Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

UHF競馬放送

2010-12-08 23:16:39 | 競馬
先日のBSイレブンの競馬放送開始に記事で、UHFでの競馬放送は終了と書きましたら、
JRAのHPにテレビ中継に関する記事があって、それによると、UHFでの競馬放送自体は
終了はしないようですね。

ただし、放送時間は短縮。
BSイレブン制作のものを放送する模様。

要は今のUHF制作の競馬番組は修了。
変わりにBSイレブンで開始する競馬番組をBSイレブンとUHFで時間帯を分けて
放送するようです。(一部同時間帯放送もある模様)

訂正の意味も含めて、書いておきます。

阪神JFの展望-その3

2010-12-08 06:55:30 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。


当然まだ2歳牝馬。
実績はたいした事はないが、登録しているメンバーにはスケールを感じる強いレースを披露している馬。
近年に活躍した母(系)、兄弟馬が活躍しているなど、良血が揃った。
翌週の朝日杯FSにはここまだ多数の良血は居ない。
近年の牝馬の活躍から、強い牝馬が生まれる周期なのか?

先週のJCダートは(その他条件もあるだろうが)低調なメンバーで、売り上げは前年を大幅ダウン。
でも、今週はアップするのではないか?
そう期待できる楽しみなメンバー。
その1にも少し書いたが、個人的には、できれば桜花賞まで対決しないでいてほしいくらい。
楽しみを取っておく意味で。
レース体系的にそうもいかないのだが・・・


アヴェンチュラ・・・姉にトールポピー
アドマイヤセプター・・・母アドマイヤグルーヴ。祖母エアグルーヴ、祖祖母ダイナカール
オースミマイカ・・・祖祖母スカーレットインクで一族G1馬は多数。
クリアンサス・・・母フラワーパーク
グルーヴィクイーン・・・母イントゥザグルーヴはアドマイヤグルーヴの全妹
ダンスファンタジア・・・母ダンスインザムード
フォーエバーマーク・・・祖母レガシーオブストレングスからスティンガー、サイレントハピネス輩出。
マイネイサベル・・・母マイネレジーナ
マルモセーラ・・・母母父サンデーサイレンス。これからは多数出てくるだろうが、今は珍しい。
リトルダーリン・・・母エリモエクセル
レーヴディソール・・・兄弟馬活躍のレーヴ一族。

これ以外にもみんなそれなりの母系の馬が多いし、父は活躍中の種牡馬が多い。
みんなが(G1レベルで)強いということはありえないが、期待が持てるメンバーであることは間違いない。


では上位人気が予想される馬を中心に寸評。

まずはレーヴディソールから。
ダンスファンタジアと人気を二分することになるだろうが、牡馬相手のマイルの重賞を好タイムで勝っている点で
1番人気はこちらだと思う。

新馬戦は相手メンバーの問題もあるが、直線だけでまとめて差しきって、更に突き放すスケールの感じる勝ち方。
新馬戦だけでは半信半疑の部分もあったが、2戦目のデイリー杯では、牡馬相手に同じく豪快に差し切った。
スケールは相当なもので、この受けるスケールどおりなら、これからG1で活躍できると確信できるくらい。
陣営も厩舎の先輩ブエナビスタ級か現時点ならそれ以上とも言っているらしい。
ブエナビスタ級は個人的にはまだそこまでは思えないが、期待は持たせるだけのものはあるだろう。
父はアグネスタキオン。(最終年の産駒かな?)
他の種牡馬が主流になってきているが、改めてアグネスタキオンの凄さも感じる。
母の参駒は3年前の阪神JF2着のレーヴダムール。クラシック路線に活躍したアプレザンレーヴにレーヴドリアン。
それら姉兄よりはスケールでは数段上に感じるから、期待は膨らむ。
ただし、悲劇の一族。レーヴダムール、レーヴドリアンは病死。アプレザンレーヴもこれからというところで、
故障で引退、種牡馬になることも出来ずに乗馬に。
G1勝利は一族の悲願(馬はそんなことは感じてないが)でもあるが、ある意味の宿命に逆らうことが出来るか?

あとはレースとして。
当然追い込みにかけるレースだろうが、今回の方が牝馬同士でもデイリー杯以上に手ごわいメンバーだと思う。
確実に突っ込んでくるのだろうが、前の馬が楽をしていると差し届かずの危険はある。
特にフルゲートの多頭数だけに極端な脚質は危険はある。


レーヴディソールと人気を分けるダンスファンタジア。
相手が弱すぎということもあるし、タイムもそれほど目立つものではない。
実績面ではレーヴディソールに見劣る。
ただ、2戦ともまったくの楽勝。
2戦目の最後だけ横山が気合をつけて追ったが、それでもまだ全力では走っているとは思えず、
それでも上がりが初戦は重馬場で34.0。2戦目は33.8。
2戦目は好位からの競馬も出来た。
レースぶりが母ダンスインザムードに似て、すっと馬なりで好位に進んで突き抜ける脚がある。
(逆に追って意外と味がない部分まで似ていないか不安もある)
今回は速そうな逃げ馬も出走しそうで、好タイム(1分33秒台)の勝負になるだろうが、
スピードには問題なく対応できるはず。むしろ好タイム勝負の方が良いと思うので。
また好位からレースが出来る点で、脚質の信頼性ではレーヴディソールを上回る。

ともに強いと思うし、そのMAXがそれぞれどこにあるのかは分からない。
同じ程度なのか、差があるのか?
好位から抜け出すダンスファンタジアが押さえ込むのか?
末脚に賭けるレーヴディソールが差し切るのか?


3番人気が予想されるアヴェンチュラも相当なものがあると思う。
新馬を楽勝。
6月の新馬戦としては1.35.7は優秀。
そこから間隔を開けて臨んだ札幌2歳Sで追い込み届かずに2着と敗れたが内容は強いと感じるものはあった。
札幌2歳Sを牝馬でこれだけできれば、将来性は十分だろう。

札幌2歳Sで1800mを経験しているのも将来には強みだし、距離に融通系を感じる。
阪神JFはタフなレースになれば、長い距離の経験は有利に働く可能性もある。

オッズ的にはレーヴディソールとダンスファンタジアの2強だが、未知数な部分の期待なども考えれば、
アヴェンチュラを含めた3強と考えても良いくらいだと思うので、そういった意味で、
この馬がオッズバランスが良いと思う。


抽選待ちだが、出走できれば4番人気はアドマイヤセプターか?
札幌2歳Sでは折り合いも欠いたということで3着だったが、それほど悲観するほどの着差でもないし、
1番人気になっていたのはアドマイヤセプターだった。
支持された理由は新馬戦の7馬身差の圧勝。
単純にタイムを比較すると、同じ札幌1500mがデビュー戦だったレーヴディソールの勝ちタイムより3.0秒も速い。

先に3強かもしれないと書いたが、この馬も入れて4強と考えても何もおかしくなくらいのスケールはある。

問題は抽選待ちで、母アドマイヤグルーヴはこのレースで抽選で除外となっている。
この一族、同じレースを回避したり、レースに対する運命までも受け継がれているようなところがあって、
個人的には除外になりそうな可能性が高い気がしてならない。

先にも触れたが、桜花賞まで対戦してほしくない気持ちも個人的にはあるので、この馬くらいはこのレースに
でなくても良いかなという思いもあるのだが・・・

あとは実績上位組から。
新潟2歳Sを勝ったマイネイザベル。
このレースはその後のG1に無縁なレースになってきている。(縁があったのはセイウンワンダーぐらいか)
ここで好タイムで勝ったり、強いレース振りをしても、ある意味特殊な平坦左回りの1600m戦。
その先に繋がらない。
去年は(本命にもしたが)シンメイフジも惨敗に近い内容だった。
一応、前走はたぶん叩き台であったと思うファンタジーSで9着と負けたが、僅か0.4秒差。
今回は人気を落とす一戦だろうし、体調は前走より上げてきそうで、面白みはあるが、
先の馬たちは相当なレベルと思うので、あったとしても3着まで。そんなところだろう。

マルモセーラはファンタジーSを勝った。
逃げ先行型で、目一杯のレースでの僅差勝ち。
勝ちはしたが、あれ以上はないというレースで、それ以下の馬の方が先があるレース振り。
逃げ先行型は、今回同系が多いこともあるし、前走が目一杯のようでは苦しい。
前走より更に大きく力を付けていると言うなら、健闘の余地はあるが、自分はない思う。

ファンタジーSで3着となったホエールキャプチャ。
前々走の逃げ切り勝ちから一変、最後方からの追い込むレースとなったが、
極端なレースながらに最速の上がりで3着。
基本的にはスタートが巧くないようだが、脚質が定まっていないながら、どんなレースでも
上位に絡んでくるところで、未知の魅力はある。


あとは抽選待ちの馬から。

リトルダーリンは新馬戦のレース振りなそれなり程度。
しかしディープインパクトにエリモエクセルの良血に馬主は馬眼のある金子氏。
底力は備えているかもしれない。

反面、ディープインパクトは新種牡馬の勝ちあがり頭数の新記録を樹立しているが、
そのわりに2勝している馬は少ないし、重賞勝ち馬もまだ居ない。
もちろん、これから活躍が期待で来そうな1章馬もたくさん居て、まだまだこれからだろうが、
良血牝馬とばかりに種付けしている事を考えると、その割に超大物とまで思える馬が出てこない。
超大物はそう簡単に出てこないものだが、その期待をかけるくらいの牝馬と種付けしている点で、
種牡馬としては一流になるだろうが、1頭抜けた特別な種牡馬にはなりえない気がする。
それより、SS(系)牝馬と掛け合わせられるキングカメハメハの時代になりそうな気がするから。

ということで、エリモエクセルの参駒は活躍していないし、人気になるようなら、軽視したいタイプ。


あとは個人的には平均以上で流れる好タイム決着を望んでいるので、クリアンサス、トズゼンノハピネス、
トーセンソニア、ヤマニンハピオネあたりから数頭は出走してほしい。


ハイレベルのメンバーなので、ハイレベルのレースが見たい!!