無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

「先生と言われるほどの馬鹿でなし」と中山義秀のハガキの「莫迦」の文字

2015年05月11日 04時26分06秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、74人の方々にアクセスをいただきました。お休みの中、有難うございました。



昨日は、NPOで管理する市有地の草刈りをしました。草刈りボランティアは、イベント等のボランティアと違い過酷です。なぜなら、1週間で元通りになります。様々な作業をする際に、作業服を着ていますが、市民の中には驚かれる方もいて、私の方が驚きます。皆さんのお近くの議員は、作業着を着ないのでしょうか?そんなに威張ってるのでしょうか?

さて、「先生と言われるほどの馬鹿でなし」と言う言葉があります。コトバンクを見ると、

〔先生という敬称が必ずしも敬意を伴うものではないことから〕 先生と言われて気分をよくするほど,馬鹿ではない。また,そう呼ばれていい気になっている者をあざけって言う言葉。


とあります。

先生と呼ばれる職業には、「教員・医師・弁護士・代議士」等がありますが、我々市会議員のことを「先生」と呼ぶ方もいらっしゃいます。私は、嬉しくありませんので、その都度「先生と呼ぶのはお止め下さい」とお願いしております。この結果、皆さん「大竹さん」と気軽に呼んでくださいます。

先の「先生という敬称が必ずしも敬意を伴うものではない」という説明通り、医師や弁護士とは違い、我々市議会議員は、特別な学力も必要ありません。市職員や県職員の方が優秀な場合もあると思います。その中で、職員が「先生」と呼ぶのはなぜか?を考える必要があるでしょう。私は、「先生」と言われて気分をよくするほどの馬鹿にはならないように心掛けております。

先日、妻から言われました。

「大袈裟な肩書をつけて呼ばれるうちに、呼ぶ職員も、呼ばれる側も、その気になってる気がする。何も知らない人たちは、職員が御大層な呼び方をするのを見て、偉い人だと勘違いする。謙虚に真面目に生きてる方が、バカみたい」

ここでも「バカ」という言葉が登場しました。

バカで思い出したのが「中山義秀」から義父がいただいたハガキにあった「莫迦(バカ)」の文字です。これは、義父に対しての言葉ではありません。昔、白河市で行われた中山義秀講演会で何か気分を害されたようです。当時、中山義秀は、福島県の短歌会の審査員をされたこともあるそうです。短歌会の役員をしていた義父は、礼状と共に当日の参加者の態度を謝るような手紙を書いたらしく、ハガキは礼状への返事だったと思われます。そのハガキの中に、この文字があったことを記憶しています(ハガキは寄贈)。中山義秀は、県会議員を怒鳴り飛ばしたという武勇伝もあるそうですが、確かな知識もなく偉そうに振舞う人間が嫌いだったのではないかと推測します。中山義秀のような気骨のある方がいれば、威張る議員も減り、「議員は威張っているけど何が偉いの?」と市民に言われることもなくなるかもしれません。

皆さんが感じるように、腰を低くし、謙虚に振舞うことが得だとは限りません。しかし、「類は友を呼ぶ」という言葉もあるように、謙虚に振舞えば、謙虚な方々との素晴らしいご縁に恵まれることを実感しています。

1頭の幸せ搬送・仮設住宅居住者の未来

2015年05月10日 05時22分54秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、68人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

世間はGWだそうですが、全く無縁の生活をしております。昨日も忙しい一日となりました。

先日来、市民より相談を受けて、成年後見人制度についての手続きを、勉強しながらさせていただいております。ところが、容態が急変したとのお知らせをいただき、慌てて駆けつけました。この手続きは、あまりにも難しいために、通常、「どうしていいのかわからない」となるでしょう。

どんな問題も、富裕層はお金で片付けることができます。弁護士に多額の費用を支払えば、解決するでしょう。問題は、その費用もない方々です。介護の問題にしても、富裕層は、高額の施設に入居すれば解決します。それだけの年金を受給していない方々、ホームヘルパーに依頼するだけの余裕のない方々が、苦しむことになります。私は、そのような社会的弱者のお役に立ちたいと思っております。

さて、昨日は早朝自宅を出発し、NPOのボランティアで、昨年末に保健所から引き取った犬を棚倉町までお届けしました。広大な敷地を持つお宅でした。



ネットで活動を知り、保健所を経由して連絡をいただいた方だそうです。対応などは妻が行っておりますので、私は車を運転するだけです。クリスマスイブの日に引き取ったので「サンタ」と呼んでいました。4か月半も世話をしていると、可愛くなります。幸せになることを願います。

運転は疲れますが、1頭が幸せをつかむ姿を見るのは、気分が良いものです。妻は車の運転をしませんので、このような協力はしたいと考えています。また、先日の譲渡会に駆け付けてくれた女性たちの中には、このような搬送ボランティアをします!という元気な方が何人かいらっしゃいました。今後、私は忙しくなるので、元気な女性たちに搬送ボラを、お願いしていきたいと思います。



先日、昨年アンケート調査を行った仮設住宅の居住者より連絡をいただきました。様々な行き違いがあり、まだ次に住む場所が決まっていないそうです。役所が送付した災害復興公営住宅入居申込書は届いておらず、とても困っておられました。

災害復興公営住宅は、住宅が全壊、または大規模半壊及び半壊の場合は、解体して住む家がない状態でないと入居することができません役所の記録は、半壊になっており、そのため入居申込書も送付されなかったわけです。この件について、相談者に確認をし、半壊したご自宅現場を確認すると、解体して更地となっていました。この解体費用には、市の補助を使用しているので、通常であれば市は把握しているはずですが、「半壊」扱いのままだったために、入居申込書の送付がされず、申込終了後の今となって、相談をいただいたわけです。

このご家族が、路頭に迷うところでした。


このような問題を抱え、一人悩んでおられる仮設居住者が、他にもいる可能性があります。仮設終了後の行き先が決まっているかを、役所は再度確認する必要があると思います。




少数精鋭部隊チーム大竹のポリシー

2015年05月09日 04時27分00秒 | 選挙改革
おはようございます。昨日は、82人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日も忙しい一日でした。現在までに、約600人の方々に、アンケートにご協力をいただいております。昨日は、自宅まで届けて下さった方も数人おり、本当に有難いです。裏面の自由欄いっぱいにご意見をいただきました。じっくり読ませていただき、今後の活動の参考にさせていただきます。

また、主に妻が行っているボランティアをご存知の方もいて、驚いております。どこで知ったのかとお尋ねしたところ、NPO会員さんの友達のご親族だそうです。

「神様が見ている」「お天道様が見ている」

という言葉がありますが、実際には人間が見ているのだと感じます。悪いことをしてはいけないのは当然です。そして、誰も見ていなくとも真面目に生きることが大切だと思います。

私の後援会長は妻です。夫婦二人だけで、2回の選挙を戦ってきました。そこに、趣旨に賛同した仲間が集まり、少数精鋭部隊が出来上がります。我がチーム大竹は、

●誹謗中傷されても、誹謗中傷をしない。

●悪意には、その倍以上の善意で立ち向かう。


というポリシーがあります。前回も、かなり陰湿な嫌がらせを受けましたが、逆効果でした。

しかし、今回は今までになく大変な状況となっています。NPOの代表をしている妻が、身動きがとれません。現在、殺処分を予定されている7頭の犬と、県の譲渡会で残ってしまった県内他保健所の犬たち(命の期限付き)を助けたいと奮闘中。保護動物の世話等もあり、毎日忙しくしております。

何はともあれ、人が何か目標に向かって努力するのは良いことです。その中で、人とのご縁も生まれ、そこから活動が広がることもあります。ポジティブに考え、日々を精いっぱいに生きる。

●最大限の努力をし、結果は天に任せる。

これもチーム大竹のポリシーです。残念ながら、まだまだ最大限の努力ができていません。


小さな命に優しい社会は、子どもや弱者にも優しい社会

2015年05月08日 05時08分07秒 | 動物愛護
おはようございます。昨日は、84人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。



写真は、昨日の早朝撮ったものです。草刈り用作業着に髭面でお見苦しいかと思います。申し訳ありません。



抱っこしている柴犬は、先日行われた福島県主催の譲渡会で残ってしまった犬です。私が事務局を務めるNPO法人で引き出しました。



大人しい性格で、ワンとも言いません。抱っこが大好きで、身動きもせず、じっとしています。こんなに性格の良い柴犬が、簡単に捨てられてしまうわけです。このような可愛い犬たちが、1週間でガス室送りになり、苦しみぬいて殺されていく社会を変えたいと頑張っています(現在の福島県は、猶予期間を設け、譲渡処分の推進をしている)。

他県では、犬猫の殺処分をゼロにしている自治体もあり、毎年増えているようです。福島県も頑張っていますが、ボランティアが育っていないように感じます。いわき市・郡山市は市の中に保健所組織がありますが、その他は県の各保健所が管轄しています。その中には、人口の多い福島市もあれば、白河市程度の人口を持つ自治体もあります。しかし、全く動きが見えてこない。被災犬猫で精いっぱいの団体が多いのかもしれませんが、全く動きが見えない。そのため、県中・県北・会津・相双保健所にも頻繁に問い合わせをするので、有名になってしまいました。有名になりたいわけではありません。他に動物愛護ボランティアがいないために、結果として有名になってしまったのです。喜ばしくない状況です。しかし、希望もあります。写真の柴犬は、NPO会員でもある知人が預かってくれます(現在、一時帰宅中)。そして、知人が近所の方に声を掛けてくれているそうです。この犬を新しい飼い主の元に送り出した後は、また保健所の犬を1頭引き出し、知人に預かっていただく。このようなボランティアを「一時預かりボランティア」といい、シェルター等を持つことが難しい都会を中心として、普及しているそうです。

この活動は、団体代表の妻が主に行っていますが、趣旨に賛同する方々も増えており、現在白河市以外でも、チラシ配り等の協力をしてくださる方々がいます。その殆どは女性です。

女性には、命を守るという本能があるようです。それは、震災後に子どもを抱えて避難された方々や、市に対して抗議や要望を必死に行った方々の殆どが女性だったことを見ても明らかです。素晴らしいことだと思います。

今月末、NPO法人で第二回犬猫譲渡会を開催します。この柴犬も参加するそうです。私は、この時期多忙のため、協力できませんが、有難いことに、殺処分ゼロを目指す情熱的な女性たちが応援に駆け付けてくれるようです。ちなみに、ドイツでは基本的に犬猫の殺処分をしないそうです。日本でも、殺処分ゼロを目指す自治体が増えていますし、実際に達成した自治体も年々増えているようです。しかし、残念ながら福島県は、その目標とは程遠い現状。それを打破するべく、この小さな白河市の小さな団体が燃えています。

殺処分ゼロは、夢ではありません。しかし、それを実現するには、アクションが必要です。政治も同様です。現状を打破するには、変えたいと願う者一人一人が、小さくてもいいから行動をしなければなりません
小さな命に優しい社会は、子どもにも弱者にも優しい社会だと考えております。小さな命を守るために頑張る女性たちを応援しています。


大型連休の合間の平日

2015年05月07日 05時19分58秒 | 日記
おはようございます。昨日は、73人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。



本日5時半頃、玄関前から撮った写真です。今日も晴れのようですが、これだけ晴れが続くと、一雨欲しい気もします。

さて、今日は平日。大型連休の方も多いと思いますが、行政機関は平常通りです。連休中、溜めこんだ所要を片付けたいと思います。また、今日は可燃ゴミの日。ゴミも溜まっていますので、これからゴミだしをします。

では、皆さん、良い一日をお過ごしください。