大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

奇蹟

2010-06-22 12:30:00 | 日記
奇蹟とは
水の上を歩くことではない
いま
この地上を
歩いていることだ

チベットの僧の言葉だが、これはキリストが水の上を歩いたという奇跡を下敷きにしていて、それよりも自分がこの地上を歩いている事実こそ、もっとすごい奇蹟なのだ、と言う。面白いし、モダーンな表現だ。実際、母親の子宮に宿ったことから始まり、無数の条件の積み重ねを経て、自分は今ここに生きている。これほど不思議で、これほど驚くべき奇蹟は、ほかにはない。この実感は深い気づきに通じるものだ。それがすごい。

加島祥造

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