Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

JCダートの回顧(まとめ)

2010-12-05 20:07:03 | 競馬
トランセンドがレースレコードで勝利。
タイム的にはG1らしいものとなった。
近走の安定ぶりから脆い逃げ馬ではなく、タフさも兼ね備えているようだから、
これからの躍進に期待が掛かる。
ただ、このレースは他馬を圧倒したわけでもなく、最後、グロリアスノアに迫られているし、
一応、快勝も、まだ真のG1級の評価まではできない。
エスポーワルシチーがいなかったわけだし、エスポーワルシチーが防衛戦を回避して、
ベルト返上したタイトルの暫定王者といったところだろう。

エスポワールシチーの独り舞台では面白みもないから、是非、更なる躍進を期待したい。
ともに逃げ先行タイプなので、ともに強いと面白いレースが楽しめるので。

2着グロリアスノアはトランセンド以外の有力どころが走らすぎという部分と
結果的に1番巧く流れに乗れたという部分もあって、着順そのままには評価は微妙。
これまでの安定性のない成績からしても。
それでもこれだけ走るのだから、力は持っているということだろう。
これからはそういう力のある馬なのだから、常に安定して走れるようになってほしい。
たまに好走する程度の馬は一流馬ではない!!

3着アドマイヤスバルは本命馬であったが、やはりここでは地力は上位ということを示した。
これまで強い相手に善戦していたことを考えれば、今回の手薄なメンバー相手なら、
このくらい走って当然。

4着バーディバーディは一旦先頭も・・・という見せ場を作った。
ユニコーンSのあと不振だったが、3歳ダート路線のトップクラスとして、大健闘。
これからの活躍に期待が持てるかもしれない。

シルクメビウスは最後追い上げて5着。
しかし、形作りだけの5着。勝負にならなかった。
今回、枠順の影響もあったのかもしれないが、脚質的にG1級の厳しいレースでは
追い込み一手では勝負になりにくい。
これまでの近年の一流馬は先行型か自分から動いて4角では先頭を射程距離に入れるくらいに
動ける自在の脚があった。
今の脚質では真のG1級にはなれない。

キングスエンブレムは今回はG1の壁に当たった形。
まだ延びる余地はあるかもしれないが、それでもG1級までの能力はなさそう。

ヴァーミリアンは基本的にはもう峠は過ぎたといっていいだろう。
特にJRAの競馬場では厳しい流れに対応できない。(元々)



まとめ
連対馬の傾向
2頭とも残った馬であった。
データどおり。(に買っていれば・・・)


3着馬の傾向
アドマイヤスバルは残っていなかった。
来年への課題だが、今年の場合は、メンバー構成的にある意味特殊だったので、
どうやって改版するかは難解かもしれない。

オッズバランス編
基本的に上位人気馬はオッズバランスは悪いレースだったが、そんな中、
1番人気のトランセンドの勝利は、まさかの結果とも言える。
1番人気の複勝確率は高い。
2,3番人気は大不振。
結果的にこれまでのデータどおり。
そう考えれば、馬連は楽に取れるレースだったかもしれない。

また、本命馬のアドマイヤスバルは人気薄の中で取り上げていた馬であった。


馬券は・・・
本命アドマイヤスバルは3着と頑張ったものの、あの1,2着では組み合わせ的に無理で、
ハズレ。。。

今日の一鞍!!

2010-12-05 10:22:40 | 競馬
阪神4R
◎01:ソルデマーヨ
○03:アドマイヤバートン
▲04:イデア
△10:デボネア
△11:ヒットザターゲット


良血2戦目でソルデマーヨが真価発揮!!
前走は逃げる形で目標にされてしまったし、馬も緩かった印象も。
使った変わり身もあるし、今度は逃げることはないだろうから、脚を溜めての爆発に期待したい!!

当てにいくなら馬連だが、強気に馬単でいきたいところ。
馬単
1→3,4,10,11


【12/05 11:45更新】
 4- 1-11 ×

JCダートの見解...

2010-12-05 08:11:55 | 競馬
国際招待レースなのに外国馬が1頭もいないし、日本馬のエース、エスポワールシチーも居ない。
例年、日本馬はG1を勝ちまくるような横綱格が参戦して、その力を発揮。
あるいは上位に食い込んできたレース。
しかし、今年のメンバーにそういう馬は居ない。
白鵬は居ない!!
さらには強い大関格といえる馬も居ない。
ヴァーミリアンは過去の実績で言えば横綱格だが、このレースでの存在は力の衰えた大関格。
魁皇か?
その他の馬は、G2,G3で勝ったり負けたりしている小結、関脇を交互に勤める程度の馬たち。
将来の横綱に成り得る可能性がある馬は居るかもしれないが、現時点ではなんともいえないメンバー。
人気と実力の関係がハッキリしないメンバーで、人気馬から買うレースではない。

本命はアドマイヤスバル。
去年のJCダート5着馬。
今回出走している馬で先着を許したのはシルクメビウスだけで、その差は僅か0.2秒だった。
3走前の帝王賞は4着も、今回、先着を許した馬は居ない。
前走のJBCも(大敗ではあったが)3着で、今回、先着を許した馬は居ない。
ダート路線のビッグレースはJRAがフェブラリーSと今回のJCダート。
それに地方の帝王賞、東京大賞典、JBC。
この5つが強い馬が集まるレース。
そのうちの3つに参戦して上位に食い込んでいる実績は、このメンバーなら、この1年の実績なら
ある意味、最上位。
例えば、2走前にクリールパッションの5着に敗れるような馬。
この馬も大関格の実力はない。
ただ、相手関係で何とかなるメンバーだと思う。
追い切りの動きも良く好状態が伺える。
番狂わせを起こす可能性がある、豊ノ島の可能性があると見る。
人気は確実にない存在。
大いに狙える!!

対抗はアリゼオ。
先に書いた(ダート界の)横綱になる可能性がある1頭。
初のダートだが、一応、ダート適性はありそうな血統背景(らしい)。
陣営も芝のG1(マイルCS)も使えたのに回避してここを使ってきた。
ダートの適正があると見込んでいるのだろう。
また、中間、この馬としては、今までで1番、入念にかつ強めに調教を積んでいる印象。
状態は良い。
芝の重賞を勝っているが、爆発的な決め手がない馬だから、ダート適正があれば、
芝での決め手不足が補えるかもしれない。(ダートとしての決め手は必要)
鞍上がルメールというのも心強いし、将来の横綱(の可能性)に先行投資。

単穴はオーロマイスター。
2頭前に横綱エスポワールシチーをレコードで負かしている。
近走、1800m(以上)で実績がなく、距離範囲が短距離寄りにシフトしている感じもあるが、
絶対的なスピードを持っている事は確か。
前走大敗で人気が落ちるだろうから、巻き返しに期待してみたい。

連下は将来の横綱になる可能性があるところで、キングスエンブレム、トランセンド。
それにこの2頭が前走1,2着を分け合ったみやこSより速いタイムで同じ京都のアンタレスSを
勝っているダイシンオレンジ。
前走は休み明け。
変わり身があれば、この2頭と遜色ない力は持っているかもしれない。

上位人気が考えられるシルクメビウスは、ほぼ大関格。
張出大関か?
去年の2着であるし、重賞をこれからも勝っていく力はあるし、ここでも勝ち負けの可能性も
十分にあると思うが、実績的に取りこぼしも多いタイプで、信頼性が薄い部分もある。
それには脚質の問題もあって、さらには今回は最内枠。
追い込みに近い差し馬だから、捌くに苦労する可能性もありえるし、不安要素を抱えている馬。
有力候補として馬券を買うのは躊躇う所。
馬券的に評価を下げる。

以下、印の通り。
◎12:アドマイヤスバル
○07:アリゼオ
▲16:オーロマイスター
△02:キングスエンブレム
△03:トランセンド
△13:ダイシンオレンジ
×01:シルクメビウス
×11:クリールパッション
×10:ヴァーミリアン