濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「蒙古勢 土俵の外でも 大荒れと」

2017年11月16日 | 時事川柳
大相撲の横綱日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が、十月の秋巡業中に幕内貴ノ岩(27)=本名アディヤ・バーサンドルジ、モンゴル出身、貴乃花部屋=を殴るなどしてけがを負わせていた問題で、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)が十月下旬に鳥取県警に被害届を提出していたことが十四日、分かった。現役横綱の不祥事を受け、日本相撲協会は危機管理委員会が調査を始めると発表した。

「引責で 小池辞任も 知事逃げ場」

2017年11月15日 | 時事川柳
希望の党の小池代表は、党執行部人事が14日の同党の両院議員総会で決まることを受けて、代表を辞任する意向を固め、周辺に伝えた。小池代表は衆院選後、「創業の責任がある」などとして代表を続けていたが、都政に専念する必要があると判断したとみられる。小池代表は安倍首相が衆院解散を表明した今年9月25日、自らが代表を務める希望の党を設立。衆院選では過半数を超える候補者を擁立したが、当選は50人にとどまり、敗北を喫した。衆院選の投開票日、小池代表は出張中のパリで、「今回は完敗。私自身にもおごり、慢心があったのではないかと反省している」などと述べた。

「北兵士 軍事境界で 脱北を」

2017年11月14日 | 時事川柳
韓国軍合同参謀本部によると、13日午後、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店で、北朝鮮軍の男性兵士1人が境界線を越えて韓国側に亡命した。男子プロの賞金王争いに興味が行って、面白かった。兵士は北朝鮮側から銃撃を受けて負傷しており、病院に搬送されて治療を受けている。同本部関係者によると、兵士は境界線から韓国側に約50メートル入った地点で、肩やひじにケガを負った状態で倒れているのが見つかり、韓国側が保護した。南北間で交戦はなかったが、兵士の発見直前、北朝鮮側で数発の銃声が確認されたという。

「米抜きの TPP合意も いつ発効?」

2017年11月12日 | 時事川柳
米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の交渉で共同議長を務めた茂木敏充経済再生担当相とベトナムのアイン商工相は11日、ベトナム中部ダナンで記者会見し「11カ国は環太平洋連携協定(TPP)で大筋合意した」と正式に発表した。米国離脱に伴う凍結は20項目で、6カ国の国内手続き完了から60日後に発効する。閣僚で大筋合意した新協定案と閣僚声明を発表した。自由貿易を後退させない姿勢を打ち出したが、カナダが異論を唱えたことで11カ国の結束は乱れており、新協定発効に向けた先行きは予断を許さない。

「男おしっこ 立って派座って派 五分五分と」

2017年11月11日 | 時事川柳
男性の44%は自宅のトイレで座って排尿する――。NPO法人日本トイレ研究所が10日、「いい(11月)トイレ(10日)の日」に合わせて、アンケート結果を発表した。尿が飛び散らないよう配慮する「座って派」と「立って派」(55%)が拮抗(きっこう)している実態が明らかになった。トイレ研は1980年代から子どものトイレ環境の改善や、災害用トイレの普及に取り組む。今回は10月、20~69歳の全国の男性515人にウェブ上で排尿の実態や悩みを聞いた。

「ソマリアで IS分派が 増殖と」

2017年11月11日 | 時事川柳
国連は、東アフリカのソマリア北部で、イスラム過激派組織「イスラム国」の分派組織が拡大しているとする報告書をまとめた。昨年は数十人だった戦闘員が、今年、約200人に急増しているという。ロイター通信が8日、報じた。現在の戦闘員は、多くがソマリア人とみられるが、専門家らは、今後、シリアやイラクで主要拠点を失った「イスラム国」戦闘員らが多数、ソマリアに逃げ込み、地域を不安定化する恐れがあると指摘している。ソマリアに駐留する米軍は今月から、同国内の「イスラム国」拠点を狙った空爆を開始している。

「印の首都 汚染激化に ガス室化」

2017年11月10日 | 時事川柳
インドの首都ニューデリーで大気汚染が激化している。デリー首都圏(州に相当)政府は域内の全学校を12日まで休校とし、当面の建設工事中止やトラックの域内進入禁止を決めた。市内は9日、濃いスモッグがたちこめ、数百メートル先の建物が見えなくなるほど視界が悪化した。地元テレビは「殺人大気」「市内がガス室に」などと報じた。
 ニューデリーの大気汚染は車の排ガスや焼き畑などの影響で世界最悪レベルとされ、空気が滞留しやすい秋から冬にかけて特に深刻化する。8日には、発がん性のある微粒子状物質(PM2・5)の濃度が1立方メートルあたり最大で1000マイクロ・グラムを記録した地点があった。

「景気伸び いなざぎ超えの 戦後2位」

2017年11月09日 | 時事川柳
2012年12月に始まった今の景気拡大の長さが高度成長期の「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さになった。内閣府は8日発表した9月の景気動向指数の基調判断を最も強気の「改善を示している」に11カ月連続で据え置いた。公式には時間をおいて判断するが、暫定的に今の景気拡大は9月で58カ月間に達した。CIは生産や雇用などの経済指標の動きを総合して算出し、景気の方向感を示す。景気回復の期間などは正式には専門家でつくる内閣府の研究会が決めるが、内閣府はCIをもとに毎月、景気の基調を機械的に判断している。

「日米に 印軍加わり 対北へ」

2017年11月08日 | 時事川柳
北朝鮮に対する警戒活動に当たっている米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」と海上自衛隊の護衛艦が3~6日、日本海でインド海軍の艦艇と共同訓練を行ったことがわかった。北朝鮮を念頭に置いた日本海での訓練に、日米韓以外の国が参加するのは初めて。トランプ米大統領の来日に合わせ、国際社会が連携して北朝鮮問題に対処する姿勢を示す狙いがあったとみられる。関係者によると、訓練では、3か国の艦艇が航行しながら、通信したり陣形を変えたりする手順を確認した。インドの艦艇は10月下旬、極東ウラジオストクでロシア軍との合同演習を実施し、その帰路だった。

「拉致家族 トラと面会 尽力を」

2017年11月07日 | 時事川柳
来日中のトランプ米大統領は6日午後、東京・元赤坂の迎賓館で、北朝鮮による拉致被害者の家族らと面会した。面会後、安倍晋三首相や被害者家族らと並んで取材に応じたトランプ氏は「家族の方々から悲しいお話をたくさん聞いた。拉致された被害者が愛する人々の元に戻れるよう、安倍首相と力を合わせていきたい」と述べた。また、拉致被害者について「北朝鮮が語学を自分たちの国民に勉強させるために拉致されたという方もいた。それ以外のいろいろな理由で拉致されたわけだが、とんでもない不名誉な行為だ」とも語った。

「OB出たか? ゴルフ外交で 安倍トラは」

2017年11月06日 | 時事川柳
安倍晋三首相は5日、霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)で来日したトランプ米大統領を出迎え、握手を交わした。トランプ氏は「良い天気だね」と声をかけ、首相は「最高のコンディションだ」と応じた。トランプ氏の好物のハンバーガーの昼食をとり、ラウンドに臨んだ。両首脳のゴルフはトランプ氏の別荘がある米フロリダ州でプレーした2月以来。昼食会の冒頭では「ドナルドとシンゾー 同盟をより偉大に」と英語で刺しゅうされた4つの帽子のつばに、それぞれ自筆でサイン。首相からのプレゼントで、トランプ氏、ゴルフをともにするプロゴルファーの松山英樹選手、ゴルフ場への寄贈用も用意した。松山選手もサインした。

「外遊より トラの本音は 内憂と」

2017年11月05日 | 時事川柳
トランプ米大統領が5日、10日間にわたるアジア歴訪を開始する。アジアでの存在感をアピールする狙いだが、トランプ氏の関心は米国内にある。目玉政策である税制改革は正念場を迎え、「ロシア疑惑」の捜査も本格化している。内憂を抱え、一日も早く帰国したいのが本音のようだ。

「浅草寺 仲見世家賃を 16倍へ」

2017年11月05日 | 時事川柳
東京の観光名所、浅草寺の仲見世商店街が家賃騒動に揺れている。建物の所有が東京都から浅草寺に移り、来年1月から約16倍の値上げを提示されたという。家賃が跳ね上がれば廃業に追い込まれかねないため、商店街は「寺側と話し合いたい」としている。仲見世商店街振興組合によると、各店が家賃の値上げを知らされたのは9月。10平方メートルあたり月1万5千円だった家賃を、来年1月から約16倍にあたる月25万円に値上げしたいという内容だった。「周辺の家賃相場と釣り合いをとった」との理由だったという。

「トラ信頼 側近よりも シンゾウと」

2017年11月04日 | 時事川柳
「シンゾー、北京でのレックス(ティラーソン国務長官)の発言をどう思うか」。10月4日、トランプ米大統領は電話で安倍晋三首相にこう尋ねたという。日米の政府関係者が明かす。ティラーソン氏は9月末、北朝鮮と接触を図っており、対話に臨む用意があるか「探っている」と発言した。これにいら立つトランプ氏。10月1日、ツイッターで「小さなロケットマンと交渉しようとするのは時間の無駄だ」と突き放し、2人の路線に食い違いが露呈していた時だった。安倍首相はティラーソン氏の発言の論評を避けつつ、「今は対話の時ではなく、圧力をかけていくことが大切だ」と返した。

「秘密裏に 国連ルートで 米、北と」

2017年11月03日 | 時事川柳
ロイター通信は10月31日、米国務省高官の話として、米政府がニューヨークの国連ルートを使って、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮と秘密裏に接触を続けていると伝えた。この高官によると、北朝鮮と接触しているのは、ジョセフ・ユン米政府特別代表(北朝鮮担当)。ユン氏はトランプ政権の発足当初は、北朝鮮に拘束されている米国人の解放交渉だけを行っていたが、同高官は「(北朝鮮側と会う)頻度も(会談の)内容もまったく制限されていない」と述べ、核・ミサイル問題についても協議していることを示唆した。