは、植物学者の故大賀一郎博士が1951年に千葉市の遺跡で発見されたハスの実を発芽させたことから名付けられた。同園では開館した1988年から栽培している。
午前中だけ開く太古の花が、訪れた人の目を楽しませている。今年は6月23日に初めて開花し、例年より1週間ほど遅かった。6月26日朝にはつぼみが三つ、七分咲きが二つ見られた。中には直径約20センチの大輪を咲かせるものもあるという。見頃は7月中旬まで。
弥生の森歴史公園
滋賀県野洲市辻町
09時~17時。無料。月曜休園。
(以上、京都新聞より)
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