本日は、標本を持参して隣の地区の
小学校に講演に行った。
標本と聞くと、見るだけというイメージも強いが、
我が社は違う。見て触れて体感する。
生きているときは触れなかった動物たちが、
皮や骨となり、子ども達に触られることで、
再び展示物となる。
今日は新たに実験に使う標本も購入した。
ただし、実験の成果が出るかどうかは、まだ確認はしていない。
出たら、今月下旬のイベントで使う。
ちなみにhは昔、サソリの天ぷらをいただいた。
大阪の大先輩のおごりであった。
サソリやスッポン、外国産のタガメは食べられたが、
巨大なイモムシだけは、どうしてもダメだった。
一見普通の天ぷら屋さんで、隣の客が顔をしかめ、
店主が「別の油で揚げていますよ」と言ったのも記憶に強く残っている。
テグー(tegu)と言うトカゲがいる。
この「テ」に濁点をつけて「デグー(degu)」になると
先日仲間入りした彼らの事になる。
BUT、h自身、飼い始めるまで
ずっと「テグー(tegu)」という同じ名称かと思っていた。
一見見ると、完全なネズミだが、意外なことに草食性。
食性は、ラットのような雑食ではなく、モルモットやウサギと同じ。
あまり豪華なものを与えると糖尿病にもなりやすいそうだ。
タイトルの「アンデスの歌うネズミ」とは彼らのこと。
群れで生活するので、1匹だと寂しがるらしいが、
幸い2匹。歌っているのかは不明だが、
お互いにおしゃべりはしているような気がする。
これもモルモットと同じである。
先週10歳になった少佐。
11月上旬に傷つけた後足が化膿し、
獣医さんと悩んだ挙句、手術に踏み切った。
正直、心臓が悪いので、麻酔は使いたくなかったが、
両後足の爪8本中、7本が欠落。骨がみえて、
皮膚が患部を覆うことが出来ず(免疫力も低下)
手術で出ている骨を削り、先端の皮を縫うことになった。
当初のお話では麻酔も含めて30分程度だったが、
結局爪が欠落した7本の指、すべてを縫合したので
1時間近くかかった。
痛み止めの座薬もいただいたが、今のところ、痛がる様子なし。
昔から、頑固で悲鳴を上げることは滅多にない。
昨晩から、食餌と飲水を控えていたためか、夕食はガツガツ食べた。
包帯も巻いているため、靴下のサイズが大きくなった。
ひさびさ魚ネタ。
H、帰郷の折、地元ホームセンターの観賞魚売り場にて
ドジョウのアルビノ品種を発見・購入し持ち帰る(↑3匹)。
参考までに眼球が黒いと「緋ドジョウ」(↑)、赤いと「ゴールデンロ―チ」
「アルビノドジョウ」などの流通名がつく。
今年の流行語大賞の候補にもなったドジョウ~。
完全養殖はけっこう大変。
雌にホルモン剤を注射して産卵誘発を促し、搾出する。
次に雄の精巣を切除・摘出し、すりつぶして卵と受精させる。
・・・・・というもの。
Jが通っていた水産高校の先生がこの方法(ドジョウの完全養殖)を確立した。
泥くささは努力と精進の上に成り立っているのである。
東南アジア産のクラウンロ―チ。
この種もホルモン注射で養殖している。
(本文とは関係なし)