Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

ベスパ PK50SS 再塗装の決断

2013-01-12 16:18:38 | ベスパPK50SS(改造)


1月12日(土)、ベスパPK50SSのボディーを引き取り、本牧ベスパサービスに、入庫しました。
PKのエンジンは、既にチューニングが済みいよいよエンジン搭載の段階です。

ここしばらく、仕事の忙しさなどでガレージ通いは中断していましたが、年末から徐々に趣味の時間は再開です。



本牧ベスパサービスにも、4ヶ月ぶりでしょうか・・。
軽トラックの荷台からボディーを降ろします。



ガレージ内にボディーを置いて、細部のチェックです。

ん・・・・。残念です。
ボディーには、塗装のタレや斑がある。
30万の塗装料金(サンドブラストは別途)だったのですが、これでは組上げはできません。細部の塗装がダメです。
エンジンカバーのゴムパーツの外さずに塗装されています・・・。
ショーコンディションを期待していただけに、残念です。



モール部分の歪みも未補修。
リベットの残したまま塗装・・・。(残念)
細部の板金も必要です。



フロアーのリベットも残っています。
サンドブラスト処理後の下地処理が手抜きなのがわかります。
パテ処理が再度必要のようです。

まぁ、ベスパが嫌いなんでしょうねぇ・・・。
素人だと思って、甘く見られたのでしょうか?
でも、ベスパ愛好家が見たらNGです。

30万の塗装代は、通常の2倍ですが、納得行かないので本牧ベスパサービスの斉藤氏に再塗装をお願いしました。

餅屋は餅屋ってことですね・・・。
勉強になりました。

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アウトビアンキ テスト走行後の調整

2013-01-05 19:08:01 | アウトビアンキ A112(レストア)


1月5日(土)、正月休みも明日までです。
年末に納車されたアウトビアンキのテスト走行後の調整に来ました。
レストア&チューニングが施されたアウトビアンキの調整は、まだまだ続きます。
つまりこれで完成ではない訳です。



内装の清掃は、マット類の交換は済みました。
M隊員に手伝っていただいて、作業開始です。
本日の調整は、キャブレター調整とパワーウインドーの修理です。



エンジンは1発で始動するのですが、アイドリング調整が必要です。
オーバーフロー気味ですので、調整しました。

※ 第三京浜で帰路に着いたときに、もう少しアイドリングが高くても良いかもしれな
  いと感じました。
  1200回転は必要かもしれません。
  夜間走行でバッテリーが弱いと感じました。



本日の調整のもう1つは、パワーウインドーの不動だったのです。
が!ドアを開けるときに、ドアノブが突然破損しました。
まぁ・・・経年劣化でプラスチック類は脆くなっていますよね。
同じような症状は、30年を過ぎた車両にはよくあることです。




早速、ドアノブのパーツ交換です。
こうしたストックパーツも豊富なのはカロッツェリア マチオヤジマの心強いところです。




ドアノブのストックパーツと現状のシリンダーキーをサクサクと交換です。
手早い作業で助かります。



作業がはじまって40分ぐらいで、ドアノブの交換が完了です。



ご覧のように、破損したドアノブは復元しました。
こうしたパーツは、リプロ品もないので、探すだけで一苦労です。
ストックパーツがあってよかったよかった。

この時期の日没は早いです。
ここで時間終了です。
パワーウインドー不動の修理は次回に繰越です。

※ ヒューズも問題なし、モーターも作動、ハーネスの通電もあるので、怪しいのは
  リレーかもしれませんね。
  運転席・助手席ともパワーウインドーが不動ですので、電装関係の再チェック
  です。
  帰路で気がついたのですがバッテリーの劣化もありそうです。
  そういえば、フィアット・パンダの時もバッテリー劣化でローダーを呼んだこと
  ありました。

本日もお疲れ様でした。

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フィアット パンダ 朽ちかけたパンダに魂を(パンダ4×4)

2013-01-04 18:33:10 | フィアット パンダ


1月4日(金)、愛車フィアット・パンダ(セレクター)は調子が良かったのですが、昨年11月にCVTの故障であえなく廃車となりました。
パンダのWサンルーフの開放感と燃費の良さはお気に入りです。
地方に仕事で出張したり、奥さんと旅に出るのにパンダは楽しい自動車です。

廃車して旧パンダを探していたのですが、最近は車両もなければ、プレミアム価格で高いですねぇ・・・。
なるべく安く、程度の良いフィアット・パンダを探すこと2ヶ月、手頃な1台と出会いました。

写真のフィアット・パンダ4×4は外見は朽ちていますが、内装もエンジンも良い。
早速、交渉して格安で譲っていただきました。



朽ち具合ですが・・・。
まずは第1にボンネットの塗装がダメ。
クリアーが劣化しているようです。
再塗装が必要です。

ウインカーもクリアーに変更です。
パンダはライトが暗いので、これも変更ですね。




第2にバンパー類などプラスチックパーツは白くなっています。
これはプラスチックケアー剤で再生可能です。



第3にレール類の塗装が剥げています。
これも再塗装ですが、内張りを剥がないとダメですね。



第4に天井部分も再塗装です。
クリアーが剥げています。



第5にサンルーフキャンバスに穴が開いています。
これは、前のサンルーフキャンバスがありますので、張り替えればOKです。



第6、グリルは最終型です。
これもパーツがあれば交換したいですね。
このパーツはオークションをチェックすれば入手可能です。



第7に、ミラーの劣化です。
これもオークションでチェックすれば新品で1万前後ってところでしょうか。
これも交換したいですね。



4×4だからでしょうか。
マットガードが付いています。
ご愛嬌ですね。



カントリークラブのサードラインは剥したいですね。
サイドマーカーも本国仕様に変更しよう・・・。
この日本仕様のサイドマーカー取り付けの為に、穴が開いていますので、再塗装の際に穴埋めをしないとねぇ・・・。

このフィアット・パンダ4×4はステンレスマフラーが装着されています。
車検取得後にタイミングベルト&ウォーターポンプも交換したいですね。

日常の脚に、このフィアット・パンダを選びました。
この朽ちたフィアット・パンダを5月までに再生させよう!
今年のパンダリーノは、綺麗になった4×4(カントリークラブ)で参加します。


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アウトビアンキ 豊かになると失う物

2013-01-01 12:36:40 | アウトビアンキ A112(レストア)


2013年1月1日、今年も穏やかな元旦です。
いつものことですが、元旦は初詣にも出ないで、家でTVを見ています。
毎年年末年始のTV番組の企画は同じなので、これと言って面白くないのが残念です。
ところが大晦日のNHKの紅白歌合戦の美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」は素晴らしかったですねぇ・・・。
子が親を想う気持ち。親が子を想う気持ち。
本当の歌手とは、心を揺さぶるものです。

さて、我がアウトビアンキも運転席側のパワーウインドーの故障で、ガレージの中で正月休みです。
外出したくても窓が開いたままでは、保安上駐車もできませんから・・。(残念)
我がアウトビアンキも正月休みってことです。

昨日、近所の国道を走っていると、スクーターがクラクションを鳴らす。
あれ?と次の交差点でそのスクーターが横に停まると、本牧ベスパサービスの斉藤さんじゃないですか・・・。
「完成しましたねぇ~」と斉藤さん。
「良い仕上がり、じゃないですか!」とお褒めの言葉をいただきました。
(今年は、レストア中のベスパPK50SSの仕上げしなくちゃねぇ・・)

このアウトビアンキをレトロかわいくする参考にしたのが、実は下の写真のフィアット600の虫系の顔です。
当時のボーイズレーサーを再現するだけでなく、レトロかわいい仕上がりにする為に、M隊員とも何度も何度もいろんな写真を見て、参考にしました。

この丸のクリアーウインカーは、下の写真のフィアット600のパーツを流用しました。
サイドマーカーは初期型のアウトビアンキ用ですが、当時のフェラーリーにも使われていました。国内では入手不可能なので、2年間Webでチャックして、やっとeBey USAで未使用品を入手しました。
オーバーライダーは、フィアット600のオーバーライダーを参考にして、矢島氏のアルミ板をたたき出しでワンオフしてもらいました。
初期型のフロントグリルは矢島氏がイタリアの旅の行った際に、購入してきてもらいました。
こうして、レストア第一期のレトロかわいい系の顔になったんですが、最近の自動車のようなつり眼の強面な顔とは違って、愛嬌があります。



まだ、我がアウトビアンキは完成ではありません。
レストア第二期には、フロントグリル周りの成形(板金加工)やラジオの取り付けなどの仕上げ作業が残っています。

写真のフィアット600は虫系と言われる丸みのある車体です。
この年代の欧州車は、人間味がありますよねぇ。
コンピューター制御された最近の自動車と違って、キャブレターなどは気温や気圧の影響も受ける訳です。
70~80年代に若者が自動車に熱中したのも、自動車が生き物だったからでしょうね。
近年、自動車をコンピューター制御で自動運転する技術の研究がされています。
きっと未来は、運転席に座って網膜認証すると「認証されました。自動操作します。」なんてスタートレックみたいになるんでしょうね。
「あなたの運転技術では手動運転は拒否されています」なんてコンピューターに言われて腹が立つかもしれません。
自動車メーカーも自動車を白物家電化してしまった責任はありますよね。
人間が機械を操る職人的な楽しさを失うと、やがて機械に使われる時代がきます。
いや・・もうすでに機械に支配される時代になっているのかもしれません。

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