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気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その2

2014-11-26 08:10:00 | G1
3着馬の傾向。

過去10年、日本馬9頭、外国馬1頭。

日本馬からが基本。

6頭が前走、天皇賞・秋。
その内容。
05ゼンノロブロイ   1番人気、2着
07メイショウサムソン 1番人気、1着
08ウオッカ      1番人気、1着
11ジャガーメイル   9番人気 9着
12ルーラーシップ   2番人気、3着
13トーセンジョウダン 10番人気、11着

11年のジャガーメイル、13年トーセンジョーダンは例外扱い。
特に13年はメンバーレベルが低すぎて、例年ならば来るはずもない馬でも上位に来れてしまったレースなので。
また、12年のルーラーシップも微妙に例外。(スタートさえまともならば勝っていたはず)

それ以外の馬たちは、前々走も1、2番人気だった馬。
(JCでも1、2番人気だった)
その1の時にも触れた、その時期のエース格の馬たちである。

エース格の馬は連対有力であると同時に、連対できなくても3着には来るという事。
また、過去10年、JC1番人気はほぼ日本馬のエース格の馬であり、すべて3着以内に来ている。
(11年以外は日本のエース格が1番人気)

要は過去10年では日本馬のエース格は崩れることなく3着以内に来ている。

今年のメンバーでその立場にあるのは、微妙だが、天皇賞・秋ステップという事で言えば、
天皇賞・秋2番人気2着のジェンティルドンナ

3着の傾向というより、3着以内の信頼性ということで言えば、ジェンティルドンナは鉄板!!となる。

では、連対候補なのか?、それとも3着候補なのか?
過去の前走、天皇賞・秋のエース格で3着馬の分析。
05ゼンノロブロイ
→レコードの超高速決着。久々の(東京開催での)外国馬の勝利。
 2着はコース適正抜群。(その後、有馬記念でディープインパクトを負かした)影の実力馬ハーツクライ。
07メイショウサムソン
→スローの流れで外外を回らされ、仕掛けるタイミングも悪く、1着馬とは首+頭差。力負けではない。
08ウオッカ     
→スローな展開をスクリーンヒーローに出し抜けを食らったレース。
 2着のディープスカイはJCでの1番人気(2着)はこちらで、JCではエース逆転のレースでもあった。

展開に左右されたり、コース適性、あるいは道悪だったり、また外国馬が予想以上に強かった場合に3着に甘んずることがある。

今年の場合、ジェンティルドンナは連対馬の傾向で触れたように、
国内路線組では最上位扱いで良いと思うが、ジャスタウェイ、ハープスターが凱旋門賞帰りで
参戦することを考えると、必ずしも連対推しと言い難い意味も...
また、おそらくJCでは1番人気になれない可能性大?
そうすると、3着イチオシとすべきなのかもしれない。

あとは、エース格以外からの3着馬の候補は。

日本馬の過去10年の天皇賞・秋以外のその他は3頭。

04デルタブルース  菊花賞1着
09レッドディザイア 秋華賞1着
10ヴィクトワールピサ皐月賞1着

当時3歳の牡馬、牝馬の3冠のいずれかの勝利馬。
ちなみに10年はヴィクトワールピサがイチオシだった。(予想も単穴評価)

イスラボニータかワンアンドオンリーが該当。
イスラボニータだろう。
ワンアンドオンリーは前走の負け方がひどすぎで、距離云々では片づけられない負け方。
今回のスローな上り勝負は得意なのかもしれないが、神戸新聞杯のレースぶりも改めて思えば大したことがない。
春からの成長が微妙かもしれない。
その点、イスラボニータは春より力を付けているように思え、天皇賞・秋も良く善戦していると思う。
今回、勝ち負けは厳しそうな意味もあるので、そういう意味で3着ならば...の期待。

イスラボニータをイチオシという事にしておく。
ただ、普通に力負けしてしまう可能性はある相手関係でもあるような...

とにかく、凱旋門賞参戦の2頭が実力馬であるだけに、例年の傾向通りに行くかはこの2頭の出来次第。
この2頭の状態の見極めが馬券的中の明暗を分けるだろう。