市が石油商業組合と災害時協定
和歌山市とガソリンスタンドなどの事業者らが、大規模な災害が発生した場合、帰宅困難者に情報提供を行うことや市の救援車両に優先的に給油することなどを定めた協定を結びました。
16日、和歌山市役所で行われた協定の締結式には、和歌山市の大橋建一市長とガソリンスタンドの事業者らでつくる県石油商業組合の森下正紀理事長らが出席し和歌山市で大規模な災害が発生した場合に備えて協定を結びました。
協定では現在、和歌山市内にある88のガソリンスタンドは▼帰宅困難者が出た場合トイレを貸したり道路についての情報を提供すること▼東日本大震災でガソリンスタンドでの給油を巡って混乱が起きたことを受け
救急車や消防車、それに救援物資を運搬する車などの市の関係車両に⇒
【優先的に給油】することなどを定めました。
和歌山市の大橋市長は「東日本大震災の被災地でもガソリンスタンドはしっかり残っているところが多く、和歌山でも東南海・南海地震などの災害に備えて連携を深めていきたい」と話していました。08月16日 13時30分