「When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only right we'll see」
で始まるのは名曲STAND BY MEですが、
夜になって周りが暗くなって、見えるのは月明かりだけではなく、8月11日フォレストパークあだたらでは灯明点灯式を実施しましたので、色々な灯りが見えましたので、その様子をお伝えさせて頂きます。
まずはこの前のブログで蝙蝠姿を披露したソイタイムプロポーサーの吉本朋彦さんから福岡と福島で場所は離れていたとしても、それぞれの場所で作った灯明を灯すことによって気持ちがつながることを目的に活動しているという挨拶があった後で
それぞれの灯明に灯りを灯してもらいました。
ちょうどフォレストパークあだたらでは宿泊者向けにナイト俳句のイベントを実施しておりまして、
灯明の
灯りに宿る
月兎
詠み人知らず
と、そんなナイト俳句なんていうイベントはありません。ナイトハイクですね。
そのナイトハイクの参加者も出発前に灯りを付けるのに協力してくれたので、大盛況です。
全ての灯明に灯りを付け終わった時点でおおよそ6時45分で、まだ今の時期ですと外がそんなに暗くありません。ですので、見え方としてはこんな感じです。
七時を少し過ぎたくらいになりますと、外は真っ暗になり、より一層綺麗に見えます。
平成26年度のつなごうプロジェクトでは浪江町社会福祉協議会のご協力のもと安達仮設集会所、栗木平仮設集会所、旧平石仮設集会所の3ヶ所の仮設住宅と本宮市のオハナ・おうえんじゃー、大玉村のふれんどりー大玉、そしてフォレストパークあだたら(それぞれ敬称略)で灯明作りをして、多くの方にご協力いただきました。
つなごうプロジェクトが始まったのは震災があった2011年からですので、今年で4年目になりますが、年々活動の輪が広がっています。
点灯式の最後に来場者全員で「花は咲く」を歌ったのですが、その中の歌詞に「誰かの想いが見える 誰かと結ばれている」という一節があります。
この灯明はまさに「誰かの想いが見えて 誰かと結ばれている」ですよね。誰かというのは福岡と福島だったり、吉本さんと灯明作りに参加してくれる人だったり、より具体的な人を指すのかもしれませんが、その結びつきが今後も少しずつでも大きく、太く、密につながっていければ幸甚です。
今回の平成26年度つなごうプロジェクトにご協力いただいた団体の皆様、個人の皆様、そしてもちろん吉本さん、ありがとうございました。
また来年も平成27年度つなごうプロジェクトが実施できるように、お待ちしております!