このブログでも度々「民話を聞きに行ってきました」という記事を載せることがあります。
大玉村には「森の民話茶屋」という素敵な民話を聞けるところがあるので、
そこに行って店主の後藤みづほさんから民話を聞かせてもらう、
というのがこれまでの民話に関するサロン活動だったのですが、
今回は岳温泉の語り部として活躍している根本昭夫さんをお招きして、
6月16日に大玉3区で活動しているなかよしサロンと寺西サロンの合同サロンが行われました。
根本さんはこの写真のように非常にお若いのですが、
すでに語り部歴20年!
幼少よりひいおばあちゃんの民話を聞いて育ち、
なんと小学校2年生の時から活動を始めたそうじゃ。
「おっとう、おら、あんころ餅が食いてぇ」
「こらこら、もう少し我慢しねぇど、だめだべ」
「でも、おっとう、おらのお腹が7オクターブの音色を奏でてるべ」
と、全く関係のない昔話っぽい会話はさておきまして、
どう見ても根本さん男性なんですが、話し始めるとすっかり声や間の取り方がおばあちゃんなんですよ。
これだけの話をしてくださったのですが、すっかり話に聞き入ってしまって、時間が経つのがあっという間でした。
きっと私だけではなくて、この場にいたサロン参加者の全員が頭の中でそれぞれの昔話を想像していたことでしょう。