大川原有重 春夏秋冬

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タンク堰外のたまり水高濃度 東電がセシウム測定

2013-09-20 11:09:16 | 原子力関係
台風18号の影響による東京電力福島第1原発のタンク群7カ所を囲む堰(せき)からの雨水排出で、東電は18日、排出前の15日に7カ所の堰内で採取した水の放射性セシウム濃度を発表した。セシウム134(法定基準は1リットル当たり60ベクレル以下)、セシウム137(同90ベクレル以下)ともに法定基準を下回った。ただ、7カ所の堰外で採取した雨水のたまり水からはセシウム134、137ともに法定基準を大幅に上回る濃度を計測。降雨のたびに地表に付着しているセシウムなど高濃度の放射性物質が海側に流れていた可能性がある。
 東電によると、7カ所の堰内のセシウム134は1リットル当たり18~20ベクレル、137は同26~32ベクレルの幅で計測された。東電は排出の際、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が法定基準を下回ったことを判断材料とした。ただ、セシウムなどから出る透過力の強いガンマ線を計測していなかったことに批判が集中した経緯を受け、堰内のセシウム濃度をあらためて計測し、公表した。
 一方、東電は堰内の水の濃度と比較するため、16日に採取した7カ所の堰外のたまり水を調査。最大値はセシウム134が1リットル当たり130ベクレル、137は同240ベクレルだった。事故当時に拡散し原発敷地内の地表に付着している放射性セシウムや、過去に付近のタンク群から漏れ出た汚染水などが雨水と混じったとみられる。
(2013年9月19日 福島民友ニュース)

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