ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

石と貫

2009-08-03 10:03:03 | 昔話
 資料を読んでいるとよくわからない単位が出てくる。
 
 俗に高知は24万石といわれる。

 しかし貫という単位もあるんです。

 面積なんでしょうが、調べてみました。

 1石は1反ですから、10石で1町です。これは地高ですから実際いくら取れるのかは関係ないのです。24万石だと2万4千町の土地高なのです。

 1貫は3反16代4歩だそうで、3反が900歩、16代が96歩、これに4歩を加えて1000歩(坪)になるのです。3000貫は300万歩で反に直せば1万石。

  余計に解らなくなったような気もしますが、順番に電卓をたたいて見ましょう。

 安芸は5000貫。1万6千5百余石といったところです。

 単位の根拠がどの辺りにあるものか、解らないのですが、そのまま受け入れるしかないようです。

M法に慣れすぎた頭にはどうにも複雑です。
 1尺は・・・・・。
 ちなみに、1石は10斗で100升で1000合ですね。