7月7日も いつもと同じように日は暮れて行きました
ロマンティックローズ(nameing by me!)
あの草陰にいるべきものはいないけど いつもと変わらず日は暮れます
大好きなノハナショウブが咲き始めました
サイを埋めた後 ふっと見たクモの巣に何かが引っかかりました
カゲロウだと思ったけどよ~く見たらか細い小さなトンボ
クモの巣から放すとクローバーの葉に止まりました
オツネントンボのようです
無事卵を産めますように(メスなのか?)
サイの居ない喪失感を味わっているらしい者が他に一人いました
夕べからうちから出たり入ったりせわしなくしていました
全くもう・・!と言いつつ よく見ると部屋のあちこち 外のあちこち 見て歩いています
そういえば ソーにとっては初めてできた優しいお友達でした
他の二匹に襲われそうになったときに 間に割って入ってサイを守ることがよくありました
そうか、、ソーも淋しいね
あの朝 サイの姿が見えないので いつも寝ていた車庫の棚を見上げるみよん
彼女がいち早くサイがいないことを知ったのでしょう
そして見張る必要がなくなった今 心置きなくグッスリと眠っています
おなじく見張ったり襲ったりすることもなく平穏な気持ちに戻ったシュウ
お墓は 以前買った山の土が盛り上げてあるところにしました
その下は大きな石がゴロゴロして掘れないから浅目に掘って 動物が掘り返さないように石を乗せました
ハートをもっともっと増やしましょう
昨日出先から帰ってくる車中で とーしさんと沢山のことを話し合いました
話をすること 沢山の方たちからの励ましの言葉 それらによって理性の面では納得できるのですが 感情がどうにも・・
うちが近づくに連れて サイの居ないことを再確認することに対する拒否反応が起きそうになりました
その時 サイの優しい声が聞こえて優しい表情が見えたような気がしました
ニャオ、、とは鳴かずに アオ?..とかン?..とかしか言わない子でした
こちらを見上げて総てを受け入れてくれるような表情を思い出しているうちに サイはこちらに乗り移ったと感じました
私を赦してくれて 私の中に入ってくれたと・・・
そのとたん 温かな風が胸の中に吹いてきて鉛が砕けました
この天使は私たちと一緒にずっといてくれるんですね
苦しみから逃れるための勝手な思い込みかもしれないけど でも、そう信じて日々を送ることが出来そうです
2010年 7月7日を忘れません
今日お墓のそばにあるアラゲハンゴンソウが咲き始めました
しばらくはいくつかの花が咲いて そこに眠るものを慰めてくれそうです
思いがけず沢山の方たちからの優しい励ましのおかげで 言い尽くせないほど慰めをいただきました
これからまたちゃんと歩いていきますので 今までどおりのお付き合いをお願いいたします
本当に 本当に ありがとうございます
追加です・・・・・
今 とーしさんが サイがはじめて登場したのはいつだったろう、、と捜してくれました
なんと、それは去年の7月8日でした
うちに来て数日経った日の日記です
本当にサイは 天が一年だけここに来させてくれた天使だったのでしょうか・・・