ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

Web3の意味と意義! DAOコミュニティのガバナンスを考える!

2022-12-15 08:24:00 | 日記


『Web3』がトレンドになっています。
日本も国家戦略としてWeb3を掲げ、未来形DXの世界を描き始めていることは素晴らしい流れです。

巷では、毎日のようにNFTサミット、メタバースイベント、DAO Expo、ブロックチェーンフォーラム…等々のWeb3関連イベントがオンオフハイブリッドで開催され、私もいくつかのイベントでお話しさせていただく機会をいただいていますが、あらためて『Web3』の本質、言い換えれば「Web3の意味と意義」そして「人類の幸福活用」視点を意識しておくべきと感じています。

市場ではFTX創業者が逮捕される事態となり、メディアは連日のごとく杜撰なガバナンスや身勝手経営の実態を指摘しています。

華麗に時代のビッグウェーブに乗り、パイプラインチューブをカッコよく潜り抜ける姿に「市場」は熱狂したものの、『大波』に圧してしまったカリスマ経営者!

「ステイブルコイン」のはずがクラッシュしてしまったUST(テラ)や、GameFiでの「Play to Earn」が一攫千金の場と化してしまい、挙句多くの人々にとって残念な結果となるケースなど、仮想通貨世界での事象=Web3! 的な見られ方をされ『Web3』が悪物とされる風潮には正しく事の「本質」を伝えてゆく必要があります。

私が取り組んでいる『Web3』活動の理念は、Social Well-beingの実現!
HLDLab的に言えば「幸福社会の創出と社会実装」と言えるものです。

活動を通して感じている若手事業者やアーティストの「熱気と活気」にリスペクトすると共に、彼らの活動スタイルが実質DAO的になっている事に対して、少し経験のあるシニア目線からのアドバイスや協業を進めています。

DAOのコミュニティガバナンスの在り方と仕組み構築は簡単ではありませんが、ダイバーシティナレッジを繋ぎ合わせながらWell-being Human Society をプロデュースしてゆく事が私自身の「勝手ミッション」と思っています😃

具体的な話は次の機会に

体系的「場」つくり理論シリーズその52 ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈5〉 『縄文時代』から学ぶ『ホスピタリティ』のDNA

2022-12-14 10:42:00 | 日記


私たち人類は,生物進化の頂点に立つ(と思い込んでいる)「ホモ・サピエンス」とカテゴライズされた『生物』です。

長い時間をかけて進化してきた人類は、文明を生み、文化を創り、科学を産み出して「近代社会」を創出してきました。

お金という「資本価値」を発明し、経済を拡大成長させてゆく「発展」こそが最大の「人類幸福」として世界を創りあげてきました。

しかしながら、行き過ぎた発展と、自然との「同調」と「調和」を逸脱した人類行為は、私たちの『住処』である地球のメカニズムに変調をきたすまでとなり、遅ればせながら人類の在り方への原点回帰の意識がSDGsなどで問われています。

SDGs は、2030年迄に達成すべき目標を掲げた活動として取り組まれています。
こうした人類ベースの理念活動は、「達成目標期限」を明確にしておくことは大切ですが、あと10年での達成が難しい事は誰もが意識下にあるはずです。

HLD Labは、SDGsプロモーションの活動を推進しながら、並行して、長期的な人類未来の視座を持って「公共創造(パブリッククリエイション)」の在り方を考えてゆく「次の一万年クラブ」の理念に賛同し活動を開始します。
悠久の彼方に想いを馳せて、10年、100年、1000年先、そして更なる先の1万年という宇宙時間の視座で今を考えてゆく活動。
その第一歩は、1万年前の「縄文時代」を勉強してみる事から始まります。

13,500年の長きにわたり「縄文時代」は平和でサスティナブルな社会でした。
狩猟採取社会で、争いもなく共同(協働)そして共創生活を送ってきた『日本人』のDNAを私たちは受け継いでいるはずです。
私は、そのDNAこそ「ホスピタリティマインド」だと考えています。

このテーマである「ホスピタリティ」を「縄文の暮らし」からも考えてみたいと思います。

【参考】
青森県の三内丸山遺跡など「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森県、岩手県、秋田県)が「世界文化遺産」となります!

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE189ZF0Y1A510C2000000/

-続く-

体系的「場」つくり理論シリーズ その51 ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈4〉

2022-12-13 08:14:00 | 日記


日本では「ホスピタリティ」を『おもてなし』と認識する風潮があります。

『おもてなし』とは、客人へ「親愛の情」を伝えながら,客人が「最高の幸せ時間」を楽しんでもらえる「時空間」をさりげなく演出し振る舞う行為です。

私たちは「ホモ・サピエンス」とされる素晴らしい叡智と英知を持つ「人類」ですが、いくつかの厄介なDNAを継承し続けています。

その一つが『欲(GREED)』という遺伝子。
「食欲」や「睡眠欲」そして、「種の保存欲」にはじまり、「自己生存欲」を満たしてゆく為に「他者」や「自然」に対する「支配欲」や「征服欲」を持ちあわせていることです。

人類史を紐解いて辿ってみると、「平和と戦いの歴史」が続いてきました。「支配する側」と「支配される側」の二項対立の歴史は、生命をかけた『欲』の陣地取りとも言えるものです。

人類は、血縁や地縁、そして共通のイデオロギーを持った「人間同志」を家族や仲間として「内輪」の集団をつくる傾向があります。
「内輪」に入らない人間は『異人』であり、「外輪」の存在と認識します。

内輪社会にとっては『異人』との交流は、内輪集団の発展と繁栄につながる可能性もあれば、支配されて滅亡の危機となることも。
支配と被支配の構図は「力の差」によるところが大きく、中でも「戦力」が大きく影響を及ぼします。昔も今も同じです。

では、潜在的リスクのある『異人』を内輪社会の繁栄に繋げてゆくには、どのように考えれば良いでしょうか。
一つの考え方は、『異人』を内輪コミュニティに取り込んでゆく発想! つまり仲間になってもらう事です。
初対面の「異人」を直ぐに仲間に!とはいきませんよね。相手を知る事が必要です。
その為には、迎える側は「異人」に対し『友好』の態度と『心』を示しながら、先ずは「客人」として「おもてなし」をする事から始まります。
「異人との交わり」の意識こそが『ホスピタリティ』の原点ではと思います。
これは、現代でも同じことです。

少し大袈裟など言い方ではありますが、私は、人間同志の心の交流を円滑にしてゆく『ホスピタリティ』を学べば学ぶほど、その深淵さを感じます。
社会「場」つくりには『ホスピタリティ思考』が不可欠です。

-続く-

意志の「気」を感じる集い

2022-12-12 08:51:00 | 日記
QWSでのカネリンラボに登壇させていただきました😃

Web3 NFTコミュニティメンバーが集うリアルイベントにはとても良い『意志気』が流れていました。

あらためて、QWSのコミュニティ・ブレンディング力を感じたひと時。

コミュニティ価値は多様ですが、絶対に外せない「共通価値」があります。
それは、「ワクワク出来る時空間の価値」を演出すること。
人間の集いの中では「面白さ」を創出してゆく事が不可欠!
カネリンラボはとても面白いコミュニティDAOと感じました😊👍

体系的「場」つくり理論シリーズ その50 ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈3〉

2022-12-12 08:46:00 | 日記


そもそも「ホスピタリティ」とは「何」なんでしょうか。「ホスピタリティ」という言葉は、ホテルやサービス産業で不可欠な「サービス」のような印象をももたれがちですが、事の本質は深く広い概念です。

服部教授の『ホスピタリティ』の定義は

【広義のホスピタリティ】
『人類が生命の尊厳を前提とした、個々の共同体もしくは国家の枠を超えた広い社会における相互性の原理と多元的共創の原理からなる社会倫理』

【狭義のホスピタリティ】
『相互満足しうる対等となるふさわしい相関関係を築くための人倫」

そして

【ホスピタリティ文化】とは、
組織の成員(社員等)が、一定の目的に従って、互いに働きかけ、精神的・物質的の両面にわたり生活を充実した・発展させるために、ホスピタリティという「文化遺伝子」を共同生活の中に生みだし、共有し、世代から世代と伝承する広義の社会様式の複合的全体をホスピタリティ文化と捉える。

学術的研究である事から、少し難解と感じるかもしれませんが、わたし自身、服部教授とのご縁ができて以来、「ホスピタリティ学」を学ぶにつれ、自分自身、デジタルエンタテイメント企業で実践してきた『「場」つくり学』(などと仮置きしてみると)の理論的体系を「ホスピタリティ学」に見出しました。

ホスピタリティとは『おもてなし』だけではありません。

人類の共同体(国家、自治体、企業等)をウェル,ビーングさせてゆく基本原理!
要は、私流に言えば『幸福価値共創』に向けた人間一人ひとりの心持ち!です。

『ホスピタリティマインド』を持っていれば、幸福人生設計に光りが射し込んできます。
『ホスピタリティマネジメント』を実践できれば、コーポレート&ヒューマン ウェル・ビーングが実現します。

『ホスピタリティ学』は学際学問であり、『「場」つくり学』や『オフィス学』との共通点も多々あるように感じます。

-続く-