2003年、カーテンの総合見本帳Ariaの発表会が大阪ビジネスパークで行われて以来、3年振りにサンゲツが行う発表会へ行ってきました。
今回行われたのは、大阪市中央体育館。
地下鉄中央線 朝潮橋から徒歩3分。
ひさしぶりに、何ともいえないわくわくする感じがこみ上げてきました。
「総合インテリアメーカー」というだけあって、「インテリア」というくくりで表現される商材は何でも揃います。広くて、ここもしっかりデザインされた受付を通り抜けると、アーティスティックな異空間が広がります。
デザインフィルムが貼られた円筒状のオブジェの並ぶ通路を抜けると、壁紙の展示エリアへ。ここでは、漆を表現したものなど総合見本帳からの抜粋の他、リザーブ1000に掲載されている商品を見ることができました。
とても個性的な壁紙にも関わらず、照明の効果と面積効果でとても落ち着いた雰囲気が漂っていました。
また、参考出展として2007年改訂予定の見本帳 FINE に掲載される壁紙も見ることができました。1,000円レベルのクロスでこれだけの表現ができることに感心です。
来年の春が楽しみですね。
また、私が今回注目したのはカーペットです。
色彩表現もパターン表現も素晴らしい。3年前から注目しているグラデーションのタイルカーペットも新色が追加されて更に個性的に。
サンゲツさんの展示は、単なる商品の発表という枠に捕らわれない、まさに「デザイニングショー」という名にふさわしいものでした。これまで知らなかったカーテンの高価格帯の見本帳ROMANEや、新作のバーチカルブラインドなど、商品としての新たな発見もありましたが、それ以上に全体的にセンスの光るイベントだったと思います。