6月10日(日)、昨日のカロッツェリア マチオヤジマの我がアウトビアンキのレストア作業状況です。
5月8日に、矢島氏がアルミ板をたたき出しで制作したオーバーライダーの磨きが完成してガレージに到着した。
鏡面仕上げのオーバーライダー。
3mmのアルミ板を八ンマーでたたいて、形にしていく作業をみていた週末クラブ員は、
その技に驚きました。
2枚の湾曲したアルミ板を合わせて、1枚アルミ板を入れて溶接するのですが、矢島氏にはこの完成したオーバーライダーのイメージがあるのでしょうね。
これって、仕事でも相通じることです。
完成形を創造できないと、そのプロセスは考えられない訳です。
矢島氏のレストア作業を見ていると、学ぶことが多いです。
自動車の造形を通じて、自己表現できるのはすばらしいことです。
音楽で表現したり、文章で表現したり、絵画で表現したり・・・・。
アーティストは表現手法がそれぞれですが、私がカロッツェリア マチオヤジマの矢島氏が創り出す作品に感じるのはそこです。
ですから、私が矢島氏の作品としてのアウトビアンキの制作依頼をしたのが、この1台なのです。
これは、オーバーライダー(フロント用)を取り付ける為のステーです。
この微妙な角度が、オーバーライダーをボディーラインに合わせて取り付けることができるわけです。
オーバーライダーの仮付け作業です。
週末クラブ員が見守る中、仮付け作業がはじまりました。
オーバーライダーの仮付けが完了しました。
ぴったり取り付け位置に、まるで純正品のようですね。
養生を外して、遠眼から眺めてみるとこんな雰囲気です。
コンセプトのOLD&NEWどおりの1台に仕上がってきました。
いかにも当時存在していた如くの、面構えになりました。
ステージ1以前のプロトタイプってイメージで制作していますので、完成が楽しみです。
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