ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ついに「黒海の海岸」まで来たっ!

2009年06月04日 03時08分42秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日 ルーマニア・マンガリア


午後1時すぎ、マンガリア駅をやっと出て、、、


ここからは海岸へと歩いて向かいました!

帰りの列車の出発時刻は16時半。
つまり滞在時間3時間半!
海への行き方は事前に調べてたので、迷うことなく歩けました。



駅前の通りを歩いて歩いて15分・・・

大きな交差点を左に曲がり、ホテルの横を通り抜けると、、、



見えました見えました!
ついに、、、




黒海の海岸です!


海が、空が、雲が、そして陽射しがまぶしい!





海が青いよ・・・
「黒海」なのに。。。(笑)


なんか、感激・・・
「とうとうここまで来ちまった」って感じで。。。



でも、ここまできたら、、、


のんびりするしかないよね!?



しばらくゆっくりしましょう・・・

ブカレストから4時間半かけて、終点マンガリアに到着!

2009年05月31日 22時08分34秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日


夏の陽射しの下、ブカレストからの列車はのんびりと走ってました。。。

海だけでなく、こうした緑を眺めるのもいいですね、、、




空が青い・・・



いろんなシーンを楽しんでるうちに、、、


時は午後1時頃。
暑さも段々感じるように・・・


でも、夏だからいいじゃん!(笑)


そんな夏風景を楽しんでるうちに、、、



列車はやっと、、、




終点、Mangalia駅に到着!




ガラガラに見えたはずの車内から、多くの人が降りてきました。
長い編成でしたからね・・・
ここも、「みんなバカンスに来てる」って感じの格好。
誰一人急ぐことなく、のんびりと歩いてました。。。


それにしても、ブカレストから4時間半ですか・・・
気がつけば、長かったんですねぇ、、、この列車の旅は。
いろんなことがあって、あっという間でした!



次回は「つかの間の黒海のバカンス」をご紹介します!

「夏の黒海沿岸」をさらにのんびりと走り、、、

2009年05月28日 02時46分53秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日 ルーマニア・黒海沿岸


小さな駅を出発したマンガイア行きの列車は、しばらくのんびりとした雰囲気の中をマイペースに走ります。。。


この駅でも反対側から来た列車とすれ違い。
やはりブカレスト方面に向かう、ちょっとレトロの列車が停まってました・・・




海沿いのリゾートの近くの駅は、この列車から降りたバカンス客で賑わい、、、

コンパートメントで一緒だった人々も、ここで降りて行きました。
もちろん「Merci. Bon Voyage ! Au Revoir !」と言って。。。


どちらの駅も、のんびりとしてて、「同じルーマニアでもブカレストあたりとはずいぶん違うなぁ~」って感じました。
もう3時間以上乗ってますからね・・・・・


さて、、、


ひっそりとしたコンパートメントから改めて外を見ると、、、




黒海沿岸をこうして走るのが見えて、、、
(これは古いほうのカメラで撮りました。)



こうして眺めてると、、、



列車の「カタン コトン・・・・・」という軽やかな乾いた音が耳に、、、

海からの風が肌に、、、

潮の香りが鼻に、、、

そして、まぶしい夏の陽射しが目に、、、




どれも、すごく、すごく気持ちよかった。。。




そして、、、



「早くあの、”黒海の水”に触れてみたい!」



そんな思いが、段々大きくなってきました・・・



その目的地、終点のマンガイアはもうすぐ!
ウチも「つかの間の海のリゾート」を楽しめるときが近づいてきました。。。

てか、もう、、、
楽しみ始めてましたけどね!(笑)

小さな駅で「長~い列車の通過」を見た撮った!

2009年05月24日 22時36分01秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日・ルーマニア 黒海沿岸


黒海沿岸を走っていた列車は、やがて小さな駅に停まりました。。。


すぐ発車するのかと思ったら、、、


一向に動く気配なし・・・



もしや、と思って、、、



そうです、カメラを準備して!




やがて、、、




ディーゼルエンジンを響かせながら、列車が反対方向から来ました。。。



そして、、、




「プフォンッ!」とホイッスルを鳴らして!


ブカレスト方面への急行列車がゆっくりと通過していきます。。。




まあ、レトロなディーゼル機関車!




「ブウォ~ン」をエンジンを響かせながら、、、


そのあとは、、、


軽やかな客車の「カッタンコッタン・・・」の音がして、、、



でも、、、




ちょっと、これ、、、





長くない、この列車???




やっと、、、




最後の客車が・・・・・



数えてみたら、、、



なんと、客車は14両!



立派な編成で堂々としてる!
もう、撮りながらムチャ興奮してました!!!(笑)




ちなみにこれ、もちろん、例の「ビデオのコマ画像」です。


そして、実は、今でもこの動画、よく見てます!
やっぱり「機関車+長い編成の客車」ってカッコええわぁ・・・・・


色や形が違えど、「昔の日本の客車列車」を思い出させてくれます。

てか、客車列車自体、日本ではもうめったに見れないですからね。。。。。


懐かしくもあり、そして今でも新鮮な、小さな駅でのワンシーンでした・・・・・

車内のおしゃべり、ドナウ、ロマ、そしてついに、、、黒海!

2009年05月21日 02時42分05秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日


途中の停車駅、Fetestiでいったん降りて、なんとか指定された車両を見つけ、再び乗り込み、、、


そして、コンパートメントをさがして、、、



一度は間違えたけど、、、



隣の部屋のドアを開け、「ここでいいか?」とまた聞いてみたら、、、




「Da!Da!(うん、そうだよ!)」



やっと、やっとウチの席を見つけることができましたぁ~~~~っ!



すでにウチを除いた分の席は埋まってて大きな荷物もあったので、座るのが精一杯・・・

そして、座るなりウチ、思い切り愚痴って、、、


「いやぁ~、乗ったのはいいんだけど、席が見当たらなくて車内をウロウロして・・・」
(あっ、ちなみに、言葉はフランス語です。ここは同じラテンの国ということもあり、よく使われてるそうですよ!)




そしたら、みんな、ウンウンうなずいてくれて・・・


でも、みんないやな顔せず、親切に迎え入れてくれたのでひと安心!!
少しずつではあるけど、いい雰囲気になってきてました。



そのあと、しばらくはおとなしくしてたけど、、、



やはりじっとしてられない性分のウチ、「席より通路」へと移り、、、


窓をガバっとあけて、外をのんびり眺めようとしました・・・



すると、同じコンパートメントの隣の席の人が出てきて窓のそばにきて、、、



・・・・・声かけてみました!



「暑いですねぇ・・・夏のルーマニアはいつもこんな感じなんですか???」

「はい、そうですよ、これがルーマニアの夏ですよ!」

「あぁ~そうなんですか?初めてルーマニアに来たので良く知らなくて・・・」






それからは、日本のこと、ルーマニアのこと、あと、その人、日本のアニメが好きだったから、そのことも少々話したかな???



きっと先ほどのインチキ車掌からの逃れて、緊張感が和らげたから話せたんでしょうね。



そして、ドナウ川を渡り、、、

一度は撮ったけど、コンパートメント内だったので画像が悪くて消しました・・・(泣)
ただ、もう1度通るので、その時のお楽しみ、ということで!




夏の空の下をさらに進むことさらに1時間、、、



都会の景色が再び見えてくると、、、



そこは港町「Constanta」(コンスタンシャ)。



11時10分頃、到着。
ここで機関車交換のため、15分くらい停車。



ところがです。


席に座ってたら、、、
車内にいた人、急に険しい顔をして「素早く」コンパートメントのドアを「バチン!」と閉めて!



その理由は、、、


すぐ分かりました。



やがてドアの方から大きな声で、、、



ロマ(ジプシー)の集団が乗り込み、物売りに来たからです。



ひと目ですぐ分かる、その外観。
話には聞いてたけど、、、



ちょっと怖かった・・・・・


ドアを開けとくと、絶対売り込みに来たんでしょうね、きっと。
和やかな雰囲気だった室内は、この瞬間だけ緊張感が張り詰めてました。


おそらくこれがルーマニアの現実なんでしょうね。
でも現地の人がここまでシビアだとは思わず、ただ驚くばかりでした・・・


そのロマが去ると、やれやれとばかりに再びみんなおしゃべりを始め・・・



しばらくすると、、、


11時25分頃、コンスタンシャ駅を出発しました。。。



そしてさらに進むと、、、




ついに見えてきました!




黒海!



ヨーロッパとアジアの間にあるこの海。



ついに、ついに、ウチの目の前に姿を現してくれました・・・




感激です。。。。。



ここまで来れば、もうほとんど「ヨーロッパの東の端」ですからね。
対岸はトルコ、そして旧ソ連の国々、、、




なんか、「ついにここまで来たんだなぁ・・・」って。。。。。





遠くに見える船はどこの国の船なんだろう???




つい最近まで黒海を「はるかかなたの海」と思ってたけど、、、


こうして見れるなんて、夢のようでした。。。

ルーマニア2日目の朝は、、、ちと大変だった!

2009年05月18日 00時20分37秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月26日


この日は黒海沿岸のリゾート地、マンガイアへ日帰り。

ブカレスト・ノルド駅、朝8時25分初の急行に乗って行く予定でした・・・・・



ところが、、、


目覚めたのが、、、



7時半すぎ!



プチ寝坊?!



朝ごはん急いで食べて、、、


身支度、片付け、急いでして、、、



ホテルを出たのは8時ころ。



地下鉄で10分くらいで着くだろう、、、と思ったけど、、、




そういうときに限って、すぐ電車は来なく、、、


乗り換えもあったので、また待たされて、、、



ブカレスト・ノルド駅に着いたのは、出発10分前をもう切っていた!



急げぇ~と、時折走りながら国鉄駅ホームまでダッシュで向かい、、、




チラッと出発ホームを確認して飛び乗れたのは、出発ほんの数分前!!!




あぁ~、やれやれ。。。。。


一本でも地下鉄乗り遅れてたら、、、と思うとゾッとしました。
これを逃すと、次の黒海方面への列車は午後2時発。。。
乗り遅れてたらこの日の日帰り旅行は「完全に」アウトでした・・・




でも、そういうときに限って、、、



列車は定刻通りに出発しない。。。。。(苦笑&怒!)



結局、何の事情か知らないけど、5分遅れでブカレスト・ノルド駅を出発しまし
た。。。




ところで、、、



乗れたのはいいんですが、、、




あまりにも慌てて乗ったので、「何号車に今、ウチが乗ってるのか」、全然分かりま
せんでした。


「車内に号車番号があるから大丈夫だろう・・・」と思って、何も見ないで乗ったの
ですが・・・
(普通、車内でも「ドアあたりに」号車番号、ありますよね!)




ところが、この列車には車内に全くない!



しかも、この列車、次の停車駅まで1時間半も停まらない!



だから、今、何号車に乗ってるかさえも分からず、、、
あれば、幾つかの車両を周れば見つけられるし・・・
(車内の客に聞く手もあったけど、当時はそんな勇気が無く・・・)




だから、とりあえず、空いてるコンパートメントに座ってました・・・



ところがです・・・



数十分して検札が来て、、、



まあ、当然のように乗ってる車両が違うことを言われたのですが、、、


「○※▼×■●△・・・・」



いろいろブツブツ言ってきて、、、




さらには、、、





「~レイ、払いなさい。」




想定外!?
でも、ちょっと想定内。



親切に案内してくれるのかと思いきや、周りに人がいないことをいいことに、ボッた
くろうとしたんですよ、この車掌!



まあ、一応、言いましたよ、フランス語で!
(ルーマニアではフランス語がよく通じるので)



「じゃあ、この切符の~号車はどっち?」


「急いで乗ったんだけど、車内に号車番号がないから分かんなくて!」

「この号車、どっち?」



ただ、切符は相手の手の中、、、
しかも車掌がコンパートメントのドア側にいたんで、その車掌、そんなごっつくなかったけど出るに出れない状態。。。

それに、肝心の車両はなかなか言ってくれず・・・(←絶対わざと!)

ヘタするとこのまま払わなければならない状況・・・・・



おそらく車掌は「コイツは日本人だから、ちょっと言えばすぐ怯んで払うだろう・・
・」と企んでたでしょうね。




でも、粘りましたよ。
「日本人、そしてウチをナメたらあかんぜ!」と意を決して!

とにかく「黙ると負け」なんで、冷静に、同じことを何度もしつこく言って・・・
脅す感じではなかったので、粘れば何とかなるだろうと。



そして、何度か話してるうちに、思わずこんなアクションしました。。。




「ちょっとその切符見せてもらっていいですか?ええっと、何号車でしたっけ・・
・」



すると、そのインチキ車掌、あっさり渡してくれて、、、


つまり返してくれて、、、



で、しばらくはまた同じことを言い続けたけど、、、



スキを見て、、、




「じゃあ、その号車、”自分で”さがしてくればいいんでしょう?!」とサッと立ち上がって、その場を去りました。
ドアのあたりにスペースができて、いつでも出られる状態だったのを逃さず!



つまり、、、


車掌から逃げて!



で、そのあと、後を見たら、、、



意外にも、追いかけて来ない。。。。。




はぁ~っ、やれやれ・・・・・



やっぱり、ボッたくろうとしてたんですね。。。

ヨーロッパでこんなインチキ車掌がたまにいると話には聞いてたけど、まさかウチが
遭うとは思わなかった。

でも、結果的に後半のウチのアクションがよかったんでしょうね。。。
このような形で無事に乗り切れられたのは、まあ不幸中の幸いだったかもしれませんね。




そして、そのあと、、、


停車する時刻はもう分かってたんで、しばらくは通路で立っていてすぐ降りれるよう
にして、、、



10時過ぎ、ようやくFetesti駅に到着した時、ホームにさっと降りて、車両を探し
たら、、、



あったあった!



いつ発車するか分からない短い停車時間中に探すのはスリリングでしたが、よう
やく見つけられてひと安心・・・


どうやらブカレストのホームではその車両を通り過ぎてしまってて、前に行き過ぎてました・・・
やっぱりメチャ慌ててたんでしょうね。。。



ただ、まあ、とにかく自業自得ですわ、これ。

「もう少し早く起きて」、「もう少し早く駅に着けて」、そして「もう少し早く列車に乗れれば」、すぐ車両も席も見つけられて、トラブルも起こらず済んだですから。



とにかく散々だったこの日の朝でした・・・・・


そんな緊迫した(?!)状態だったので往きの始めのころの画像はあまり無く、、、




この時の沿線の画像は「コンパートメントから見た風景」と、この「窓越しの街路樹」で
勘弁してください・・・



ただ、沿線の風景、どちらも「ルーマニア平原の広さ」を感じることができるので
は、と思います。



そんな風景の中、夏の陽射しと青く広い空の下、列車はさらに東へ向かい、、、


港町コンスタンシャ、さらには黒海へと向かってました・・・

ルーマニア最初の晩ごはんは、、、これでした!

2009年05月11日 00時51分18秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日

いったんホテルに戻り、少しリラックスしてから外出・・・



向かったのは、、、




ホテルに近いここ!




晩ごはん、食べないと!


もちろんルーマニア料理が食べられる所を、ガイドブックで「確実に」探して見つけました!


混み合う時間帯でしたが、席がまだ少々空いてたのでラッキー!



テラスの席に案内され、注文のあと、しばらくは「この日の画像をチェック」と「翌日の黒海への日程の確認」を。。。


確かこの時、午後8時過ぎ、、、


空はようやく暗くなり始め、、、


そしてようやく涼しくなり始め、、、



お外ゴハンが気持ちいいタイミングとなってきました・・・



そして数十分程度でしたでしょうか、、、、、






思ったよりも早く料理が来ました!


注文したのは、、、





トゥキトゥーラ
(Tuchitura)

「ルーマニア版、豚のシチュー」って感じでしょうか?!
確かトマトベースのソースで煮込んだもの。

付け合せは「ママリガ」と呼ばれる、蒸してペースト状のとうもろこし。
(イタリアのポレンタに似てる?)
これもルーマニアでは定番です!

それほど重くなく、思ったよりも口に合いおいしかったです!
ボリュームも胃袋小さい日本人にはうれしい、ちょうどいい大きさのお皿でした!!


そして、、、


さらにこのあと、、、



これを食べないわけにはいきません!





デザート!





じゃぁ~んっ!




パパナッシュ(Pananasi)

ずばり揚げドーナツ!

アツアツのドーナツにクリームと、チェリーソースがかかってて、、、




うんめぇ~~っ。。。。。



ルーマニア料理を味わえたこと。

その料理がおいしかったこと。

そして、このレストランの居心地がよかったこと。




値段は合計1000円程度だったかな??
おいしく気持ちよく、晩ごはんを食べることができました・・・



そして、ホテルへ戻って、、、



あれっ、何したっけ??
(もう4年前なんで思い出せない・・・汗)


翌日朝が早いから、すぐ風呂に入って、夜中までには寝たのかな???


お風呂、バスタブがあったし、お湯もでたのはよかったけど、、、



水、「茶色に濁ってた」・・・



大丈夫か?!(爆)
まあ、口にはしなかったけどね。




てか、この後、何も起こらなかったし、今も生きてるから大丈夫だったんだろうなぁ・・・(笑)

ブカレストのホテルへの帰り道で見たものは、、、

2009年05月06日 23時38分11秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
農村博物館を楽しんだら、この日の予定はほぼ終了!

地下鉄でホテルへ戻りました、、、


が、、、



帰り道、これを見に行かなきゃ!




あれっ、これ、、、



「パリのあれと同じみたい???」と思ったでしょう??




はい、確かに同じような建物です。

しかも名前も「凱旋門」。




でも、ここ、ルーマニア、ブカレストにもあるんですよ!



規模はパリのよりも少し小さめだけど、なかなか立派!

第一次世界大戦の勝利を祝って立てられたそうです。
ただ、当時は木製。
後に、この造りに立て替えられたとのこと。
画像をよーく見ると、門の上には「ルーマニアの3色旗」が立派にたなびいてるのが見えますよ!!!



そうかぁ、、、



この凱旋門もあるから、ブカレストは「バルカンの小パリ」と言われてるんですね・・・



そしてホテルの最寄り駅まで戻り、、、



信号にたどり着いたら、、、




あれっ?


この数字、もしかして待ち時間?!



てか、ここ、、、、、








「大阪」じゃないよねっ???










チャウチャウ!
(マドモワゼル・ヒロコさん、突っ込んでください!笑)



まあ、ありがたい設備ではありますが、、、

ブカレストの人もせっかちなの???

ブカレストの農村博物館

2009年05月03日 23時23分50秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日

つかの間のヘラストラウ公園を楽しんだ後に向かったのは、、、



「農村博物館」



ここは、先ほどの公園のそばにあり、ルーマニアの農村の家屋、教会などの建物が見れる屋外博物館です。




もちろん昔ながらの木造もの。
またまるで日本の「わらぶき屋根」のような家もあって、なんか親近感ありました。




これは「イコン」?
ブコヴィナ地方の「5つの修道院」にあるような建物に見えましたがどうでしょう???
(↑「マドモワゼル・ヒロコ」さん、よろしければ助けてください・・・汗)




このような建物は、マラムレシュ地方、トランシルヴァニア地方など、民族色濃いエリアではまだ見れるみたいですね!

豊かな自然に囲まれたこれらの地方。そこで見る、昔ながらの建物が並ぶ風景、そして雰囲気は、この博物館で見るのとまた違うんでしょうね。


それはきっと、「我々がイメージするルーマニアの姿」なのかもしれません。
でも、この博物館で、ちょっとだけでも感じれてよかったです。

ブカレスト北部の「緑と水が豊かな公園」へ!

2009年04月30日 02時46分50秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日

「危険なムードぷんぷん」の駅前~中央市場を無事切り抜けて、次に向かったのが、、、



ヘラストラウ公園


ブカレストの中心から見て北側にある公園です。


地下鉄を乗り継いで「Aviatorilor」駅で下車して入ると、、、




おおお~っ、広い!



さらに、少し歩くと、、、




水辺のあるところに!
これ、湖らしいです。(ヘラストラウ湖)



そして、こうして書きながらやっと気づいたのですが、、、



この日、ブカレストを歩き周ってて、おそらく初めて「緑豊かな」場所を目にしたかも?!(遅すぎ?!)


例え大都市でも、広い公園、そして緑が多い場所があると、イメージがガラっと変わりますね!

それに、、、


いい気分転換ができましたっ!
まして、ウチの場合、「あの後」でしたから。。。


公園では、のんびりしてる人があちこちに・・・


ウチも少しだけ休んで、、、


身も心もリラックスできました!

ブカレスト・ノルド駅近くの中央市場は面白かったけど、、、周りが怖かった!

2009年04月23日 02時00分36秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日


国民の館を見終わって、次に向かったのは、、、





「ノルド駅そばの中央市場」







「地元の市場」って、やっぱり見たいですよね?!



で、地下鉄でノルド駅まで行き、、、

地上に上がったら、、、







オーマイガッ!!!



観光気分が一気にぶっ飛んだ!





ホームレスがあちこちに・・・





しかも、その中には、、、





子どもがビニール袋を口に当てて吸ったり吐いたりしてた!




つまり、、、




「アンパン(←シンナー)」してた!!!
しかも「人前で堂々と」!




はぁ~~~っ?!




コレ、ちょっとヤバイよ、、、、、これ。。。






いや、「出川のギャグ」どころじゃなくて、、、





目がヤバかったよ、ホント!
シャレにならない位、ヤバかったよ、ココは!





だから、もう一気に、「超警戒モード」突入・・・・・
話には聞いてたけど、目にするとやっぱり、、、、、、コワっ!






でも、ここまで来たら下がれない。。。(苦笑)




意を決して(大げさでなく、ホントに!)、歩いて市場へ向かいました。。。





でも、コワイよ。。。




このあたり、「ロマ」(←ジプシー)が異常に多くない?!




周りの視線、苦痛になるほどアチコチから感じるし・・・

それに、、、


ウチを呼んでるような「叫び声」が聞こえるし。。。



「狙われるんだろうな、、、」と肝を冷やしながらも、カバンをしっかり抱えてさっさと歩きました。



そうして歩くこと5分程度、、、


お目当ての市場に着きました。




外には果物、野菜など。
建物の中には魚、肉、チーズなど・・・


いろんな匂い(臭いも!)があって、そこはルーマニアの生活の一部でした。



ここは幸い駅前ほどデンジャラスな雰囲気ではなかったけど、引き続き周りに最大限の注意を払いながら、いろいろ見て歩きました。




そうして、歩いてるうちに、、、


香ばしい何か焼いてる匂いにつられて、、、



屋台が並んでる一角にたどり着きました。



ここでおやつ代わりに食べたのが「ミティティ」。
香辛料の入った、小さな細長いハンバーグのような、ルーマニア、さらにはバルカン半島でポピュラーな食べものです。


画像は、、、ごめん、撮らなかった!

まだこの頃は、デジカメに慣れてなく、しかも「この雰囲気」だったので、やたらデジカメ出さない方がいいだろうと思って・・・
(ここに載ってる2枚は、瞬時に撮って、すぐ片付けました。手に持ってたら絶対狙われるので・・・)



でも、これ、おいしかったですよ。
できるのなら、ビールと一緒なら最高!
今度は「テイクアウェイで」(←ヨーロッパではこう言いますよね?!)ホテルで飲み食いしたいですね。。。


そうして30分くらい市場を楽しんで、、、


再び「デンジャラスなノルド駅までの道」を歩きました。。。



てか、このあたり、、、

大きな駅前、そして近くなのに、この(いろんな意味で)独特の雰囲気、何なの???




ここ、市場の前なんだけど、、、

日が暮れたら絶対歩けないよ・・・・(泣)



正直言います。

ここは観光地としては、あまりおすすめできません。
あまりにも怖いんで。

たまたま白昼で、人がそこそこいたから、無事に歩けたけど、、、


万一のことがあっても保障はもてませんよ!
「自己責任」でお願いします。。。
(マジで!)


、、、と、想像以上の危険な空気が漂ってた、まるで「肝試し」のようだった駅そばの市場。
いろんな意味でエキサイティングでした。。。

ブカレスト観光のハイライト、「国民の館」へ・・・

2009年04月13日 23時51分32秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
翌日の黒海沿岸への列車の指定券を無事買えたあとは、、、


「この日、最大の見どころ」へと向かいました。。。




そこは、、、、、






「国民の館」






はい、ズバリ、「シャウシュスクの欲望の塊」です。




道に迷わないようにと、遠回りだけど、いったん統一広場まで行き、そこから統一大通りを歩いて向かおうとしたら、、、






見えました、その館。







デ、でかい・・・・・
クレイジーですよ、このデカさ!




その大きさから、近くにあるように見えるけど、、、




歩けど歩けど近づかず・・・・・




炎天下、すでにかなり歩いてたので、この徒歩はちょっと堪えました・・・





でも、まあ何とか館の入口に着き、、、




午後3時くらいだったかな???

4時までのガイドツアーにも、なんとか間に合いました。
(個人では入れない&カメラ撮影は別料金だったような?!)





「混んでて待たされるのかな・・・」と来る前は思ってたけど、思ったほど混まずちょっと拍子抜け。
(それなりに人は集まってたけど)




で、いよいよこの館の内部に侵入、、、



、、、じゃなくて(笑)、、、



内部見学が始まりました!




幸い、ルーマニア語のガイドさんのほかに、「英語」を話すガイドさんもいたので、まあ何とか理解できました。




てか、、、






何やねんっ、この豪華さ?!






何やねんっ、この広さっ!?



まあ確かに立派な建物だし「通路は赤じゅうたん」ってのは分かるけど、、、



「ここまで金かける必要があったのかい???」と突っ込みたくなる!


普通、これだけ豪華だと、「ため息が出る」とか「うっとりする」とか言うけど、、、


この国の事情は周知の通り。
だから、「一般人とはかけ離れすぎた世界」に、ただ、あきれるばかりで・・・
なんかある意味「怪しい世界」でもあって、息苦しかったですよ。。。




これじゃぁ、チャウシュスクは国民に嫌われても仕方なかったですね・・・





そんな贅を尽くした建物を1時間弱見学したけど、、、



もちろん、このルートだって、この館のほんの一部!
それでも、かなり歩いたので、最後はちょっと疲れた・・・



まともにこの建物を全部見たら、いったい何時間、いや何日かかるんでしょう???



それに、、、



ツアーが終わって、外に出たとき、思わずホッとしたのは、気のせい???




ずばり言うけど、、、



「チャウシュスクよ、こんなもん造るなっ!」



これが率直な感想!
おそらくみんなそう思うのでは?!



やっぱり、、、

「あの世界」、つまり「国民の館」なんて、所詮「看板に偽りあり」だったんですね・・・

軽い気持ちで入ったのですが、それを肌で「ずっしりと」実感してしまいました・・・
でも、「ルーマニアを知る」ということで、いい体験ができたと思います。

「街中の国鉄の切符売場」で指定券ゲット!

2009年04月08日 21時58分16秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
前回の「マック in ヨーロッパ」へのコメント、ありがとうございます。
やはり「マックネタ」は盛り上がりますね!(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2005年8月25日



さて、そのマックのあと、、、

こんな店をみかけました。




地元のフットボールチームのオフィシャルショップ?!
(でも、ACミランやインテルのユニフォームが見える!)


ルーマニアのカルチョについてはほとんど分からないのですが、、、

(「94年のアメリカ大会でベスト8入りしたこと」と「そのとき、ハジという伝説のプレーヤーがいたこと」くらい・・・)

、、、ここでもフットボール熱が高いことはうかがえました。



でも、何で何も買わなかったんだろう???


今から数年前までは、欧州のフットボールに多少なりとも興味があったので、、、

(実際に「ミラノのサン・シーロ(F.インザーキとか!)」や「バルセロナのカンプ・ノウ(ロナウジーニョとか!)」へ行って試合を見た!)

、、、今思えば「何でも良かったからグッズを買うべきだった!」と後悔してます・・・



さて、そのあと向かったのは、、、



CFR(ルーマニア国鉄)の旅行センター。

実はルーマニアでは駅以外にもある程度の規模の街なら街中でも切符を帰る「国鉄の切符売場」があるんですよ。

ここなら街中の散歩のついでに寄れるので便利!


で、なぜここに寄ったか、というと、、、




翌日、黒海へ行くから!



もちろんすでに「ユーレイル・ハンガリー&ルーマニアパス」は持ってたのですが、、、、、



ルーマニアでは各駅停車以外は全て予約が必要で、黒海沿岸に行く列車はすべて急行&特急だったので、予約せざるを得なかったのです。



そうして、建物に入ったら、、、




ああぁ、、、、、、、人がいっぱい・・・・・
(汗)



案の定、銀行みたいに番号札を取って、順番待ち、、、、、



しかもウチの番号は軽く50も後・・・・・



窓口は幾つもあったとはいえ、「ここは日本じゃないから、、、、、」と長時間を覚悟で待つことにしました。

もちろん、乗車当日じゃ、こんなことはできません。
それに、この日は市内を数ヶ所回るだけで、時間的には余裕あるし、しかも外は午後の炎天下。。。
ちょうどいい足休めの時間と思えば、いい休み時間だったかも・・・


そんな感じで、待つこと30分以上、、、
いや、もしかしたら1時間近く待った???



ようやくウチの番が、、、、、



呼ばれた窓口で対応したオバチャンに話そうとしたら、、、


「英語もフランス語も×」って感じで、「ちょっと待って!」と言われて、、、


しばらくすると別のオバチャンが出てきて、、、、、



英語で対応!(ラッキー!)



改めて希望のチケットを伝えました。



「明日、マンガイアへ、この往きと帰りの列車の指定券が欲しいんですが・・・」



もちろんユーレイルパスを見せて。
そうすると、ルーマニアでは座席の指定券は無料になる、って案内に書かれてたので・・・・・




そしたら、、、



見事に希望通りにゲット!
ヨカッタヨカッタ・・・・・


そして、これが指定券です!
(拡大してます・・・)




2005年8月26日
ブカレスト・ノルド駅8:25→マンガイア12:58
列車:R681、席番:E-43、2等。


「Gratuit」(無料)って、フランス語と同じですよ!
ルーマニア語でもそう言うんですか???





ところで、、、
この指定券を買う時のやりとりで、こんなことが、、、



係員「いつ乗るの?」

ウチ「明日」

係員「帰りの列車は?」

ウチ「それも明日、夕方。日帰りで!」

係員「はぁ~っ?????」


さらに、、、




「なんでもっと旅行しないの?!」
「なんで、そんな早く戻って来ちゃうの???」


そんな感じでビックリ驚いてました。





、、、、、ごもっともです、マダム・・・(笑)



でも、そこで言いました、ウチ。。。






「分かります分かります。でも、それが”日本人の旅行”なんです・・・・・」






「自己主張」したつもりだけど、なんか悲しい言い訳・・・・・(苦笑)

ルーマニア最初の食事は、、、なんと「コレ」でした!

2009年04月04日 23時05分54秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日

時はすでに正午を過ぎ、、、


お腹が段々空いてきて、、、



もちろんルーマニアらしいものを食べたくて、ずっと探してたのですが、、、



運悪く、ウチが歩いてた辺りには全く見つからず・・・・・




1件だけはすぐ見つかりました。



ただ、そこは、、、


ルーマニアとは無縁の食べものだったので、始めは行く気が無くて。。。。。




でも、このままムキになって探して、ヘタに見つからないとヤバイし、時間の無駄だから、、、と思って、、、、、



仕方なく、そこでお昼ごはんにしました。



「そこ」とは、、、



















マック




そうです、、、、、




ルーマニア最初の食事が「マクドナルド」だったんです・・・・・(汗)




そりゃ思いましたよ!

「わざわざルーマニアまで来て、何でマックなの?!」って。

だから、さっき「始めは行く気はしない」って書いて・・・




でも、空腹には勝てなくて・・・(泣)

それに、「この先、ブカレストに3泊するから、いずれは見つかるだろう」と、楽天的に考えて!





で、オーダーしたのが、、、



いわゆる「ビッグマックセット」。



ただ、あちらでは「セット」では売ってないんですよね、確か。。。
バラで買わなければいけなかったような・・・
(すみません、もう4年前のことなのでうろ覚えで・・・)



ただ、この「ビッグマック、ポテト&ドリンク」の組み合わせで、、、



日本円で約400円くらいでした。
日本の3分の2くらいですね。



でも、後で行った駅構内の安レストランでの食事は、、、


3つ(肉、ゴハン、スープ)注文して、約350円程度・・・



よく聞くのですが、やはり欧州ではマックは高いですね。


特に東欧は、「マックに行くのは特別の時」らしいので、日本のように気軽に行くのとはまた違ってるようです。

この店、そんなに混んでなく、しかも、すごく店内がゆったりしてたのは気のせいだったのでしょうか???




余談ですが、実際聞いた話として、、、



とある東欧の街で、日本人が現地の人に、、、


「この街で一番いいレストランはどこ?」と聞いたら、、、


「マクドナルド!」って答えたらしいです・・・



・・・・・本当ですか???
(旧東欧在住の方、よろしければ、これに賛成かどうか、コメント頂けますか?・笑)



で、お昼ごはん。
このセットだけでは面白くないので、、、




デザートで「アイスクリーム&パイのチョコソースがけ」も頼んで!
(これは当時、日本未発売だったはず!)



全て合わせて700円弱だったかな???
物価の安いはずのルーマニアで、いきなり奮発(?!)しちゃいました。。。(苦笑)



味は、、、、、




ウチ的には、日本とそんなに変わらなかったです。
でも、ときどき「欧州のマックは味が違う・・・」って話も聞きますが。。。
(これも教えていただけますか?!)




ルーマニア最初の食事がマックだったのは、食の楽しみを求めてた点では失敗だったかもしれません。

でも、旅行ネタとしては、ある意味「意表を突いた」面白いものだったかもしれませんね。。。(苦笑)



そして、食べ終わってから、、、、、

これ、持ち帰りました。




トレーに敷いてある広告?!
もちろんルーマニア語。

これを持ち帰るのは、もしかしてウチだけ?!



でも、いい自分へのお土産になりました!(爆)

夏の空の下、ブカレストを歩き始めました!

2009年04月01日 23時52分36秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
2005年8月25日

お昼少し前、ホテルで少し休んでから身軽になって外へでました。




とにかく直射日光がまぶしく暑いので、まず売店で水を買い、、、
(確か1本50円くらい)


冷えた水がおいしいっ!!!



そして向かったのは、、、




「革命広場」。



今年で、もう20年になるんですか、、、
(訪れた時は16年前)

ここで革命の波が起こり、そして、、


銃撃戦があったのは・・・



それが信じられないくらい、今、ここはきれいで、、、

そして平和な空気が流れてます。


その激動の歴史の舞台に、こうして来れたこと、、、

なんか不思議な気持ちでした。。。



さらに進むと、、、




大学広場の近くまで来ると、いろんな店が並んで、人も車も多くなり、段々にぎやかになってきました。


他のヨーロッパの街と似たような風景ですが、明らかに違うのは、、、




看板の言葉。

そして、国旗!


こうして、段々、ブカレストにいることを体で実感し始めてきたのです。。。