間が開いてしまいましたが 嵯峨野・嵐山の続きです。
お時間のある時にでも お付き合いくださいませ
長閑な山里風景に懐かしさを感じました。
落柿舎 (らくししゃ)
落柿舎の名前の由来は 庭に柿の木が40本あり その柿の実が一夜のうちに殆ど
落ちつくした。 それが落柿舎の名の由来なのだそうです。
落柿舎は 元禄の俳人・向井去来の遺跡です。
去来は芭蕉門人で最も信頼した高弟でした。 去来が落柿舎を営んだのは
貞享(じょうきょう)七年(1867)の以前で 芭蕉が初めて訪れたのは元禄二年(1689)
併せて三度来庵しています。 元禄四年には四月十八日から五月四日まで滞留し
その間に 「嵯峨日記」 を誌しました。
山里の静かな佇まいでした。 その名のように 柿の木がたくさん植えられていました。
つ づ く