無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

城下町白河 戦前のからくり屋敷再建にチャレンジ中

2015年11月10日 21時54分42秒 | 日記
昨日は103人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

このブログでも紹介させていただいた旧白河市内にある戦前のからくり屋敷について、「見てみたい」と声を掛けていただくことがあり、驚いております。こんな家に手間をかけるのはもったいないとの考えもあると思いますが、あの大地震でガラス1枚割れなかった築約90年の家に、不思議な魅力を感じております。

まず、何と言っても「からくり屋敷」です。



30年も放置していた畳の表替えをするために、畳をあげました。すると、話に聞いていた通り、隠し階段の跡が登場しました。畳をあげると隠し階段があり、玄関先に降りることができたようです。



2階のタンスを移動させると隠し扉が登場しました。屋根裏を利用しています。



押入れの中にも、屋根裏利用の隠し扉がありますが、今は塞がれています。



この家の半分は、中二階となっています。窓を開けると、不思議な中二階の意味がわかります。屋根は高く、2階のかもいの高さ、つまり人が立てるわけです。多分、屋根裏を密かに、何かに使っていたのではないかと推測します。面白いです。



木製の建具を使っています。気密性はありませんが、風情のある光景で、懐かしい気がします。壊すには惜しい。時間をかけて補修したいと思います。