今年最も売れた本、それが「女性の品格」なのだそうです。おそらく手にした方の大半は女性ですよね・・・。きっと。
女性の品格。
書店を訪れた時、平積みされたそれに目が留まりました。
2006年に最も売れた本、それが「国家の品格」。こちらは私も読みました。そして、2007年は「女性の品格」。話題になっていて、結構気になってはいるものの、頑なにページを開くことはありませんでした。もちろん、購入していません。棚にならぶそれを遠くから眺めるだけです。なんだか『他人の褌~』のような気がして・・・。
スミマセン。ひねくれてます。そしてこれこそ、「品格がナイ」とか言われそうです・・・。
でも、こういう本が話題になること事態、平和というか、豊かなんだなぁ。って感じています。
先日、親友から1通のメールがやってきました。彼女とは中学時代からの付き合いです。
バスケ部のチームメイトとして、苦楽を共にしました。特に362日を練習に費やした2年生の時は、クラスも同じでした。だから、活動している時間の大半が一緒でした。別々の高校に進学した後も、友人関係が続けられたのは、彼女が根気強く連絡をくれていたおかげです。
昔から彼女のことは尊敬しています。そしてその尊敬は、日を追うごとに大きくなっています。妻の顔も母の顔も持つ彼女はとっても忙しい。会社の中では、他業種の私からみても、スゴイということが容易に想像できるポジションで業務をこなしてしまう。
そんな彼女がくれたメールにこんなことが書いてありました。
「日経WOMAN」という雑誌に載っていた「働く女性の品格手帳」買ってしまいました。
30歳からはやっぱり「品」だなぁ。と思って(笑)。
「品」かぁ・・・。の前に「日経WOMAN」読んでるんだぁ(驚☆)。
改めて、みんなとっても勉強熱心だなぁ。と感じました。「女性の品格」という本がこんなに売れているのもそう。「自己実現」に対する欲求の高まりのような気がします。
私は、「女性の品格」は読んでいませんが、ある番組の中でその内容に関することがクイズ形式で取り上げられていました。一部ではあるにしろ、その全ての答えがわかりました。(隣に居た母の微妙な表情に、それらを答えられることが果たして良いことなのか。考えなければなりませんでしたが。)ビジネス書に分類されるマナー本の中で取り上げられる内容は、ほとんどどれも変わりません。「敬語の使い方」「前向きなことば使い」など、当たり前のことで、良く知っていること、わかっていることばかり。でも、それがきちんとできているかというと、下を向かなければなりません。行動を伴うことは簡単ではありません。
一方、「下を向いて歩こう」「鈍感力」など、どちらかというと後ろ向きな感じのするものを「良し」とする考え方を提唱する本も話題になりました。
どちらも読んだわけではないので、その言わんとすることを正確に理解できているわけではありませんが、そんな本たちが話題になると、私もふと立ち止まらなくては、ならなくなりました。
Advance
高校時代から座右の銘として、ずっと刻み続けている言葉。
私に関わる多くの場面で登場する単語。「前進・前向き・向上・・・」。
もしかして、無理をしているのだろうか?
そういえば、「求めない」という詩集も話題になりましたよね。
私はこれを、30歳の記念に頂き、読みました。
求めない
すると本当に必要なものが見えてくる
求めない
すると自由になる
美しいことば。そしてある種、超越とか達観したからこそ、行き着いたようにかんじる内容。
求めない
著者である加島祥造さんは1923年生まれ、現在84歳。
30歳の私が「求めない」ことで自由を得るには、まだ少し早いような気がしています。
何が言いたいのか良くわからなくなってきてしまっていますが、みんなそれぞれ、いろいろなトコロで悩みながら、迷いながら、毎日を過ごしているんだなぁ。と思います。そして、時には「本」を通して、他人の言うことに耳を傾け、凛とすることができたり、またある時は、「本」を通して立ち止まる勇気をもらったり。
悩んだり、迷ったりできることも、最低限の欲求である「食べること」「眠ること」を約束された環境で、いまを生きることが出来ているからでしょうね。
思い通りに進まない現実も、重くのしかかるストレスやなんだかわからないイライラ、それから将来に対する不安。そんな風に感じられること全てが、豊かな生活の上に成り立っていることを気付かされたような気がします。
女性の品格。
書店を訪れた時、平積みされたそれに目が留まりました。
2006年に最も売れた本、それが「国家の品格」。こちらは私も読みました。そして、2007年は「女性の品格」。話題になっていて、結構気になってはいるものの、頑なにページを開くことはありませんでした。もちろん、購入していません。棚にならぶそれを遠くから眺めるだけです。なんだか『他人の褌~』のような気がして・・・。
スミマセン。ひねくれてます。そしてこれこそ、「品格がナイ」とか言われそうです・・・。
でも、こういう本が話題になること事態、平和というか、豊かなんだなぁ。って感じています。
先日、親友から1通のメールがやってきました。彼女とは中学時代からの付き合いです。
バスケ部のチームメイトとして、苦楽を共にしました。特に362日を練習に費やした2年生の時は、クラスも同じでした。だから、活動している時間の大半が一緒でした。別々の高校に進学した後も、友人関係が続けられたのは、彼女が根気強く連絡をくれていたおかげです。
昔から彼女のことは尊敬しています。そしてその尊敬は、日を追うごとに大きくなっています。妻の顔も母の顔も持つ彼女はとっても忙しい。会社の中では、他業種の私からみても、スゴイということが容易に想像できるポジションで業務をこなしてしまう。
そんな彼女がくれたメールにこんなことが書いてありました。
「日経WOMAN」という雑誌に載っていた「働く女性の品格手帳」買ってしまいました。
30歳からはやっぱり「品」だなぁ。と思って(笑)。
「品」かぁ・・・。の前に「日経WOMAN」読んでるんだぁ(驚☆)。
改めて、みんなとっても勉強熱心だなぁ。と感じました。「女性の品格」という本がこんなに売れているのもそう。「自己実現」に対する欲求の高まりのような気がします。
私は、「女性の品格」は読んでいませんが、ある番組の中でその内容に関することがクイズ形式で取り上げられていました。一部ではあるにしろ、その全ての答えがわかりました。(隣に居た母の微妙な表情に、それらを答えられることが果たして良いことなのか。考えなければなりませんでしたが。)ビジネス書に分類されるマナー本の中で取り上げられる内容は、ほとんどどれも変わりません。「敬語の使い方」「前向きなことば使い」など、当たり前のことで、良く知っていること、わかっていることばかり。でも、それがきちんとできているかというと、下を向かなければなりません。行動を伴うことは簡単ではありません。
一方、「下を向いて歩こう」「鈍感力」など、どちらかというと後ろ向きな感じのするものを「良し」とする考え方を提唱する本も話題になりました。
どちらも読んだわけではないので、その言わんとすることを正確に理解できているわけではありませんが、そんな本たちが話題になると、私もふと立ち止まらなくては、ならなくなりました。
Advance
高校時代から座右の銘として、ずっと刻み続けている言葉。
私に関わる多くの場面で登場する単語。「前進・前向き・向上・・・」。
もしかして、無理をしているのだろうか?
そういえば、「求めない」という詩集も話題になりましたよね。
私はこれを、30歳の記念に頂き、読みました。
求めない
すると本当に必要なものが見えてくる
求めない
すると自由になる
美しいことば。そしてある種、超越とか達観したからこそ、行き着いたようにかんじる内容。
求めない
著者である加島祥造さんは1923年生まれ、現在84歳。
30歳の私が「求めない」ことで自由を得るには、まだ少し早いような気がしています。
何が言いたいのか良くわからなくなってきてしまっていますが、みんなそれぞれ、いろいろなトコロで悩みながら、迷いながら、毎日を過ごしているんだなぁ。と思います。そして、時には「本」を通して、他人の言うことに耳を傾け、凛とすることができたり、またある時は、「本」を通して立ち止まる勇気をもらったり。
悩んだり、迷ったりできることも、最低限の欲求である「食べること」「眠ること」を約束された環境で、いまを生きることが出来ているからでしょうね。
思い通りに進まない現実も、重くのしかかるストレスやなんだかわからないイライラ、それから将来に対する不安。そんな風に感じられること全てが、豊かな生活の上に成り立っていることを気付かされたような気がします。
女性の品格 一読の価値はありますよ。
日本の社会全体が喪いつつある 真心 これをしっかりと伝えてくれる。
品格の二番煎じは時に有益な才覚です。時流を掴めることは才覚です。
ベストセラーであるということは多くの人が読み、
納得もしているであろう、ただのブームではない何かがある。内容は確かに今さら言われなくても気を付けてる と言いたくなってしまうことが多いけれど、当たり前のことをこれだけお説教くさくなくしかも過不足なく表現できることが稀有。故に、多くの読者をつかみ続けていると私は読後感として思います。ビジネスマナー本ではない。
血気盛んなだけでは説得力はないのではないでしょうか。読まずにここまで批判できるのは疑問です。三十路にそれでは大人として通用しません。
ご訪問ありがとうございます。そしてコメントありがとうございます。
やはりベストセラーだけあって、そんなに素敵な本なんですね。私も近いうちに購入してみようと思います☆
ところで、私はこの本のことを批判したつもりはありませんでした。でも、私のツタない文章によって、ご気分を害されてしまったことには本当に申し訳なく、反省しています。
この本についてではなく、それを読んでいる人や、こういった類のものを多くの人が手にすることに単純に感心というか、感動しています。本の批評ではなく、そちらが趣旨だったのです。
私の身近にも、ものすごく頑張っている人がたくさんたくさん居ます。そして、そんな風に頑張る中でいろいろな壁にぶち当たったりします。でも、私も含め、「自己実現」に対する欲求を感じられる生活を営めていることを幸せに思わなければならないなぁ。って思うのです。
21世紀の現在も、貧困のために幼い命が奪われています。そんな事実を知ることや、小学生の頃には理解できなかった歴史を知ったりすると、小さなことで悩んだり、くじけたりせず、がんばらなきゃ!!!と思うのです。
おっしゃるように、未熟な自分へのエールなのかも知れません。(う~ん。やっぱりうまく表現できませんね。申し訳ありません。)
まだまだ、私には足りないトコロだらけ。
30歳にもなって、本当に恥ずかしいと思いますが、一歩ずつ成長していきたいです。
まずは、みなさんに喜んでもらえるブログづくりから。これからもよろしくお願い致します。