稲田防衛相は21日午前の閣議後の記者会見で、南スーダンで活動する陸上自衛隊の日報問題をめぐり、民進党の後藤祐一衆院議員が、説明に行った防衛省女性職員にパワハラ行為を行ったと明らかにした。防衛省によると、後藤氏は16日夜、議員会館に女性職員を呼び、17日の衆院予算委員会の質問に関連する説明を求めた際、威圧的な言動があった。後藤氏は21日昼の記者会見で「厳しい言い方をしたことで、大変迷惑をかけた。おわびしたい」と陳謝した。民進党の山井和則国会対策委員長は「(後藤氏から)謝罪したという報告は受けた。今後迷惑をかけることのないように気をつけたい」と語り、後藤氏を厳重注意したことを明らかにした。