土屋龍一郎のブログ

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大寒波3

2005-12-25 03:53:22 | Weblog
 クリスマスイブも大雪だった。
 街は山下達郎の「雨は夜更け過ぎに~、雪へと変わるだろ~」という曲がかかって、クリスマスイブの甘い気分はばっちりなのだが、連日の大雪で少々、閉口している。道路は車の轍(わだち)と歩道をかいた雪が投げ捨てられて凍ったおけげで致命的に危険な状態である。ゆっくり走ってもガクガクと上下に車が揺れる上に、氷に乗り上げるとハンドルが取られてしまい、あらぬ方向へ車が滑る。路側帯やら欄干に向かえば良いのだが、対向車線を走ってくる自動車の横っ腹に向かって滑り出すことも、ままある。本当にあぶない。

 この写真は私の自宅そばの道路だ。道路に平行して一級河川「シシ沢川」が2m以上の深さで流れているので、町内は雪が降るとさっさとゆき片付けをする善良な町民がおおい。
 が、しかし今年は雪かきと雪かきの間に、恐ろしい量の雪が積もったために、このような田舎の雪景色風景から抜け出せない。この道の先に、暖かな自宅の部屋が待っているとは思えぬほど、寂しい景色になってしまった。
 さらに言うと、すぐ近所の高校生が欄干を乗り越えて川に落ちたとかで、この年末になって欄干の全面架け替えが始まった。一時的に道と深い川の間に欄干が無い状態になっているのだ。
 本当にあぶない。
 40年近くここに住んでいて間違えて落ちたりしたことは無いが、近年亡くなった方もいる場所だ。しかしだからといって高校生が欄干を乗り越えて落ちることをいまさら防ぐ意味が分からないが、12月中に工事を終了することは自治体としては必要なのだという「大人の理屈」もあるようだ。
 
 まあ、ともかく沖縄など、あまり雪に縁がない方もいらっしゃると思うので、この写真を貼付します。