南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

林道節子線・新緑を探して 九(完結編)

2006年03月27日 00時07分12秒 | 南方単車旅案内
林道節子線 八よりつづく。

節子(せっこ)集落の隣は、網野子(あみのこ)集落である。
海沿いの道をちょこまかとアップダウンして、サトウキビ畑に向かって坂を下れば網野子集落に入る。
2006年3月現在、集落の山側と集落内を流れる川を工事しているため、作業用の車両が頻繁(一時間に二、三台)に行き交っている。



集落内にバイクを停め、堤防沿いに歩いてみた。
集落内の道はひじょうに狭い。
おそらく軽自動車でもいっぱいだろう。
三台以上のグループでは、入らないほうがいい。
大きな木がいくつも植えられている。
↑は、琉球松が一本と二本の広葉樹の高木(種別不明)が枝を絡ませるようにしている。

ぼんやり歩いていたら、おじいさんが現れた。
挨拶をしたら、強い口調で何事か声を掛けてきた(内容は聞き取れず)。
あまり友好的な口調ではなかったので、早々に退散することにした。



集落を出てふり返る。
波がなく、砂浜も広いが、シャワーなどの設備はない。



ミラーの中で集落がカーブの彼方に消えると、国道58号線に出る。



国道58号線から網野子・節子集落への分岐。
左が国道58号線である。
手前が古仁屋(こにや)。坂を上れば網野子峠で、奄美市に至る。

この項、おわり

コメント
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