大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

花は

2010-05-24 12:30:00 | 日記
花は
虫のために咲く
虫は喜こび
花の願いに報いる
人はただ
見ているだけだ


私たち人間は、何でも自分中心に見るくせがある。一輪の花でも、人間のためにあんなに美しく咲いていると思いこんでしまう。しかし、そんな人間中心の視点をはずせば、もっと広大な自然の働きが見えてくるんです。そしてじつに広々した気持ちになる。花は虫のために咲き虫は花が実をつけるのを助ける。このすばらしい相互援助、共存のありようを知る。人間は、この大いなる自然の一部なのであり、その働きに参加している。人間が見ていようと見ていまいと、花は美しく、香り高く咲く。

加島祥造

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