大玉村社協ブログ 

大玉村社協の日々の出来事や、お知らせなどをアップします。

協働による地域の福祉力向上フォーラム

2013年10月04日 09時45分17秒 | 地域福祉

10月3日、三春交流館「まほら」ホールで、主催が社会福祉法人福島県社会福祉協議会と三春町、共催が社会福祉法人三春町社会福祉協議会、社会福祉法人富岡町社会福祉協議会、社会福祉法人葛尾村社会福祉協議会、日本赤十字社福島県支部三春町分区、三春町民生児童委員協議会、三春町老人クラブ連合会、後援が福島民報社、福島民友新聞社で、「平成25年度公開セミナー 協働による地域の福祉力向上フォーラム」が開催されました。

ということで、大玉村社会福祉協議会でも大玉にお住いの参加したいという方をお連れして、局長と私(福祉活動専門員)で行ってきました。

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まほらに到着すると、早めに行ったはずなのにすでに会場には多くの方がいらっしゃいました。それもそのはず、今回のセミナーには芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久氏による「呼吸とこころ」という演題の講演があるのです。

大玉社協は主催でも共催でもないので、講演の詳細は省かせていただきますが、呼吸はゆっくりと、日々の生活は落ち着いて送ることが長生きする秘訣かもしれませんよ。

その理由については、GoogleでもYahoo!でもいいので「象の時間 ネズミの時間」で検索をかけてみてください。

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火災警報器設置完了!

2013年09月26日 17時23分12秒 | 地域福祉

皆さんのご自宅には火災警報器はついていますか?

平成23年5月31日までに火災報知機を設置しなくてはいけないと消防法で義務化されていますが、そうは言っても年配になるとなかなか自分で火災報知機を購入して、設置してというのがどこで火災報知機を買ったらいいのか分からない、せっかく火災報知機を買ってもどこに付けたらいいか分からない、という方も多数いらっしゃることでしょう。

そこで大玉村社会福祉協議会では平成20年度より福島県共同募金会の助成を受けて、民生委員さんの協力を頂きながら、大玉村内の一人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯に対して、火災報知機を無料で設置してきました。

平成20年には一人暮らし高齢者宅、平成21年には高齢者のみ世帯に設置をして、一通りは大玉村内の該当世帯に設置が完了しましたが、その後新たに該当世帯になられた方に対して平成23年に設置をしました。

その後も新しく一人暮らしになられた方や高齢者のみ世帯になられた方がいらっしゃいますので、今年度も民生委員さんに担当地区の調査をしていただき、大玉村内全部で15個の火災警報器を設置しました

調査から設置の段どりまでご協力をいただきました大玉村民生児童委員の皆様、設置の際にお世話になりました株式会社ホシノ郡山支店様、ありがとうございました。

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第3回とっておきの音楽祭

2013年09月16日 10時37分45秒 | 地域福祉

東日本大震災から2年以上が経過し、福島県の南達地方(本宮市と大玉村)でも震災復旧・除染作業等が進んではいますが、まだまだ解決することのない放射能問題や、避難による人口の懸念等、閉塞感がまだまだ拭いきれません。

だからこそ音楽が持つ力で、南達地方で暮らす人が笑顔になって、明日への活力が持てるようにということで、障がいの有無に関わらず、また老若男女に関わらず誰もが楽しめる「水と緑と音楽が融合する音楽祭」ということで「とっておきの音楽祭」を平成23年度からもとみや青年会議所・とっておきの音楽祭実行委員会主催、本宮市・本宮市教育委員会共催、大玉村・大玉村教育委員会・本宮市商工会・大玉村商工会・本宮市社会福祉協議会・大玉村社会福祉協議会・(株)Mot.Comもとみや後援、とっておきの音楽祭SENDAI,福島大学学生ボランティアグループkey's協力の元で、9月15日に実施しました

しかし当日は台風18号の影響で朝から雨

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なんだか雨らしさが伝わりませんが、それはカメラとそれを撮る人の腕がないからです。
そのような中での会場準備

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雨の影響で、テントを立てたり、椅子を運んだりするのにも四苦八苦しながらの作業となりましたが、なんとか10時過ぎには音楽祭スタート

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途中からステージの演者さんの力か、集まってくれた皆さんの日頃の行いが良いのか、雨が止んだのですが、やはり台風の影響で雨がいつ降りださないとも限らないので、当初の予定を4時間程度繰り上げてイベントを終了させていただきました

会場に来てくれた方の中には「紅晴美さんの歌を聴きに来たのに残念」と仰っていた方もいました。せっかく来ていただいたのに、大変申し訳ありませんでしたが、来年度以降も音楽祭は実施することになると(多分)思いますので、その際にまた紅晴美さんが、そしてそれ以外の中止になってしまった演者さんが来てくださる(はず)ですので、1年後に楽しみが伸びたと思っていただければ幸いです

それにしてもなんだから「多分」とか「はず」が多い、なんとも信用ならない文章になってしまいましたが、音楽祭のイベントで雨の中にも関わらずに一生懸命頑張っていた、福島大学学生ボランティアグループkey'sの皆さん紹介します

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上の写真のkey'sメンバーは大玉社協と一緒にはらっぱステージというステージを担当してくれました

そして4人だけではなく、多くのkey'sのメンバーが音楽祭に協力してくれました

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後片付けまで終わった後に撮らせていただいた集合写真なのに、みんな素敵な笑顔ですね

ちなみに私はこの時には、試合が終わった後の矢吹ジョーみたいに燃え尽きる一歩手前でした

と余談はさておき、key'sの皆さんには大玉村ボランティアネットワーク主催で11月23日に実施するボランティアフェスティバルにもご協力いただく予定になっておりますので、今後とも皆さんのパワーをよろしくお願いします

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秋の夜空に思いを寄せて

2013年09月16日 09時30分37秒 | 地域福祉

大玉村には安達太良応急仮設という富岡町の仮設住宅があり、そこには富岡町を中心に様々な市町村の方が400人近く生活をしています。

もう東日本大震災及び原発事故から2年半以上が経過して、仮設での暮らしも2年以上になっています。前を向いて歩きだしていらっしゃる方もいれば、どうしてもふさぎ込んで俯きがちになってしまう方もいる事でしょう。

坂本九さんが「上を向いて歩こう」と歌っていましたが、時には立ち止まったり、上を向いたりすることも必要です。

というわけで、昨年度は「仮設から星を見る」をテーマに天体観測会を実施したのですが、今年度は「仮設から月を見る」をテーマに、昨年度に引き続き、田村市にある星の村天文台の大野裕明台長にお越し頂いて、9月12日に中秋の名月を前に、望遠鏡で月を見るイベントを実施しました

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19時からのイベントだったのですが、19時になったら月を雲が覆ってしまいました

きっと見上げている人がいっぱいいたので、恥ずかしがって隠れてしまったのでしょう

でも早く会場に来てくれた人は月のクレーターや金星を見ることが出来たみたいです

ということで、残念ながら月が見えなくなってしまいましたので、大野台長による月の講座をしていただきました。上弦の月、下弦の月、皆さんは違いが分かりますか?

大野台長に詳しく説明していただいたので、ここに書いても良いのですが、それよりはせっかくですから、田村市の星の村天文台に足を運んでみてください

大野台長の素敵な人柄にふれることが出来て、もっと星や月に興味が出てくるでしょうし、なにより、星や月が好きになるはず

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その後仮設内集会所に移動して、オーロラを見てきた時のお話や、オリオン座流星群、そして11月から見えるであろうアイソン彗星についての説明を聞きました。

ロケットの一部分や隕石も持ってきてくださり、それを実際に触らせて頂いたり、持たせて頂いたりと貴重な体験をさせていただきました

駆け足に日々は過ぎて行ってしまいますが、だからこそ時には悠久の時を見るために空を見上げてみるのも良いものですね

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聴く心髄、伝える心髄

2013年08月26日 16時51分32秒 | 地域福祉

8月24日、大玉村総合福祉センターさくらにおいて、小木曽道子先生(カウンセラー、親学アドバイザー、公益財団法人・海外子女教育振興財団渡航前配偶者講座講師、外国語保持教室アドバイザー)を講師にお招きして、地域福祉講演会を実施しました

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演題は「聴く心髄、伝える心髄」

以下、先生のお話の一部をご紹介させていただきます

この「聴く」というのは、漫然と相手の話を聞くことではなくて、読んで字のごとくしっかりと耳を傾けて聞くことです

ところで家庭や学校、職場などでなかなか自分の話を聞いてもらえないとお嘆きの方はいらっしゃいませんか?

もしかしたら、自分の経験をもとに忠告やアドバイスをしてしまっているからかもしれません。相手の話をきちんとした気持ちで最後までしっかりと、相手がどんなことを言いたいのか主訴をきちんと明確にしながら聞くことによって、話をする相手は自分の話をきちんと聴いてもらっている、ということは自分は受け入れられているという実感を得ることができるわけです。それが自分に対して自信を持つこと=自己肯定感に繋がるというわけです。

この自己肯定感が低いと自分に対して自信や尺度がなく、生きにくい日々を送ったり、自分は生きる価値があるのだろうかと思うこともあります。

反対に自己肯定感が高いと自分に自信があり、逆境に立たされても強く、自分を大切にすることが出来る、ということは相手も大切に出来る人間へと成長することができます。

ですから、自己肯定感の高い子どもになるように育てることが、親にも重要ということです

余談ですが、ここまで先生のお話を聴いて、マイケル・ギルモア著、村上春樹訳『心臓を貫かれて』という本を思い出しました

この本は著者の兄が二人を殺害し、自らの希望で銃殺刑になったいきさつや、過去から続く一族の負の要素によって、ギルモア家の家族が損なわれていく様子を描いたものであるが、この本とは反対に、自己肯定感が高い子どもを育てるには、まず育てる側が自己肯定感が高くないといけないのだろうな、ということを感じました

閑話休題。あまり文章ばかり続くと皆さん読むのに疲れるでしょうから、先生の話を聴いている時の会場の様子です

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そして、自己肯定感を育てるためにはどうすれば良いのか、一番手軽に出来る事は(そして、家族だとなかなか難しい事は)、相手を褒める事です

 

皆さん、家族、友人、恋人でも同僚でも構いませんので、誰か一人を思い浮かべてくださいそして、その人を褒めてみてください。一体、何個褒めるところがありましたか?

講演では実際に2人ペアになって、自分の近しい人を褒めましたが、多い人で10個以上褒めれたという方がいました

またまた余談になりますが、褒めるということは相手の事をきちんと認めて、その相手の事をしっかりと知らないと褒めれませんよね。そういう意味で、マザーテレサは「愛の反対は憎悪ではなく、無関心」と言いましたが、相手の事をきちんと関心を持って日頃から接していないといけませんね

と、また文章が長くなりましたので、会場の様子②です。

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会場は満員御礼で、大玉村内だけではなく、本宮など村外からも多くの来場者が来てくれました

そして円滑な人間関係を築くためには、「聴く」だけではなくて「伝える」ことも大事になりますね

伝える時のキーポイントは「あなたは〇〇だから」ではなくて「私が〇〇だから」、つまり相手の行動によって、自分(わたし)にどのような具体的な影響があって、ゆえに自分がどのような気持ちになるかをきちんと相手に伝えることが大事です

ということで、先生からは2時間弱に渡ってお話をしていただきましたが、来場者からは「さっそく自分の生活に役立てることが出来そう」「もっと早く先生のお話を聴くことが出来れば、子育てが違っていたかも」などの声をいただき、小木曽先生のおかげで非常に有意義な時間を過ごすことができました

すっかり長文になってしまいましたが、先生のお話の内容が非常に素晴らしく、私の駄文では先生の示唆に満ちたお話の数分の一も伝えられません。

そこで今後も小木曽先生にお越しいただいて講演会を実施してもらいたいと考えておりますので、この文章を読んで興味を持って下さった方は、次の機会には是非ご来場ください

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