2013年1月1日、今年も穏やかな元旦です。
いつものことですが、元旦は初詣にも出ないで、家でTVを見ています。
毎年年末年始のTV番組の企画は同じなので、これと言って面白くないのが残念です。
ところが大晦日のNHKの紅白歌合戦の美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」は素晴らしかったですねぇ・・・。
子が親を想う気持ち。親が子を想う気持ち。
本当の歌手とは、心を揺さぶるものです。
さて、我がアウトビアンキも運転席側のパワーウインドーの故障で、ガレージの中で正月休みです。
外出したくても窓が開いたままでは、保安上駐車もできませんから・・。(残念)
我がアウトビアンキも正月休みってことです。
昨日、近所の国道を走っていると、スクーターがクラクションを鳴らす。
あれ?と次の交差点でそのスクーターが横に停まると、本牧ベスパサービスの斉藤さんじゃないですか・・・。
「完成しましたねぇ~」と斉藤さん。
「良い仕上がり、じゃないですか!」とお褒めの言葉をいただきました。
(今年は、レストア中のベスパPK50SSの仕上げしなくちゃねぇ・・)
このアウトビアンキをレトロかわいくする参考にしたのが、実は下の写真のフィアット600の虫系の顔です。
当時のボーイズレーサーを再現するだけでなく、レトロかわいい仕上がりにする為に、M隊員とも何度も何度もいろんな写真を見て、参考にしました。
この丸のクリアーウインカーは、下の写真のフィアット600のパーツを流用しました。
サイドマーカーは初期型のアウトビアンキ用ですが、当時のフェラーリーにも使われていました。国内では入手不可能なので、2年間Webでチャックして、やっとeBey USAで未使用品を入手しました。
オーバーライダーは、フィアット600のオーバーライダーを参考にして、矢島氏のアルミ板をたたき出しでワンオフしてもらいました。
初期型のフロントグリルは矢島氏がイタリアの旅の行った際に、購入してきてもらいました。
こうして、レストア第一期のレトロかわいい系の顔になったんですが、最近の自動車のようなつり眼の強面な顔とは違って、愛嬌があります。
まだ、我がアウトビアンキは完成ではありません。
レストア第二期には、フロントグリル周りの成形(板金加工)やラジオの取り付けなどの仕上げ作業が残っています。
写真のフィアット600は虫系と言われる丸みのある車体です。
この年代の欧州車は、人間味がありますよねぇ。
コンピューター制御された最近の自動車と違って、キャブレターなどは気温や気圧の影響も受ける訳です。
70~80年代に若者が自動車に熱中したのも、自動車が生き物だったからでしょうね。
近年、自動車をコンピューター制御で自動運転する技術の研究がされています。
きっと未来は、運転席に座って網膜認証すると「認証されました。自動操作します。」なんてスタートレックみたいになるんでしょうね。
「あなたの運転技術では手動運転は拒否されています」なんてコンピューターに言われて腹が立つかもしれません。
自動車メーカーも自動車を白物家電化してしまった責任はありますよね。
人間が機械を操る職人的な楽しさを失うと、やがて機械に使われる時代がきます。
いや・・もうすでに機械に支配される時代になっているのかもしれません。
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