南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

初夏の加計呂麻を行く 弐拾

2006年06月10日 00時59分55秒 | 南方単車旅案内
初夏の加計呂麻を行く 拾九よりつづく。

加計呂麻(かけろま)島の南東端の集落である安脚場(あんきゃば)が磯遊びの適地であることを確認した後は、低い峠を越えて徳浜へと向かう。

ところで、この「徳浜」という地名は、大和村にもある。>大和村の徳浜は、こちら
奄美群島内での知名度は、雄大な奇観で大和村の徳浜がリードするようだが、全国的な知名度では、《寅さんシリーズ》最終作のロケ地となったことで加計呂麻の徳浜に軍配があがるようだ。



写真には写っていないが、徳浜ロケに関して説明を記したプレートが設置されている。



コンクリート製の鳥居には、龍神宮の額が掛かる。
取り立てて由緒はなさそうだが歴史はありそうな神社である。
漁業の安全と大漁を祈願して建立されたと思しき神社で、シロート考えだが、現在は集落の真ん中に鎮座しているが、徳浜の別な場所から遷されてきたのではないか。
鳥居も、小さな祠も頑丈一点張りに造られている。
太平洋の風と波をもろに受けるこの集落では、ちゃちな作りでは長持ちしないのだ。



フタホシテントウムシを撮ったつもりだったが、なんだかよく判らない写真になってしまった。



龍神宮の脇には、ガジュマルの古木がそびえ立つ。
徳浜からは、諸鈍(しょどん)を経由して秋徳(あきとく)に向かう。

つづく

コメント
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