Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その1

2014-11-25 23:17:05 | G1
連対馬の傾向。
対象は日本馬のみ。(前走、海外は除く)

来ない馬
(1)前走、ダート。
(2)前走、重賞以外。
(3)前走、G1以外で3着以下。
(4)前走、3番人気以下でかつ5着以下。
(5)前走、3着以下でかつ前々走も3着以下。ただし、どちらかでG1で1番人気だった馬は除く。


残った馬
イスラボニータ
ジェンティルドンナ
スピルバーグ
タマモベストプレイ
ラキシス
ワンアンドオンリー

5頭。


さらに絞ると・・・。

傾向的に弱い馬。
(1)前走が10月より前
→今年は該当なし
(2)G1連対なし(過去10年だとスクリーンヒーローのみ)
→タマモベストプレイ


さらに残った馬
イスラボニータ
ジェンティルドンナ
スピルバーグ
ラキシス
ワンアンドオンリー

5頭。


このレースの王道はG1で実績を数多く上げているその時期の日本のエース格の馬が活躍する。

牝馬限定のエリザベス女王にしかG1実績がないラキシスは、回避予定でもあるが、論外。
ワンアンドオンリーも菊花賞の惨敗ぶり。JCと同じ舞台とは言え、
恵まれたダービー勝ちでは個々では格下感は否めない。

残りの3頭から。
天皇賞・秋の上位3頭。

微妙ではあるが、一応、ジェンティルドンナ!!
軽い馬場の東京でこその馬。これまでの結果からいえば、一番力を出せる舞台設定である。
前走は叩き台というとオーバーかもしれないが、JCが本当の狙いでここが最大目標であることは疑う余地もない。
イスラボニータには休み明けの状態で条件、状態で分のあった先着。
ならば、順当ならば、今回も負けないとみるのが妥当。
いろんな意味で嵌ったスピルバーグにも今回は抑え込めるだろう。

一応、ジェンティルドンナの実績は他の2頭とは雲泥の差で、歴史的名馬級の超G1級の馬。
全盛期は過ぎているのは間違いないだろうが、おそらくこのレースが最後(特に勝てば)。
渾身の仕上げで来るだろうし、3頭の中では格上とする。

あとは今年は凱旋門賞からの海外遠征組が2頭。
この2党がいるだけにジェンティルドンナに日本のエース(最有力)と言い難い部分がある。

状態さえ良ければ、実力上位とも思えるジャスタウェイとハープスターである。
ジャスタウェイはレイティング世界1位。
レイティングで言えば断然な存在。
凱旋門賞のレースぶりは距離は持つことは証明したと思う。
位置取りの悪さで直線、抜けてこれなかったが、最後、馬群が開いてから伸びてきた。
去年の天皇賞・秋、ドバイの圧勝ぶりからいけば当然有力。
ハープスターは負けたレースはすべて脚を余した負け方で、力負けは一度もしたことはない。
2歳時でもあるし、距離も違うが、イスラボニータに新潟2歳Sで完勝。
その後のレースぶりからしても牡馬を含めて、3歳最強だろう。
しかも世代では抜けた存在。
能力はジェンティルドンナの3歳時と互角以上と考えても良いくらいだろう。
過信したような最後方からの追い込みは止めて、もっと普通にレースをすれば、勝利に一番近い馬だろう。
基本、スローが多いJC。
位置取りさえ間違えなければ、瞬発力でハープスターに勝てる馬は居ないだろう。

あとは状態次第か?