北朝鮮は日本時間の12日午前7時55分ごろ、北西部から東方向に弾道ミサイル1発を発射、約500キロ飛行して日本海に落下した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は1月のトランプ米政権発足後、初めて。新政権をけん制すると同時に今後の出方を探った可能性がある。日米首脳会談直後の発射に日本政府は強く反発、北朝鮮に厳重抗議した。訪米中の安倍晋三首相は日本時間の12日午後、米南部フロリダ州パームビーチでトランプ大統領と共同記者会見し「断じて容認できない」と非難。トランプ氏は「われわれは100パーセント、同盟国の日本を支持する」と述べた。