ロシア極東のウラジオストク港沖で3日、かつて日本と北朝鮮を結んだ貨客船「万景峰号」が燃料切れのため遭難信号を発信した。北朝鮮との定期航路を運営する地元のロシア企業「インベスト・ストロイ・トレスト」がインタファクス通信などに明らかにした。同社によると、同号は乗員34人で米や小麦などの積み荷を運んでいたが、何らかのトラブルで港側が接岸を認めず、燃料、食料が尽きたという。同日中にタンカーを出し、万景峰号に燃料などを補給する予定。同社は5日に対応を検討するとしている。
米ニューヨーク株式市場で2日、大企業でつくるダウ工業株平均が前日比665・75ドル安と急落した。リーマン・ショック後の2008年12月以来、約9年ぶりの下落幅だ。低金利と世界的な景気拡大で史上最高値を更新してきたが、米金利が上昇し、景気への悪影響が懸念された。一時的な調整か、さらに大幅下落が続くのかは見通せない。