ニガナを探して

庭の片隅に生えていたニガナ。
(沖縄方言では“ンジャナ”)

ビタミン、カリウム、鉄分などを豊富に
含み、沖縄では昔から薬草としても利用
されてきました。

県内各地に自生しており、丈夫なので
簡単に育てることができます。食べる時
に葉をちぎれば、しばらくするとまた
生えてきます。

多年草でほぼ一年中収穫できるので、
とても重宝していましたが・・、
突然枯れました。

う〜ん、これは困った。特別好きなわけ
でもありませんが、無いと無性に食べ
たくなります。

ずい分前にどこかで見かけた気がします
が、はたして何処だったか？


微かな記憶を頼りに浦添ようどれへ。


琉球王国時代の英祖王と尚寧王の陵墓。


高台からの眺めはかなりのものです。


そしてお目当てのニガナもありました。
少しちぎって口に運ぶと強烈な苦さ、
家の畑にいた子とは全然味が違います。

少しだけ持ち帰ったので、後は庭で
のんびり増やしていきます。

クリスマスの花火

「ドーン、ドドーン」
夜8時に花火の音が聞こえてきました。

毎週末アメリカンビレッジで打ち上げ
られている花火も今日が今年の見納め。

久し振りに観に行くつもりでいましたが、
夕食時にいつものようにビールを飲んで
しまい、車でのお出掛けはアウト。

それなら歩いて・・、行くのも面倒に
なって家でグズグズしていたら8時を
過ぎ、結局音だけ聞くことに。

ちなみに沖縄市のこどもの国では、
クリスマスファンタジーを開催中。

“ナイアガラ”や“ハートランド”などの
イルミネーション、日本最大級の
『音と光と花火のスーパーオーロラ
アトラクション』、雪ソリやかまくら
体験ができる‘雪のゆうえんち’など、
今年で26回目を迎える大人気イベント
です(1月10日迄、但しお休みの日が
何日かあります)。

また、同じく沖縄市の東南植物楽園
では明日までクリスマススペシャル
ナイトを開催中。1日3回上がる花火、
フードトラックやパフォーマーによる
ショーなどこちらも楽しそう。

イルミネーションだけなら来年5月下旬
までやっていますが、これがスグレモノ。
2019年、日本夜景遺産として県内初の
「ライトアップ夜景遺産」に認定され、
イルミネーションアワードでは2021年
全国ランキング3位を受賞しています。

使用される電球の数は、ナント300万球！

まだ行ったことはありませんが、絶対
楽しいと思います。

笹みたいな竹

自分の持ち場の草刈りをしていると、
「北3番のフェンスを取り外してるから
すぐ来て」との呼び出し。

夏は草刈りに追われて他の作業は殆ど
出来ませんが、今は余裕があるので
ちょくちょく集合がかかります。


今回のミッションは、斜面の上にある
フェンスを撤去し奥の草を刈ること。

重機があればすぐ終わりますが、
グリーン近くで入れないため人力で。


バーナーで焼き切ったりハンマーで
力づくで叩き壊したり。


総出でやったので端から端まであった
フェンスの撤去も無事完了。

お次は草刈り、を始めようとしたら


これは笹？

「これ笹ですよね」
「竹だよ」
「でも細いですよ。笹でしよ」
「だから竹だって」
「またまた〜、本当は笹ですよね」
「竹だって言ってるだろ〜！！」

ブチ切れられました。他の先輩に
こっそり聞いたところによると、沖縄の
竹は細いのが一般的なんだそうです。


ボールペンと比べても細いのがわかり
ますよね。


でも使い勝手は良さそうです。畑で支柱に
使えそうだし、何かを作って遊ぶにも細工が
しやすそう。

とりあえずミニ門松でも作ってみます。

寺・寺・寺

路地を歩いていて見つけた上徳寺。


そして隣りは徳林院。


その向かいが本覚寺。


その並びに新善光寺。


さらに極楽寺。


太子堂白毫寺。100mほど歩いただけ
なのに・・。

ちなみに京都市内には1500以上の寺院が
あるそうです(神社は別にあります)。

くどいようですが、恐るべし京都。


旅の最後の目的地は田中直染料店。
(創業は1733年)

今年の春に初めて来てからカミさんは
すっかりこのお店のファンになったよう
です。


京都駅からはまたバスで関空へ。
平日だったので空港も閑散としていま
した。


離陸後ウトウトしてたらあっという間に
眼下に平安座島が見えてきて、


右に旋回したと思ったら、程なく着陸。

こうやって気軽に旅に出られるのも
ピーチがあればこそ。空飛ぶバスに感謝♪

渉成園(枳殻邸)

真宗本廟(東本願寺)の別邸。
周囲にからたち(枳殻)を植えたこと
から枳殻(きこく)邸とも称されるように
なったそうです。


西門を入りまず目に飛び込んでくるのが
この高石垣。切石、礎石、石臼、山石や
瓦など様々な素材を組み合わせて築かれ
ています。


縁側が池中に張り出している滴翠軒。


個性的な建築物である傍花閣。


池の中や周囲も楓(かえで)の葉で一杯。
ちなみに楓の名の由来はカエルの手に
似ているので「カエルデ」→「カエデ」
となったそうです。言われてみれば
確かに似てる。


10,600坪の敷地を有する渉成園の
約6分の1を占める印月池。


その池に架かる橋の一つ、回棹廊。


軒を深くさし出した閬風亭。

入園料の500円を払ったらとても立派な
ガイドブックを頂き、今それを見ながら
ブログを書いているので思わず解説調に
なりました。