功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

「背骨勉強会」(2024/03/05)

2024-03-05 10:48:01 | On the Road
▼きのう3月4日月曜の夕刻から夜にかけて、自由民主党の本部で「背骨勉強会」と名付けた会が開かれました。
 党の「中央政治大学院」が主催する、新しい会の初回です。

 衆議院の当選4回まで、参議院の当選2回までの議員、それにまだ当選していない次期選挙の立候補者を集めて、「党の背骨を作り直す」という趣旨です。

「背骨が欠けているのは首脳陣や幹部です」と、覚悟を持って、発言しました

「背骨が欠けているのは首脳陣や幹部です」と、覚悟を持って、発言しました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼講師として招かれた齋藤健・経産大臣が、日露戦争から真珠湾攻撃までの歴史について話されたあと、質疑応答に入り、わたしは最初に発言しました。
 熱意を込めて講演された、旧友でもある齋藤さんと、政治大学院の院長として新しい試みをされた遠藤利明・元五輪担当大臣に、礼儀を尽くしたあと、こう述べました。

「背骨をつくり直すべきは、当選回数が少ない議員や、これから当選なさる候補者のみなさんでは無くて、現在の自由民主党の首脳陣や幹部です」

「自由民主党のほんらいの背骨とは何か。それは、はっきりしています。西暦1955年に結党したとき、自主憲法の制定を掲げた、それです。以来、69年間の党史を重ねて、うちおよそ65年、政権に居ながら、自主憲法の制定どころか一字一句変えられず、国民投票にかけて主権者・国民にお聞きすることも、一度も、行うことができないでいる。その間、自由民主党をジミントウと言い換えるうちに、退廃と変質を招きました。このことを、まさしく勉強すべきです」

「これも踏まえて、次回以降は、戦前史よりまず、戦後史、自由民主党の政権と大半が重なる、アメリカに負けたあと現在に至る歴史をテーマにしてくださるよう要請します」





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