功山寺決起

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意義の深い本(2025/01/18)

2025-01-18 09:11:25 | On the Road
▼こうやってスキマ時間すら無くなると、逆に、2分読書というのを最近、やってるのです。3分では無く、2分です。
 それも今は、2冊の同時進行です。

 1冊は、日本の戦争期、もう1冊は幕末期を描いた本なので、時代が脳味噌のなかで絶妙に交錯します。
 なおかつ、日本と昼夜がまるで逆の北米時間の感覚も、心身は平気であっても躰のどこかにあるので、これも交錯します。

 総じて、なかなかファンタジックな2分間です。
 ただし、本のページはじりじりと、まさしく匍匐前進のようにしか進みません。読むのは速いほうですが、細切れというか、たまに用意できる2分に交互に2冊を読んでいると、そうなります。
 それでも読書はやっぱり愉しい。他の書き手の労作を読むのは、心地よい敬意が湧いてきて、楽しいのです。

 上に記した2冊のうち、戦争期を描いたノンフィクションは、『林芙美子が見た大東亜戦争 ―放浪記の作家は、なぜ南京大虐殺を書かなかったのか』という単行本です。
 意義の深い本だと考えます。

世から消された本があります

世から消された本があります

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』も、ほぼ同じ運命のようです。
 けれども、いつか誰かに読まれるかもしれない。
 ちょうど上記の本を、不肖わたしが偶然に見つけて、じりじりと、とにかく読み進めているように。

▼ちなみに、この社会と政治の情況で、あえて自由民主党の70年史で初の『反しがらみ党員』となってわたしと連携しようとする主権者は、本物の中の本物として、日本のまつりごとを変えようとしている人だと、わたしは感じています、考えています。
 なぜ自由民主党を変えるのか。
 自由民主党、あるいはジミントウほど、敗戦後日本の巨大な既得権益をいまだ支配している政党は無いからです。それを変えないと、実は、何があっても何も変わっていません。
 凍りつく寒風のさなかの連帯はここにあります。






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