何かに執着日記

忘れっぽいダメ人間なので、毎日何に執着していたか記録を残そうと思います。

介護の自立。発見。

2014年07月10日 | Weblog
今働いている介護施設は、利用者の自立を
サポートするのをメインにしている。
自立というのは、一人でできるだけ
身の回りのことをするということ。

例えば、自分で服を着るとか、
箸でご飯を食べるとか。

当たり前のことが、高齢者はできなくなって
しまう。認知症って。。。

当初は車椅子生活で
「死にたい」を連呼していたおばあさんも
最近は笑顔が出るようになり、
とっても嬉しい!

そして、支えがあれば、歩けるようになってきた。

しかし、今日は途中で「歩けない」と
言い出し、ダッコして椅子まで運んだら、
背後から見ていた先輩が、

「○○さん、しめた!って顔してますよ」
と言った。

甘やかしちゃった?
私が自立を妨げてしまってる?
ちょっと反省。

もうひとり、利用者さんが、ここで暮らすようになって、元気になってきた。
会話は何を言っているかわからないが、
何か一生懸命伝えようとしている。

あー、私が理解できたらいいのに。

さらにもうひとり、当初は物を投げてしまって
大変だった人も、施設に慣れて、
大人しくなり、非常に介護しやすくなった。

認知症になろうとも、新しい環境に慣れることはできる。

それが、介護の仕事をして発見したこと。

人の名前は覚えることはできないけど、
慣れることはできるんだ!

人間って、すごいな!