あの日から2週間が経ちました
もう1ヶ月も経ったような気がしていますが・・・
毎朝 ダイソンとの散歩でサイが倒れていた場所を通ります
血の跡は雨が降っても消えないので いつもそこでサイのことを思います
横たわっていたサイの真上にあったオオバボダイジュの莟は 咲き そして終わろうとしています
<雪で屋根が壊れてしまった小屋は 夏草に埋もれています>
当日は時間の感覚がなく いつの間にか昼が過ぎ 夜になり ただただ眠りたかった
時々押し寄せる胸の痛みは 吐き気に似ていました
胸の痛みを吐き出すように大きな声で泣いてみたり・・
<今年のエゾニュウは小さくて しかもほんの数本しか咲いていません>
4日目くらいから食べ物が喉を通るようになりました
そして時は過ぎて 今ではサイのことを話しても泣くことはほとんどありません
<オオハンゴンソウの葉っぱでちまきを作ったのは誰?>
過ぎ行く時間は 心の薬なんですね
すごいことです
だから人はどんなに辛い事があっても生きて行かれるんだな、、と思います
<電柱を支えるロープに巻きつくイケマ>
まだあの日の記事を読み返すことはできないけど みんなのお蔭ですっかり元気になりました
一緒に悲しんでくれて ありがとうございます
サイのそばで慰めてくれているアラゲハンゴンソウで 花束を作りました
このところの雨で バラバラに倒れてしまいそうなので下の方でまとめただけですけどネ
ルビーみたいになったフサスグリ
日当たりのいい場所でならもっと沢山収穫できます
こんなお洒落な蛾がいました
赤いラインの入ったTシャツを着て 白いマントを羽織ってるんですよ
口先が鈎みたいになった蛾もいました
降ったり止んだりの一日
止むと、もやのようなものが漂います
最後に追悼の気持ちを込めて 戻って来たサイを・・・
今は 他の5匹の子らに視線を戻しつつある私たちです
この1年間あまり見てなかったね、ゴメン