日々なるようになる

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春日大社神苑

2014-05-15 | 西日本で過ごした時の記録です。

 

 萬葉植物園へ行ってきました。

こちらの植物園は 萬葉集にゆかりの約300種の萬葉植物を植栽する植物園です。

そして 春日大社シンボルの ”藤” でも有名です。

 

 

”藤” の開花時期は4月中旬から5月上旬となっているので 多分見れないだろうけど ・・・ 

とりあえず 行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

園内の中央には600坪の池があり 池の中央にある中ノ島には 萬葉植物園の趣を

醸し出す奈良市指定文化財の ”イチイガシ” の老巨樹が その幹を地に長く臥せて繁っています。

更に島の正面には絢爛豪華な王朝の風情を再現する浮舞台が設置されており 

春秋の祝日(5月5日、11月3日)には奈良時代より絶えることのなく春日大社に伝承されてきた

雅楽 「官絃 及び 舞楽」 の数々が奉納されるそうです。

 

 

池には たくさんの鯉が ・・・ みるみるよってきました。

鯉の餌  100円也とあったので 期待に答えて ・・・ 

大きな口をあけて 押し合い圧し合い 凄かったですょ~ 

 

 

萬葉名 ・・・ むらさき     現代名 ・・・ ムラサキ (ムラサキ科)

”ムラサキ”は日当たりの良い草地に自生する高さ50センチ程の多年草ですが

我が国では絶滅危惧種に指定されています。 昔は武蔵野や蒲生野など各地に自生し

栽培されていましたが 現在野生種は日本中に 1000株程といわれているそうです。

 

 

古代 「紫草」は貴族が着用する紫の衣類の染色に使われており 太い根を乾燥させると赤みをおびた

紫色になり 「紫根染め(シコンソメ)」の重要な染料として使われ 名前はこれに由来します。

染色は日本だけでなく エジプト・ギリシャ・ローマ・中国などでも高貴な色とみなされ尊重されてきました。

また 「紫根(シコン)」は漢方で解熱、解毒の薬にした他 皮膚病、やけどの妙薬などにも使用されたそうです。

 

”藤” の花は もう ないだろうと思っていましたが わずかながら見ることができ良かったです。

そして 絶滅危惧種のお花 「ムラサキ」 6月から7月にかけて開花するそうですが

すでに 可愛いお花を 咲かせてくれていて  でした。

 

植物園の前にある  で お昼をいただきました。

 

中のお庭の方でも いただけるようになっています。

 

お粥と柿の葉寿司

柿の葉寿司のお酢の加減がちょうど良く 美味でしたね。

白味噌仕立てのお粥も とても美味しかったです。

 

この日は 28℃と暑くなりましたが 木陰でのランチ ホッと一息 

 

 

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