功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

慶應義塾大学法学部の奥健太郎教授のゼミ(2024/10/09)

2024-10-09 15:24:48 | On the Road
▼先日、慶應義塾大学法学部の奥健太郎教授のゼミで学ぶ学生たちが、「インタビュー」にやってきました。
 テーマは、「後世への記録 令和を生きる政治家の伝え方」ということです。

 日本政治史を専攻なさっている奥教授と、直接の交流はこれまでありませんから、学生たちの自主的な研究努力だと思います。
 インタビュー結果は整理して、三田祭に出すとのことでした。

未完の青春

未完の青春

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


 救われたのは、夭折の哲学者であったキェルケゴールの「死に至る病」の書をふと読んだことが最初のきっかけです。
 それでむしろ、哲学を去って、経済学に行く決心をしたのでした。哲学が駄目だという意味ではありませぬ。逆です。ぼくが哲学者になる道を選ばなかったというだけです。キェルケゴールは今も、人間として、敬愛しています。
 そして、やがて早稲田大学から共同通信社に就職して、まず事件記者となり、重大な事件や悲惨な事故、それに見かけよりずっと強大で尊大でもある司法権力という現実と激突して、悩みは吹っ飛びました。現場で戦うほかなくなったのです。




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朝から夜まで7時間(2024/10/08)

2024-10-09 07:18:14 | On the Road
▼しかし、きょうの疲れは、長い時間や、こういう椅子から来る肉体的な疲れではありません。
 それくらいでは、さして疲れないです。
 わたしだけではなく、国会に集まっているひと、つまり議員は、与野党を問わず、これぐらいで疲れることはあまりないように見えます。

 疲れるのは、精神です。
 論理を考える頭、感情をつかさどる頭 ( こころ ) 、いずれも疲れました。
 何に。
 椅子でも時間でもなく、石破新総理の答弁ぶりにです。

客観視を心がけつつ丁寧に考えたうえで、事実とあまりにも食い違うことを言ってこられるかたは、やむを得ず、もはやお付き合いできません  ただし本来はそいうことをしないので、日々の膨大な書き込みのなかで、おふたりだけです

客観視を心がけつつ丁寧に考えたうえで、事実とあまりにも食い違うことを言ってこられるかたは、やむを得ず、もはやお付き合いできません  ただし本来はそいうことをしないので、日々の膨大な書き込みのなかで、おふたりだけです

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼国会にとどまる限りは、いついかなる時にも、主権者のみなさんへ無償、無条件に、伝えるべき情報を伝えようと努めます。
 今夜の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、これをアップしています。正直、辛い動画です。国士たる三浦麻未・公設政策秘書のいつでもどこでも変わらない明るさが、救いですね~。



 同じく国士の二十歳の学生インターン、増野優斗くんの努力結晶であるショート動画は、ますます、わたしに突きつける問いが冴えわたっています。今回の問いは、「議員、あと3週間で、石破政権は終わるのか」ですと。
 キツっ。
 石破さんも、わたしと意見や生き方に違いがあっても、長く古い、僭越ながら友だちです。
 友だちであっても、意見のどこが違うのかは、主権者に明示せねばなりませぬ。



 ちいさな、カケラのような救いは、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』です。
 明日、安倍昭恵さんに手渡し、安倍晋三総理の墓前にも捧げます。




 今夜、長い本会議が終わったあとの議事堂の廊下で、ある良心派の元閣僚が近づいてこられて「青山さん、じっくり読みましたよ」と仰ってくれたのですが、その表情になんとも言えない、初めて見るような深みがあって、やや暗い廊下で思わず、お顔を凝視してしまいました。
「なぜ、回想に、反が付いているのか、それも良く分かったんですよ。わたしたちは、ほんとうは、何をしなきゃいけないのかって、青山さんにそれを見せてもらった気がしました」

 わたしは深々と頭を下げて、敗戦前の日本から今日まで続く古い階段を、降りていきました。




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