参戦して来ました!松崎シーカヤックマラソン
この美しい海に今年も200艇以上のカヤックが集結。 今年も激戦 いろんなドラマが生まれました
我がオーリブ艦隊も早々に集結完了・・・と思いきや・・大御所、工房主の大嶽さんがまだでした
そして、大嶽さん参上! 今年は更にボリュームを絞った『od-185n』 タンデム艇部門優勝を狙います
なんと!シングル艇のos-185nをタンデムに改造した艇らしいです。 あれを二人で漕ぐ・・・その速さはもはや無敵では・・・
オーリブ写真部会長のアツ君・・・どんな写真を撮っているのかとても気になります・・・
いつも撮った画像を盗み見ては構図を真似ているのですが・・・アツ君の撮る写真は・・・なんかちが~う どこか哀愁が有って美しい・・・
で・・アツ君の構図やWBに絞りなどを真似て夕日を撮影してみましたが・・・・やっぱり、なんかちが~う・・・
出し物がいっぱいの前夜祭 去年はこの楽しさに失敗ました・・・
今年は絶対禁酒 でも・・まあニサン杯は・・・ ビールの一杯も飲めない様じゃアスリートとしてど~よって事で・・・
楽しい前夜祭も終わり、明朝の戦いを待つ艇艇艇 この日は大潮と聞いたのでなるべく堤防に寄せました。
祭りの後の静かな海も明日の激戦を予感させます
そしてレース当日の朝 ここからは完全に戦闘モード
対艦魚雷の様な『os-G17・紫電』! 発射の時を待ちます 「よみがえれ日本」っと書かれた不死鳥のステッカーも貼りました! これで速度3割増しは確実・・らしいです
狙うは、Gパ部門1位 3年越しのリベンジです!
しかし・・最有力候補は2年連続1位の〇田さん! 艇は『WFカナック・トランザム』 決してスピードを重視された艇ではありませんが、グリーンランドタイプで紫電より全長が40センチ程長いです 飾り気の無い真っ白い船体・・・風見鳥防止と思われる後付けされたスケグが不気味に光ます・・・
スタートは去年の失敗を踏まえて大外からダッシュを駆けます。第一ターンまで約500メートル位かな?・・艇がひしめき合ってまともにパドルを入れる事も出来ない最短距離より空いてる外側からかぶせる方が良いと言う判断です。 この日の海況は遊覧船も出せない程の大荒れ 南西よりのうねりがひどい為、急遽コースが変更され・・・・昨夜の、折り返し後は海流のエディに乗せ、一気に北上するという作戦は無駄になりました・・・
第一ターンまでには艇もだいぶバラけてきますから、空いた所に艇の鼻先を突っ込みます!そのまま内側をターンする作戦
上手くターンする事が出来、まずまずのスタートでした。 目標の『トランザムさん』も10メートル程前を漕いでいます それより前にGパは見えません
ターン後はもう一度スタート地点の海岸をかすめ湾外に出るのですが、大きな岩と岸の間にさしかかった所で・・後から悲鳴が・・・同時に「波だ~!」っと叫ぶ声が聞こえました
直後!スターンが持ち上げられバウデッキが海中に潜る程のうねりが・・・ 私の前で4艇ほどが豪沈 ・・・セルフレスキューとしてのロールはあり得ない!なんて言ったの誰だよ ここでロールしないで何所でロールするの アウトリガー艇のOC1までヒックリ返ってました
その後何とか『トランザムさん』の後をキープします・・・・ 多分私がすぐ後に付いてる事に気付いてない様です。 次の折り返しで前に出たいと考えていたのですが・・・レスキューのスタッフさんが「〇田さんGパ一位だよ!後にGパ来てるよ!」・・・・何で言うの・・・・
しかし・・流石一流カヤッカー〇田さん 沈脱したお仲間さんに漕ぎ寄った所で前に出ることが出来ました
最後の折り返しで後はうねりに向かって爆漕~ っと後を振り返ると!なんと、トランザムさんがすぐ後にいる ヤバっ・・絶対このまま逃げ切る・・・そしてゴールの岩地湾の入り口 沖からのうねりで艇が大きく右を向きました軌道修正で片漕ぎを数回・・・その僅かな遅れで半艇長分前に出られ やば~い・・・・ここで前に出られたらもう二度と追いつけない
ダッシュダッシュ ・・・しかし・・・カヤックの悲しいところ・・・スピードが五分だと、この数メートルがどうにもなりません
結局少し右方向に流され『トランザムさん』に遅れること7秒差でゴール・・・
リザルトは、総合60位。Gパでは2位。時間は1時間05分58秒でした・・・
しかし・・・やっぱり『トランザムさん』は速かった・・・私が後ろを漕いでる間、片漕ぎはおろか、バウラダーも入れてません・・・全ての軌道修正をリーンとパドルのキャッチで調整してたようです 同じGパに同じラダーレス艇・・この実力の差を・・・あと一年で何とかしないと・・・
でも・・・私の伸びシロはまだ有るのかな?・・・・
そしてアツ君もまだまだ若いです! 私を追い越しGパの王者になる日も近いでしょう
そして何と!大嶽さんの『od-185n』タンデム部門第2位の成績 1位はレーシング艇のタンデム艇なのでシーカヤックではダントツの1位
『オオタケデザイン』の木造艇がタンデム部門とGパ部門でそれぞれ第2位! ある意味凄くね?
チーム・オーシャン・リーブスの皆さん本当にお疲れさまでした。